中村 日出夫…なかむら ひでお、1913年6月16日
拳道会の総帥
拳道会の求道的な修行方法や中村先生の凄まじい人生に心打たれた人、是非ご参加くださいませ。
大正2年(1913年)、当時日本領だった朝鮮半島・平壌にて生を受ける。
大正11年(1921年)、9歳の時に、武道家だった叔父の手ほどきを受け、武道の修行を始める。
昭和2年(1926年)、14歳で単身日本本土に渡ったのを機に、本格的に空手を始める。
昭和18年(1943年)、大日本武徳会より六段錬士を授与される。
昭和22年(1947年)、山梨県甲府市で建設業を営む傍ら、空手道場・修得館を設立。
昭和32年(1957年)、山梨県空手道連盟が結成され、初代会長・専任師範に就任。
昭和58年(1983年)、空手道拳道会を設立し、初代会長に就任。
素手で材木を切断する「垂木切り」の演武で知られている。これは、中村の正拳突きや手刀で打たれた材木が「折られた」というよりは「切られた」ような滑らかな断面になることから名付けられた。この他にも土管を素手で叩き壊すなど、その技の破壊力は超人的とまで形容されている。
2013年1月8日、1世紀に及ぶ修行を終えられ天に帰られました。永眠99歳。中村先生のご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。