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LES HASUMIENS−蓮實 重彦

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詳細 2020年8月29日 10:01更新

えっと・・・HASUMIENのコミュがなかったのでつくってみました。
蓮實 重彦のはあるんですよ。でもそうじゃなくてこれはHASUMIENのです。違いは・・・ま もう少し洒落に、かつパロディちっくかつ反=制度的にやるって感じ?争う気はありません(笑)
もう一つのはこちら。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=21465

でネットページはこちら。

http://www.bekkoame.ne.jp/~verite/hasumien.html

なんといってもあの饒舌な言語的襞に内包され、いつしか彼の優雅なレトリックに懐柔されるという豊饒な言語体験は何にも変えがたい至上の読書体験であり、ユーモラスかつインテレクチュアルな言語群の海に眩暈をおぼえながらもたゆたう愉悦というか、快楽というか、は彼以外の文章では味わうことの出来ないまさに日本の誇るべき学者かつ映画評論家であると思います。彼の著作群に触れる悦びというものはいかに事物がさもかくあるものであるか、というイメージ、あるいは固定観念に覆われているものかということを教えてくれ、さらにそれが柔らかいながらも鋭い知性を秘めた言語群によって、解体され、解きほぐされて、また言語によって組まれなおされるところではないでしょうか。あくまで懐柔かつ晦渋さにほろほろ翻弄させられます。
ちなみに彼の著作では「表象批評宣言」が好きです。

「それは、書物が誰にも書け、誰にも読める言葉からなっていることの当然の帰結として持っているはずの微妙な肌触り、体温、呼吸、脈博といったものを、そのほんのわずかな変化をも見落とすことのない繊細さによってうけとめ、ゆっくり時間をかけてその流れに同調することで潜在的な意味をきわだたせたり、かと思うと、無意識のみに許された大胆さによってその流れを断ち切り、書物自身も知らずにいた言葉の発話能力を唐突に開示させてみてるといった振舞いなのである。そうした批評家の大胆な繊細さによって読まれるとき、作品は、持続と瞬間とが矛盾なく共存し、言葉が思考の翻訳ではなく、思考力そのものの震えとして、無媒介的な意味を告げる運動となるだろう。」
     「凡庸さについてお話させていただきます」より
              
まだ未熟ものですが、勉強させていただきながら、コミュを広げてゆきたいと思っています。しばらくはだべだべですね。

あと トピは別にHASUMIENそのものでなくとも、その周辺でもよいです。

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開設日
2005年10月21日

6777日間運営

カテゴリ
学問、研究
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