Ｊ・Ｊ・ジョンソン

詳細 2014年5月28日 16:15更新: ジャズトロンボーン奏者、Ｊ・Ｊ・ジョンソンのコミュニティです。

○Ｊ・Ｊ・ジョンソン(James Louis Johnson)

１９２４.１.２２、インディアナにて誕生。

モダン・ジャズにおけるトロンボーンの第一人者であり、
時に｢トロンボーンのチャーリー・パーカー｣と称されることも

’４０年代、ベニー・カーターやカウント・ペイシーなど、
名門ビッグバンドに在籍、キャリアを重ねる。

’５０年代、トロンボーンによるビバップ奏法を確立。
自身のコンボを率いる一方で、’５４年には、
白人トロンボーン奏者、カイ・ウィンディングとのユニット
｢J&K｣を結成し、高評価を受ける。

’６０年代も精力的に活動していたが、’７０年代に入ると、
その作曲能力・編曲能力を買われ、表舞台からは一旦姿を消す。

’８０年代には演奏者として復帰し、円熟したプレイを見せるが、
ガンに冒され、２００１年、病苦によって自殺。

その理路整然としたインプロヴィゼーションと、
スライドであることを感じさせない正確無比なプレイから、
しばしば｢超絶技巧｣の代名詞としても取り上げられる。