日野車中の名車の1台と自負しております。
*RE系は路線バスに主に使われたが、RC系は路線バス以外にも観光バスにも広く使われ、帝国、金産以外にも富士、西工、川崎(1972年まで)なども車体を架装している。帝国、金産は1969年以降共通の設計でバスを製造しており、細部のわずかな違い以外のデザインはほぼ同じである。
なお、帝国、金産の両社は1975年4月に合併し、日野車体工業となり、合併後RE/RC系などの大型バスは旧帝国の横浜工場で生産されている。
*1977年秋にRE/RC系はエンジンの出力アップを中心としたモデルチェンジが行われた。RE系はEB400型(190ps)となり、RC系は直噴式ER200型(225ps)となった。従来のサブエンジン式の冷房から、直結冷房(エンジンに冷房の動力を送るためのコンプレッサーを設置する方式)搭載を考慮して、これらのエンジン出力アップが行われた。
ホイールベースはRE101・RC381(4.8m)、RE121・RC301(5.2m)、RE141・RC321(5.67m)の3種類が用意され、エアサス車には型式末尾に従来と同様にPが付く。なお、ホイールベース4.8mのRC系は当初設定されておらず1978年に追加された(しかし、エアサス車は型式認定を取得せず1982年まで改造扱い)。
困ったときには