■■■■■■■■ 自動演奏ピアノについて ■■■■■■■■
ここは自動演奏ピアノ、最近ある電子制御のものではなく、ロールペーパーやブックなどを使った「機械式」の自動演奏ピアノのコミュニティです。つまり、MIDI信号のような、電子信号として残ったデータを根拠にしたものではなく、穴をパンチングされているミュージックロールペーパーを利用し、その穴の開き方で演奏が再現されるピアノのことで、以下のような種類がありますが、特にこのコミュニティでは、「リプロデューシング・ピアノ」にスポットを当てていこうと思います。
■プレイヤーピアノ(一番基本的なもの)
■オートマティックピアノ(コインによって作動させるもの)
-ニケロディオン(オーケストリオン)
-シーバーグ(オーケストリオン)
■エクスプレッションピアノ(演奏に表情をつけることの出来るもの)
■リプロデューシング・ピアノ(演奏者の演奏を再現できるもの)
-Aeorian(エオリアン/Duo-art(デュオアート))
-AMPICO(アンピコ)
-Welte-Mignon(ヴェルテ・ミニヨン)
ちなみに、下に行くほど高価なものとなっており、リプロデューシングピアノは当時としても、大衆層を完全無視し、上流階級偏重でマーケティングが行われたほど、相当高価なものでした。1900年〜1925年頃まで特に珍重され、ストラヴィンスキー、グリーグ、ドビュッシー、プロコフィエフ、ホロヴィッツ、ラヴェル、ラフマニノフ、リヒャルト・シュトラウス、ジョージ・ガーシュイン等、多数の作曲家の自作自演や、名ピアニストの演奏が、現在に至るまで遺されています。
当時は蓄音機が発展した時代でもありましたが、まだまだ「楽器の音」を最高の品質で再現するのは難しいという状態でした。そこで、リプロデューシングピアノのピアノロールとして、自らの曲や演奏を残すことを好んだ演奏者・作曲家もいたようです。
■■■■■■■ 管理者とコミュニティの方針について ■■■■■■■
管理人、Lunar-Kは特にリプロデューシングピアノと、コミュとは外れますが、オルゴール等、自動演奏楽器全般に明るいヲタクです。宜しくお願いします><b
このコミュニティを、自動演奏ピアノが聴ける場所の情報や機器の状態・品質、レビューの交換、また、そこでリクエストした曲のリストとレビュー(ひいてはこれで展示場所ごとの所蔵ロールペーパー曲目リストが作れたら最高かなと思っています)等、情報交換の場として皆さんに活用していただければと思い、作成いたしました。是非、活発なコミュニケーションをしてみてください。