フレデリック・バスティア(Claude Frédéric Bastiat 1801−1850)
1801年、フランス南西部アキテーヌ地方のベイヨンに生まれる。
9歳で孤児となり、父方の祖父母によって育てられる。17歳のとき、
家業の貿易商に専念するため学校を中退。以降、貿易商として成功す
る。貿易商として得た政治・経済の知識を生かし晩年の僅か5,6年間の
間に膨大な量の著作物を残す。1848年と1849年には国会議員にも
選ばれたが、自身のリバタリアニズム思想を広めるためのフランス全土
演説旅行中に結核にかかり、1850年、ローマで亡くなった。
代表作は『法』、『見えるものと、見えないもの』、『経済調和論』、
『経済的詭弁』など。
マルクスがその著書『資本論』等で、「“俗流経済学”擁護者の中で、
最も浅薄な、したがって“最も成功した“代表者」などとことある毎に
罵るほどの人物であるが、長らく本国フランスでは忘れ去られていた。
しかし、アメリカでは全集が発売され、その序文をF.ハイエクが書き、
故レーガン大統領が最も尊敬する人物や愛読書としてE.バーク、
ハイエクなどとともにバスティアを挙げる等、アメリカの保守派や
リバタリアンの間で今なお熱狂的に支持されている人物の一人である。
↓著作の英訳が読める
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↓日本語では邦訳『法』も読める、きゅうりさんの以下のサイトが詳しい
http://
(ブログの方も素晴らしいです)
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