若乃花の横綱としての初優勝を決定戦で阻み存在感を示した若武者もベテランの域に達しました。カド番の回数と優勝回数は大関としては屈指の記録です。まさに、記憶にも記録にも残る名大関として大成したと言っていいでしょう。
千代大海が入門して間もない頃に九重親方は千代大海の素質を見抜き「琴錦のような力士を目指してほしい」と語っていました。今や名大関として君臨する千代大海は親方の期待をも上回ったといっていいでしょう。
何度か綱取りのチャンスもありましたが、モノに出来ず現在に至ります。年齢を考えるとこれから横綱は難しいかもしれませんが、もう一度優勝を!というのはファン共通の願いなのではないでしょうか。
名大関よ今一度見せ場を!!