とある人物の自宅付近の公園で行われる、野球っぽい競技。
基本的にルールが曖昧、得点計算が曖昧、プレー人数まで曖昧、しかし目的だけは常にはっきりとしている。
その目的とは、ホームランを打つ若しくは打たれること!
一応、曖昧な中でもはっきりとしているルールだけでも書いておきます。
*ルール
1.必ず球場はアノ公園のみ。
2.参加人数は最低でも2人以上。
3.使う道具はゴムボールとカラーバットのみ。
4.3アウト制。
5.空振りは1回で三振。
6.ファールは3回で三振。
7.基本的に、打球が何かに当たればアウト。
8.打球が何かに当たる前に、打者が当たれば自打球ファール)。あたりが悪かったときには、当然打者は打った瞬間に打球に向かって走りだします。極端な話、フライをあげてしまっても、野手に取られる前にジャンプして打者が触ればファールです。
9.野手は、2バウンド以降のボールは股の間から手を出してとらなければいけない。普通にとればヒット扱い。
10.残塁なし。満塁で終わったら、次の回も満塁からです。
11.ストライクゾーンは打者次第。ど真ん中でも、打者が自信満々に見逃して、「ヨシッ!」と言えばボールです。
12.フォアボールの場合、ノーカウントになり、投手は利き手じゃないほうの腕で投げる。またフォアボールの場合、さらに下手投げを強制される。
↑は、まぁ基本ルールと言えば基本ルールですが、対して重要ではありません。勝敗を決めるのは下の項目です。
13.レフト方面の細い道路を隔てて建っている、『おやじん家(おやじんち)』にぶち込めばホームラン。
14.ホームランが出た場合、打たれた投手が必ずインターホンを押し、「すいません、ボールが入っちゃったんで取っていいですか?」と言う。
15.3回目くらいから、おやじの怒りが爆発する。
16.「もう返さん!」とか「警察呼びますよっ!」とか言われて、続行不可能になった時点で試合終了。被本塁打王と最後に打たれた投手が負けなんじゃねぇの的な空気になって決着。
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