この “水 〜みんなとつながる〜”のコミュニティは水に対して少しでも興味関心がある方なら誰でも参加できます。(北海道の学生団体である、水環境学生団体WACCA(わっか)が管理しています。)
水の不思議さ、水問題、WACCAの活動紹介、水サイト紹介・・・etc考えていますが、水に関するものならなんでもOKです。
どんどん参加しちゃってください
2008年の北海道洞爺湖サミットに向けて今年の9月に『北海道ユース環境フォーラム〜きっかけは水〜』を開催しました。
協力していただいたみなさん、ありがとうございました。
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水を取り巻く問題
地球上にある我々が利用できる水の量はいったいどれくらいか知っていますか?なんと淡水はたったの2.5%しかなく、残りの97.5%が海水なのです。さらにその2.5%のうち大部分が氷雪であるため実際は地球の全ての水の0.01%しか利用できません。工業用水などを含めて仮に一人一日1トンの水を使うとすれば250億人の人が生きていける計算になります。しかし、アフリカではおよそ10〜100リットルしか使えず、それに比べて日本では2トン、アメリカでは5トンも使用しており先進国の水消費はすでに破綻しているのです。
そしてより具体的な水問題の現状としては、現在60億人の人口のうち17億人が水不足で、水が不衛生のために1日6000人、つまり年間200万人以上の子供たちが亡くなっています。他にも水不足の地域では干ばつ、地下水位低下、湖沼の縮小、湿地の消滅、そしてインダス川では水をめぐる戦争までも起きているのです。
今、さまざまな問題が叫ばれていますが、このままだと人口増加により食糧生産に伴う農業用水の大量消費につながり水が足りなくなります。さらに地球温暖化によって水不足に拍車がかかり2025年には世界人口の2/3が水不足になるとも言われています。そしてその先に待っているのは水や食糧をめぐっての争いなのです。
当然わたしたち日本人もこのような水をめぐる問題に対して大きく関わっています。たとえばバーチャルウォーターの問題です。日本は農産物や工業製品の世界最大の輸入国であり、その輸入品の生産に必要な水を間接的に640億トンも消費しています。その他、日本は生活排水、海洋汚染、酸性雨、漁業などさまざまな問題を抱えているのです。
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水環境学生団体WACCA 団体紹介
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WACCAでは、“Raising Water Awareness 〜水への意識喚起〜”というコンセプトを掲げ、上で述べたような水をとりまく問題について考えて活動している団体です。主な活動は2つあります。
一つは勉強会。日本や世界で起きている水を取り巻く問題や水の文化についての勉強会を毎週行っています。
例)水の衛生、ウォータービジネス、サケの魚道、マリモの減少、水と河童・・・etc
もう一つはフィールドワーク。北海道という自然に恵まれた大地に実際に出て自然を満喫したり、実際に問題が起こっている場所に向かったりと頭だけでなく五感で感じることも大切にしています。
例)北大苫小牧演習林、函館イカフィールドワーク、北大ゴミ拾いツアー、ウトナイ湖、八雲魚道見学・・・etc
その他、様々なネットワークを通じて2005年には日中ユース水フォーラムの企画、2006年には世界ユース水フォーラムinメキシコへの参加、YDPJAPANの参加のほか、他の学生団体との交流も行っています。
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