オーストリアのピアニスト、ワルター・クリーンについて語るコミュ。
ワルター・クリーン
Walter Klien
1928年、オーストリア・グラーツに生まれる。1950年、ウィーン音楽アカデミーに入学。卒業後、アルトゥール・ベネディッティ=ミケランジェリ、ヒンデミットに師事。
1951年、52年、ブゾーニ国際コンクール、53年、ウィーンのベゼンドルファーコンクール、54年、ロン・ティボー国際コンクールに入賞。
モーツァルトの演奏には定評があり、1969年、「ウィーンの笛」賞が贈られている。
また、その音楽功績に対して、1987年にヨゼフ・マルクス賞を、89年に名誉金賞をウィーン市から授与されている。
1990年、NHK趣味百科「ピアノでモーツァルトを」の講師を務めたが、翌91年2月、死去。