「江戸しぐさ」という素敵な話がありました。
〜〜江戸しぐさとは?〜〜
江戸っ子は三代続いて、はじめて江戸っ子とよく言われる。そもそも、江戸の町の成立の経過からして、土着の江戸っ子などはいないのであって、江戸の人々は元はといえば各地から集まった人たちなのだ。そこで、三代かけて磨き上げなければならない江戸っ子の気質こそが、「江戸しぐさ」と呼ばれるものなのである。江戸っ子は自分の見識を尊重した。相手を思いやる事を第一義とした。自分を磨き、そして相手を尊重すること、身分や血筋、門閥に捕らわれず、自由な発想が出来る人間を「江戸っ子」として認めたのである。ここには、江戸時代という封建制のなかにあっても、それに拘束されない、自由人たる江戸っ子の生き様が見えてくる。
「お心肥やし」
江戸っ子は教養豊かでなければならないということをこう呼 んだ。ここでいう教養とは読み書き算盤のほか、人格を磨く 事が何よりも大切なのだという意味合いが強く込められてい る。
「打てば響く」
江戸っ子はすばやく対応することを身上とした。当意即妙の 掛け合い、初対面で相手を見抜く眼力など、その切れ味が真 骨頂とされた。
「三脱の教え」
初対面の人に年齢、職業、地位を聞かないルールがあった。これなどは身分制度を全く意識させない教えであり、相手を思いやる心と、人を肩書きだけでは判断しないという、何事にも捉われない意気込みがみてとれる。
「時泥棒」
江戸城の時計は一分の狂いもない正確なものであった。このため、幕府に仕えている武士ばかりではなく、商人たちも時間には厳しかった。現代でもまったく、同じことなのだが、都会人のマナーというべきであろう。
「はいはい」
物事を頼まれた時の返事は「はい」の一言でよい。一人前の大人に返事を繰り返すことは、目上の人に向かって念をおす行為と受けとられ、してはならない失礼とされていた。
「往来しぐさ」
往来でのマナーのことである。狭い往来をすれ違う時など、ちょっと会釈をし、「肩引き」をして、お互いがぶつからないようにするとか、雨のしずくが相手にかからないように「傘かしげ」をするとかいったような、ちょっとしたエチケットのことをいった。こんな素振りも粋にみえる。
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日本で忘れられてイタリアにある事や、
いやいやまだ日本にもこんな事あるとか、
あーこんな失敗あった、
あーこんな楽しい事あった、
あーあれ美味かった、
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