佐々木たづ、三好碩也の絵本「子うさぎましろのお話」
クリスマスの日、白うさぎの子「ましろ」も、サンタクロースのおじいさんから贈り物をもらいました。
けれどもっと何かほしくなったましろは体に炭をこすりつけて黒うさぎになりすまし、もう一度おじいさんに会いにいきました。
おじいさんは黒うさぎはましろだと知っていましたが、ましろに小さな「たね」をひとつくれました。
しかし帰り道、ましろは、おじいさんに嘘をついたことをくやみ、たねを神様に返そうと、雪をほって、森の土の下に大切にうめました。
やがて春がきて、たねをうめたところから一本の木がのびだしました…。