没後20年以上経過した今も衰えることのないその人気。
巨匠エミール・ギレリスを賛美する者のためのコミュニティ。
「鋼鉄のピアニスト」と呼ばれ、その完璧なテクニックから生み出される音楽は比類なきもの。
冷徹である、と呼ばれることもしばしばあるが、モーツァルトを聴いてもわかるように決して技術だけのピアニストではない。
【略歴】
エミール・ギレリス(Emil Gilels)
1916年10月19日、ウクライナのオデッセイでユダヤ人の家庭に生まれた。6歳でピアノを始め、1930年にオデッサ音楽院に入学し、1933年には僅か17歳で全ソ連ピアノ・コンクールに優勝した。
1935年にオデッサ音楽院を卒業すると、モスクワに移住、有名なネイガウス門下となる。
1938年、22歳でイザイ国際コンクールで優勝(コンクールにはなんとベネデッディ=ミケランジェリも参加していた)した。冷戦時代のソ連にあって、西側で演奏活動を許された最初の音楽家であり、1947年からヨーロッパで演奏旅行を始めるようになると、瞬く間に名声が広がり、その強靭なタッチと完璧なテクニックから「鋼鉄のピアニスト」と称された。
日本にも度々訪れている。ドイツ・グラモフォンには定評のあったブラームス、シューマン、ベートーヴェン、モーツァルト等を中心に多くの録音を残した。1985年10月14日、モスクワで亡くなったが、ベートーヴェンのソナタ全集も後6曲を残すのみだった。
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2008年3月9日追記
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