- 詳細 2023年5月13日 09:48更新
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黒亭のコミュニティです。
1957年創業の熊本ラーメンを代表する老舗（#黒亭）
熊本ラーメン 黒亭(こくてい) 二本木本店@熊本県熊本市
・玉子入ラーメン 950円
・Cセット(餃子&チャーハン) ＋480円
1957年(昭和32年)創業の熊本ラーメンを代表する老舗「黒亭(こくてい)」。
創業者である平林武良さんは元々画家志望だったが、同じ熊本ラーメンの老舗「こむらさき」(1954年創業)でラーメン作りを修業した後、1957年に独立。画家時代、黒色の絵の具が好きだったので、それにちなんで店名を「黒亭」としたそうだ。
長らくJR熊本駅近くの二本木にある本店のみで営業していたが、2017年に下通店、2019年にはサクラマチ熊本店、ゆめタウン光の森店をオープンし、現在は熊本市内に4店舗で営業している。JR西熊本駅の方にある「黒亭 力合店」は支店ではなく、本店で修行したお弟子さんが25年以上前に独立した暖簾分け店。
ＧＷの休日の10:15にお店に到着したところ開店待ちの先頭をゲット。もっと行列を予想していたので臨時休業ではないかと心配したが、そんなことはなく、その後、続々とお客さんが訪れて、10:30の開店時点には20人以上の行列になった。
店内入口に券売機あり。券売機左上のお店イチオシメニューはラーメン+生卵トッピングの「玉子入りラーメン」(950円)。その他、各種トッピングや餃子やチャーハン、そぼろ丼などサイドメニューもあり。
「玉子入ラーメン」(950円)と餃子&ミニチャーハンの「Cセット」(+450円)をチョイス。玉子入りラーメンはゆで卵ではなく、生卵の卵黄が2個入った珍しいトッピング。玉子が大好きだった初代女将が考案したそうで、卵黄がスープに混ざらないようレンゲですくって中で割り “すきやき”のように麺やチャーシューを玉子に絡ませて食べるのがオススメだそう。
白濁した黄土色のスープは丁寧に下処理して脂を取り除いた豚の頭骨を使い、職人が1日かけてじっくり手作業で炊くことで、濃厚でコクがあるがすっきりした後味が特徴。スープに浮かぶ黒い粒々は熊本ラーメンの名物の焦がしニンニク油で、ほろ苦さと独特の風味が食欲をそそる。
麺は自家製の中太丸型ストレート麺で、石臼挽き粉と小麦粉数種をブレンドして打っている。チャーシューは創業時から使われる秘伝のタレに漬け込んだ豚肩ロース。その他、キクラゲ、海苔、青ネギがトッピング。ゆでモヤシは標準のラーメンには入っていないが、玉子入りやチャーシューメンには少量追加される。
餃子はパリパリの羽根のついた小ぶりな焼き餃子。炒飯はチャーシューとネギ、卵のシンプルな具材で、焦がしにんにく油の風味がアクセント。紅生姜ではなく福神漬けが添えられている。
