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白髪 一雄

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詳細 2019年10月8日 01:43更新

白髪 一雄 :
Kazuo Shiraga

(1924−2008 )


足で描く「フットペインティング」や「泥と格闘するパフォーマンス」など、日本における”アクション・ペインティング”の先駆者。

 兵庫県尼崎市西本町に生まれる。両親は呉服商を営んでいた。1937年尼崎中学に入学、絵画部で活動する。1942-1948年京都市立絵画専門学校で日本画を学ぶも、外山卯三郎の『二十世紀絵画大観』『純粋絵画論』等の著作に啓発され洋画に転向、伊藤継郎に師事する。当初は新制作学派に属し、童話的な主題による具象画を発表するが、のち画風を急速に抽象へと展開。1952年、金山明・村山三郎・田中敦子らと前衛芸術集団「0会」を結成。同年発足した吉原治良らの「現代美術懇談会」の会合に出席する一方、「脈」のシリーズを制作する。1954年、足による最初の作品を「0会」展に出品。同年吉原治良が「具体美術協会」を結成すると、「0会」のメンバーらとともに参加。その中心的存在として、第1回展では泥土の中でもがくというパフォーマンスを発表して世間を驚かせた。1957年に来日したアンフォルメル(非定形)の提唱者ミシェル・タピエより絶賛されたことで一気に注目を集めるようになり、その後もアメリカの作家アラン・カプローによってハプニングの先駆と位置づけられる。この頃から天井からつりさげられたロープにつかまり、キャンバス上を素足で滑走して絵の具を広げるなど、画材への直截的な肉体の働きかけの痕跡をタブローの新たな技法として作品を発表する。1972年「具体美術協会」の解散後は個展を中心に活動し、絵画の枠組に対する問題を提起し続けた。大画面に分厚い絵の具が渦巻く作風は人の心を深いところで掴むと評され、「熱い抽象」と称された透徹した理性を併せ持った作品で国際的にも評価が高い。また比叡山延暦寺で修行し、天台宗の僧になった異色の人でもあった。

2008年4月8日逝去。





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2007年2月14日

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カテゴリ
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