韓国ロックの金字塔、サヌリム!77年にデビューした金昌完(チャンワン)、昌勲(チャンフン)、昌翼(チャンイク)3兄弟のロック・バンド。デビュー曲「アニボルソ」が大ヒット、兄弟三人では、1983年までに、レギュラーアルバム9枚(アルバムタイトルはなく、それぞれ1集、2集、3集…と呼び習わされている)と、ロック童謡集3枚を発表。弟二人、昌勲はヘテ食品、昌翼は大宇自動車に就職し、バンド活動を離れる。長男、昌完はDJ、俳優などのタレント活動の傍ら、1984年の10集〜1993年の12集まではソロプロジェクトの形でサヌリムを継続。96年に、久々に3人そろってのアルバム、13集を発表、また、それまでの12枚のアルバムを8枚にコンプリートしたボックスセットも発売。96〜98年までは兄弟三人での活動が復活。そして、2005年の5月28日には、久々の三人揃ってのコンサートを開催。その際に、ヘルプとして日本人ギタリスト、長谷川陽平が加わり金昌完バンドとともに現在も活躍中。
長男、昌完の出演映画・ドラマは「僕の彼女を紹介します」など、韓流ブームに乗っていくつか公開されている。
日本でも、幻の名盤解放同盟の手により、87年ににっかつメディアプロジェクトから、ベスト盤を一枚発表(その後、ソウルレコードより同盟選曲による4枚のベストアルバムとして韓国で発売)、また、96年に発売されたボックスセットが、オズディスクから発売の予定だがストップ中。
その音は、昌完のファズギターが炸裂したハードかつ、サイケなナンバーから、心に染み入るバラードまで多様性に富んでいる。韓国の若手ミュージシャンからは、韓国における元祖パンクとしての評価も高い。また、親の世代から子供の世代まで、幅広い人気を今でも集めている。
2008年1月29日、カナダのトロントで三男、昌翼氏死去。それでもサヌリムはまだまだ続く。
と、いうわけでサヌリム好きのあなた、その魅力を存分に語っていただきましょう!
※はじめまして、のトピもありますが、管理人としては皆様とサヌリムの出会いが気になるところ。ということで、手始めの書き込みはこちらへどうぞ。
サヌリムとの出会いは?
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(呼称の‘サヌリム’ですが、韓国語の日本語表記は難しいのです、ローマ字だと‘sanullim’なんですが、とりあえず一般的に呼び習わされている‘サヌリム’で表記しております)