シモン・ホセ・アントニオ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ボリバル・イ・パラシオス(Simón José Antonio de la Santísima Trinidad Bolívar y Palacios, 1783年7月24日 - 1830年12月17日)は、南アメリカの諸国をスペインから独立に導いた軍人、政治家。
非常に情熱的で、理想主義者であったといわれている。また、文筆の才能にも優れていた。特に、若い頃にモンテスキュー、ルソーの思想に触れ、ナポレオンの戴冠式に出席したことが、後年に大きな影響を与えたといわれている。
彼の名は、現在でも南アメリカ各地に大きな影響を与えている。すでに述べたが、ボリビアの国名の由来であり、ベネズエラにはボリバルの名の付いた都市(シウダ・ボリバル)があり、カラカス最寄りのマイケティア国際空港はシモン・ボリバルの名を合わせ持つ。ベネズエラの地図作成の役所は「ベネズエラ地理院シモン・ボリバル」を正式名称とする。カラカスのボリバル広場と、ボゴタのボリバル広場は、それぞれベネズエラとコロンビアの首都の中心広場である。その他各国の州、都市、街区、街路、大学など、ボリバルから名をもらったものはおびただしい。ベネズエラの通貨の単位はボリバルで、紙幣の肖像画も多くはボリバルのものとなっている。ベネズエラの大統領ウゴ・チャベスはボリバル主義を唱えて国名に「ボリバル」を挿入した。
(wikipediaより)
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