「ブラジルに渡ったドキュメンタリー屋さん」
(『岡村淳のオフレコ日記』URL:http://
岡村淳さんのドキュメンタリー作品をとりあげるコミュニティです。
上映会のおしらせや、最新作等のニュース、または岡村さんのドキュメンタリーのファン同士の交流の場所になれば、と思っています。
★★★開講記念・講師書き下ろしプロフィール★★★
(『開講』にあたり岡村さんみずからプロフィールを書いてくださいました。深謝。)
岡村 淳(おかむら じゅん)
在ブラジルの記録映像作家。
小型ビデオカメラを用いて、撮影から編集までをひとりで行なう。
主なテーマは中南米の日本人移民と、ブラジルの社会・環境問題。
作品の公開は、作者立会いの上映会を前提としている。
1958年、東京都目黒区出身。
早稲田大学第一文学部卒業。
日本各地の考古遺跡発掘、山村の民俗調査、台湾の少数民族訪問などを通して、現代日本に残る縄文文化的要素を探る。
1982年、日本映像記録センター入社。
日本のテレビドキュメンタリーの祖・牛山純一代表にドキュメンタリー作りを叩き込まれる。
処女作は「すばらしい世界旅行」『ナメクジの空中サーカス 廃屋に潜む大群』(1983年放送)。
1983年より継続して南米取材を行なう。
『大アマゾンの浮気女 最後の裸族地帯』等で、アマゾンのインディオ、大逆流ポロロッカ、吸血コウモリなどをお茶の間に紹介。
1987年、フリーとなり、ドキュメンタリー移民としてブラジルに移住。
日本の民放各局のドキュメンタリー番組のディレクターを担当。
1991年、小型ビデオカメラによる単身取材に開眼。
朝日ニュースター、東京MXテレビ、NHKなどで作品を発表。
1997年より自主制作を開始。
「郷愁は夢のなかで」(1998年)から「アマゾンの読経」(2004年)にいたるブラジル無縁仏3部作、「橋本梧郎南米博物誌」シリーズ、「赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み」(2002年)「KOJO ある考古学者の死と生」(2006年)などがある。
最新作はブラジル南部パラナ州奥地の小さな町・アモレイラの貧しい家庭の子どもたちのための託児所を1年間かけて取材した「あもーる・あもれいら 第一部」がある。