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反米保守

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詳細 2023年7月19日 01:40更新

反米保守(はんべいほしゅ)とは、反米の立場をとる保守のことであり、特に近年の日本の外交を対米従属外交として憂う思想をさすことが多い。主に西部邁が唱えた。

傾向として、「ヤルタ・ポツダム体制打倒」を掲げる新右翼に似ている。親台派・親アジア(中国、北朝鮮を含まない)派が多く、米国・中国・北朝鮮・ロシアなどの近隣諸国に批判的で、日本の伝統を重んじる傾向にある。韓国に対しては、北朝鮮に対する太陽政策に批判的で、北風政策を支持している。外交では、拉致問題の早期解決の為に経済制裁を発動する意見が多く、対中・韓においても、領土問題や歴史認識等で批判的な立場を取る。また、台湾・東トルキスタン・チベット・南モンゴル・満洲の独立を支持している場合が多い。しかし感情論のみの反中・嫌韓論的な意見には、批判的である。靖国神社問題では、8月15日以外の参拝は意味がないとし、中国との取り引きのため8月15日以外の参拝なら、中止してかわりに日本の安保理常任理事国入りを支持してもらうように主張もされているが、実現性を無視したナイーブな主張との見方もある。また、国連を「アメリカの代弁者」であるとして脱退を主張する論もある。

歴史認識では、太平洋戦争(大東亜戦争)に肯定的で、日中戦争(支那事変)に関しては、日華両国や中国共産党それぞれに責任があると考えているが、南京大虐殺や三光作戦などは中国政府や台湾国民政府のプロパガンダという認識をしている。さらに大東亜戦争に関連して、日本を戦争へと追い込み空襲・原爆投下などの残虐行為を行い、遂には日本を占領して憲法を押し付けたとしてアメリカを批判し、反米の一つの根拠としているほか、日本が大東亜戦争を通じてアジア諸国の独立を援助したとして評価し、現在の日本もアメリカを離れ、アジア諸国との共存の道を歩むべきだと主張する。この点は戦前の大アジア主義と類似している。

反米の姿勢が特に顕著に現れている面として、イラク戦争を侵略戦争と認識、対米従属を懸念する。この点は、保守であってもイラク戦争を支持・肯定する立場とは相容れない部分であり、親米保守との大きな対立点となっている。多くの保守派がイラク問題において対米従属になびいていると批判し、反米こそが真正保守であるという人もいる(西部邁など)。

郵政民営化や皇室典範改正など小泉内閣の政策の多くに対して日本の伝統的な慣習を破壊するという理由から反対で、憲法改正には賛成だが、それによる対米従属強化を警戒し、日本の真の独立(自主独立)を志向している。そのため核保有に対して肯定的。郵政民営化に反対したため、2005年の解散・総選挙で自民党執行部に「刺客」候補を送り込まれて落選した城内実は自らの立場を「真正保守主義」、「革新的な保守主義者」であるとして、「最近の規制緩和路線、市場原理主義、株式至上主義の行き着くところはアメリカ型の格差社会である。格差が広がりつつあることは、現場の声を聞けば明らかである」と小泉内閣を激しく批判し、月刊『現代』2006年7月号誌上で平沼赳夫、関岡英之との鼎談「アメリカ崇拝政治を排し、保守を再生せよ!」を行っている。

主な反米保守著名人
小林よしのり 業田良家 西部邁 関岡英之 勝谷誠彦 佐伯啓思 小林至 紺谷典子 藤原正彦 小堀桂一郎 長谷川三千子 松原隆一郎 副島隆彦 東條由布子 平沼赳夫 城内実 森岡正宏 小林興起 松原仁 松山政司 鴻池祥肇 荒井広幸 橋下徹 東谷暁 佐藤洋二郎

関連する雑誌類
発言者(廃刊) 表現者 わしズム(休刊)

(WIKIより)

2007年1月25日に参加者100人突破!
2007年5月11日に参加者200人突破!
2007年9月17日に参加者300人突破!
2008年7月25日に参加者400人突破!(確認)
2010年4月24日に参加者500人突破!(確認)

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2006年11月21日

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カテゴリ
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