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19世紀末のロンドン。発明家のフィリアス・フォッグ(スティーヴ・クーガン)は、王立科学アカデミー長官のケルヴィン卿にけしかけられ、80日で世界一周する賭けをしてしまう。同じ頃、フォッグ氏は使用人兼、被験者としてラウ・シン(ジャッキー・チェン)を雇い入れるが、彼は実は、イングランド銀行を襲った張本人。ラウ・シンは、故郷の村から盗まれた翡翠の仏像を取り戻し、中国へ戻ろうとしていたのだ。ラウ・シンの正体を知らないまま、フォッグ氏は世界一周の旅に出発するが…!
1956年の『八十日間世界一周』は、アカデミー賞5部門を受賞した名作。オリジナルに大胆な脚色を加えて作られた本作は、心からドキドキし、楽しめるエンターテイメント映画だ。どこか間抜けで、それでいて憎めないフォッグ氏にはイギリスのコミック俳優、スティーヴ・クーガン。ラウ・シンにはジャッキー・チェン。紅一点で加わったベルギー人女優、セシル・ド・フランス。一瞬デコボコに見えるこのトリオのやり取りが、とてもテンポよく心地よい。
さらに、脇を固める俳優陣は、ジム・ブロードベントやユエン・ブレムナーらイギリス組と、カレン・モクら香港組、オーウェン&ルーク・ウィルソン、キャシー・ベイツらアメリカ組に、アーノルド・シュワルツェネッガーも参加。中でも、ハリウッドで充分にその魅力が発揮されていなかったジャッキーのアクションは、香港時代をほうふつさせて、思わず興奮してしまう。
監督
フランク・コラチ
出演
スティーヴ・クーガン
ジャッキー・チェン
セシル・ド・フランス
ジム・ブロードベント
ユエン・ブレムナー
カレン・モク
アーノルド・シュワルツェネッガー
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