Raz Mesinai/Badawi/Sub Dub

詳細 2016年5月7日 00:13更新

本名：Raz Mesinai（ラズ・メシナイ）は、1973年エルサレム生まれ。

エルサレムとニューヨークを何度も行き来し、中東の伝統的な音楽と、80,90年代のダブやヒップホップ・カルチャーに没頭しながら10代を過ごす。次第に、彼自らがピアノやサンプラーによる即興演奏を行ったり、またはパーカッション・アンサンブル・グループをリーダーとして率いる事でニューヨークの前衛的なダウンタウン・ミュージック・シーンの中心的存在として脚光を浴びるようになる。

彼の作りだすエレクトロニックかつオーガニックな作品は、サウンド・デザインと現代音楽の交差点と言え、ソロユニットの"BADAWI"、またはJohn Wardとのユニットの"Sub Dub"での活動のなかで、それまでにないハイブリットなダブであり、エレクトロニカであり、アバンギャルドなパーカッシブ・サウンドをドロップし、賞賛、評価を受けた。また1999年からは本名である"Raz Mesinai"名義で、John Zorn主宰のレーベルTzadikから3タイトルのリリースもし、Eyvind Kang、Mark Feldman、Mark Dresser、Mark Ribot、John Zorn、Shelly Hirsch、Elliott Sharp、Zeena Parkinsなど多数のトップ・ミュージシャンとの共演を果たしている。2001年にBADAWI名義でリリースされたアルバム『Soldier of Midian』(ROIR) は Arts Electronica Festival賞を受賞し、2002年にはリンカーン・センターで行われた、ブルックリン音楽学校主催のフェスティバル"Next,Next Wave"に招致され、最大の呼び物となった。2004年、彼の卓越さえたセンスは映像世界へも進出し、Sundance Composer's Labの評議員となり、John Adams、Osvaldo Golijiv、Thomas Newmanなどのワークショップに参加したことをきっかけに、現在では多数の映画に楽曲を提供しフィーチャーされている。

https://www.discogs.com/ja/artist/9841-Badawi

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