パソコン通信の時代からこのバーチャル・バーは開いていた。
大人の男女が顔をだし、小説や映画、苦しい恋の話、ワインやお酒を飲みながら流れてくるジャズに耳を傾け、会話を楽しむ店だった。しかし、ワインはもちろんスコッチ、アイリッシュ、バーボンを飲めない男が増え、彼らはガキのように「ビール!」と叫ぶ。そんなの酒じゃねぇぞ!って小声になる。
一方女たちは禁断の恋に酔い、一人カウンターで悩みを語りながら寝てしまう。誰も迎えに来ないが朝の日差しに抱かれて、「また来るわ!」と言いながら二度と来ない。
まぁ、ミクシイの中の「スピーク・イージィ」としてこのまま開店しておくか・・・
オススメゲーム
困ったときには