シャーロック・ホームズの宿敵。“犯罪界のナポレオン”。
ジェームズ・モリアーティ教授は小説家アーサー・コナン・ドイルが19世紀に発表した推理小説、シャーロック・ホームズシリーズに出てくるキャラクターの一人である。
21歳にして二項定理に関する数学論文を発表し、地方の小さな大学に数学教授の職を得て、「小惑星の力学」という論文を発表するなどその才を発揮したが、同時に、犯罪者としての才も発揮し、それによって職を追われる。モリアーティはその天才的な頭脳により犯罪組織を統べ上げ、君臨し、自ら手をだすことなく、手下に計画を授けることでその目的を遂げる。
モリアーティの人脈は多岐にわたる。作品内に登場しただけで、ポーロック、セバスチャン・モラン大佐、フォン・ヘルダーがいる。彼らはモリアーティに情報や殺人技量、武器などをそれぞれ提供する。情報網は緻密で、ホームズはそれを称して「千本もの糸を張り出したくもの巣の真ん中に動かないで坐っているよう」と言っている。
モリアーティはホームズシリーズの読者に強い印象を与えたが、言及も含めての登場は6作品に留まる。にも関わらず、かくもホームズファンにとって印象深いのは、ホームズが唯一苦戦した相手というのもあるだろう。
(Wikipediaより)
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