Leopold Ritter von Sacher=Masoch(1836-1895)
1836年1月27日ガリツィアのレンベルクに生まれる。
父はレンベルクの警察署長だった。
プラハとグラーツの大学で歴史学を学び
若くしてグラーツ大学の歴史学講師となる。
後にその経歴を放棄し作家業に専念。
主として故郷ガリツィアの農民やユダヤ人の生態をテーマに
数々の物語を書く。その作品の一部に特徴付けられる
精神的、肉体的な苦痛に快感を感じる倒錯は
精神科医クラフト=エービングによって
このマゾッホの名前から取り、マゾヒズムと名づけられた。
*代表作品*
『離婚した女』
『毛皮を着たヴィーナス』
『ドラゴミラ―魂を漁る女』
『残酷な女たち』
『神の母親』
『醜の美学』
『プラトンの愛』
など