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Apple Venus Vol.1コミュの「Apple Venus Vol.1ができるまで」(5)名言集

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いよいよ最後のトピックスです。
もっとも、他のトピックスと同時進行で、
どれもまだまだ「さわり」にしか過ぎませんがね。

ここでは、XTCのインタビューなどにおいて、
心に残った言葉を取り上げていこうと思います。

コメント(21)

(1)いきなり1979年から。

ちょうど、別なコミュニティでも話題が出ましたので、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9334860&comment_count=8&comm_id=1517
ツアー・パンフレットから抜粋です。

「ぼくは、SFに関しては10代で卒業したと思う。
最近は実際にある物事についての本を読んでいる。
幻想はもう欲しくない、事実は、ぼくを充分に刺激するからね。」

ちなみに、写真は1979年のツアーパンフレットの表表紙と裏表紙、それとニュー・アルバムのチラシです。
ひぃーっ!はかまさん!
ニューアルバムのチラシですかいっ!!

「SFに関しては卒業している。事実はぼくを充分にしげきするからね」はアレですね
「自分の音楽意外は聴かない」と同じかも。
インプットは終って、アウトプットに入ったって事でしょうかね?
もしくは、現実だけからインプットする手立てを見つけたと言うべきでしょうか?
「ドラッグなんて要らない!必要無い!無くったって、充分ぶっ飛べる!」とも似てますな!
アウトプットする、音楽を創り出すのに何も必要がなくなった・・・ってことでしょうか。
(2)作曲に関して、他からの影響は?

>インプットは終って、アウトプットに入ったって事でしょうかね?
という、エンジさんの疑問ですが、私はそう解釈しております。

<外界の出来事、例えばポップ・ミュージックのトレンドなどに影響されるか、>
という質問に対して、アンディはこう答えてます。

「ギターを手にしたときから、影響を受けなくなったんだと思う。
ぼくらは一つの種類の花や実がついている樹じゃなくて、
さまざまな花や実がついている樹に育ったんだ。
その樹が好きじゃないなら、それで構わない。
他に気に入る樹を探してくれよ。
流行を追いかけるのは好きじゃない。
自分の尻尾と気付かず追っかけて、くるくると堂々巡りしているみたいなものだよ。」
(宝島1992.5.9)

また、同じ頃、次のような発言があります。

<同時代の音楽に惹かれるものはあるか、という問いに対して>
「今の音楽の中に惹かれるものなんてまったくないね。
流行〈ファッション〉や傾向〈トレンディ〉っていうものは大嫌いなんだ。
流行という意味合いでは、僕らは反キリスト教徒と同じだ。
子どもの時に強烈な印象を受けたんだから、それがチラつくのは仕方がない。
確かにバート・バカラック、ビーチ・ボーイズ、ビートルズが僕らの音の中に影を落とすなら、
それはそれで構わないじゃないか。」
(クロスビート1992.6)

作曲に関して、子どもの頃や、自然と耳に入ってきた音楽を吸収して成長し、
それが体の中で熟成されていくような印象を受けます。

ドラッグなどに頼ることなく、
時代に流されず、また、無理に逆行しないソングライティングがXTCの魅力なのかな、と思います。
つまり、現代XTCが音楽を紡ぎ出す頃にはXTCの中には原石が存在していた。
素直にそれまでの音楽(ビートルズ等の)影響を認めつつ
それらを含みながら原石から音楽が滲み出してきた〜
みたいなイメージでしょうか・・・?

わたくし個人的にはビートルズの亜流だというとらえ方はできませんね。絶対に!
はかまさんはそんな記事やコメントをどこがでお読みになったことはありませんか?
評論家や他人の意見としてですが。
>エンジさん

例えば、「オレンジズ&レモンズ」を、
ビートルズの「サージェント・ペパーズ…」と比較する評論はいくつか見たことがあります。

また、「デュークス…」名義の曲にはモロ「ジョン・レノン風」な曲もあるので、受け止め方によってはそう見えるのかもしれませんね。
幼少時代や青年期に聴いてきた音楽が作曲に影響を与えるというのは当然なことだと思います。
1960年代〜70年代当時の資料や評論を見ると、
ロックやポップを語るときに「ビートルズを抜き」には考えられないでしょう。

実際、アンディは「ポール・マッカートニーやレイ・デイヴィスよりもいい曲を書きたい」との発言もありますから、
相当意識しているのでしょうね。

ただ、正直なところ、何かとXTCとビートルズを比較する評論はいまひとつピンと来ない部分もあります。
リアルタイムでビートルズを知らない私にとっては、
あくまで私にとっては「伝説」なのです。

今後、作曲については別なトピック(できるまでシリーズ<4>Apple Venus Vol.1レコーディング)で触れていく予定です。
ぐぞっ!!
ビートルズでも我々は門外漢なわけですね!
リアルタイムに比較はできないと・・・
(どこまでも遡りにこだわる)
全部を知ってる人なんて居るのかしら?
リアルビートルズファンはXTCファンではないでしょうね。多分。
おじょじょ、そーなんですか!
どーなんでしょうねー?
影響はええとして、ビートルズとの違いというのはもちろんある?
のでしょうかねー。(また想像・・・)
「アップル・ビーナス」聴かなくちゃあ!
(それより、ビートルズをロクに聴いていない。。。あんまし、興味無いんでー)
(3)メロディは限界なのか?

 ポップ・ミュージックになり得るメロディは出尽くした、
いわゆる「メロディ限界論」に対して、
アンディはこう答えております。

「それは違う。そういう連中は怠けているだけだ。
これから取り組むべきメロディはまだ星の数ほどあるよ。

ただ、より冒険的というか、アクロバティックになる必要があるだけで、
自分の声や想像力を少し曲げたり伸ばしたりしてみればいいだけの話だ。
そんなことをいうのは当人達の老け込みと疲労感の表れなのかもね。」

「掘り下げるのは少々つらいけど。自分を露天掘りの鉱脈よろしく扱わなきゃいい。」
(クロスビート1994年8月号)
はかまさん、今でもこんな意見なのでしょうかね?
上記の記事からは十年経ってますが・・・
もし今でもそうなら、その自信の程はスゴイですね!

例えがXTCじゃないので申し訳ないですが
こないだニューオーダーの新しいアルバム聞いたら、変化してるのですね!
ニューオーダーの音でありながら他のことやってました!
なんかニューオーダーがグループサウンズになったような・・・
自分の音を持つ事ほど、強いものはないですよね!
どんな音楽にもチャレンジできる!
「まだまだコイツは終らへんなぁ〜・・・」
ますますやること、挑戦することは逆に増えているって感じ。

んなもんだから、極論ですがXTCも
クリムゾンみたいな曲とか、Vアンダーグランドみたいな曲とか
いろんな方向にチャレンジしたってイイんですよね。
他のバンドの真似しろとか、そのものになれ、とかでなくて
本質は変わらないで変化して行く、ということでしょうか。
『キング・クリムゾンは常に同じであり、
 そして常に変化している』
    ―ロバート・フリップの発言―

おっと、コミュ違いですね。
話を元に戻しましょう。

「XTCは”ブランド”みたいな感じだ。
ある種のクオリティを備えた作品に冠される名前のこと。
多分ギルバート&ジョージ(イギリスを代表する絵画アーティスト)に近いんじゃないかな(笑)。」
(アンディの発言:プレイヤー1999年4月号)
これでも7年前になってしまいますが・・・

XTCという本質は変わらないけども、
そのブランドから次々と新作が発表されていく。
それは、「Spiral」「Say it」を聴けばわかると思います。
(4)欲しいのは何?

インタビューで、「1週間だけ有名人になりたいか」
と聞かれたアンディがこう答えました。

「有名になるってことは、
宵時にリュックサックしょったスウェーデン人がいきなりやって来て、
うちの床で良いから寝かせてくれって言うことだ。

有名になるってことは、
朝4時にオーストラリア人から電話がかかって来て、
オレが好きだと言った曲のイントロを歌って聞かされることだ。」
(フールズメイト 1986 11月号 P30)

名声よりもキャッシュが欲しいのに、実際はその逆だったりする。
そんな不器用さが大好きです。
(5)XTCの野心

「最大の野心は何か」という質問に対して、
アンディはこう答えております。

「大きな野心を持つこと(笑)。
 若い頃は野心満々だったけど、
 今はそういうものが希薄だから
 まるで霧の中をひたすら前に進もうとしている巨象みたいさ。
 だから簡単に実現しないような大きな野心が必要だ。」
       (プレイヤー1999年4月号)

その野心があるからこそ、私たちはXTCの紡ぎ出す音楽に触れることができるわけです。
アンディって今さらながらひねくれていますね。
儲かりたいけど儲かっちゃいけない、堕落するって
言っているんでャないかと・・・
そんな感じに思えます。

お金を手に入れるほうが、ブレイクする方が実は簡単だったりして。
問題はその後のバランスですよね。
それを手に入れたら「もうゴールだ。用事は済んだ」って思うかも。

XTCはキャリアの積み重ねがそのまま少しずつではあるかもしれないけど
確実にファンを増やしていっている、と思います。
わたくしのマイミクさんでも昔から洋楽聴いているのに
今ファンになった方もいますし。わーい(嬉しい顔)
XTCが止まってもファンは止まらないでしょう。
>エンジさん

何が怖いって、
確かにアンディはインタビューで、
「コリンが音楽に興味を無くした」ことを語っていましたが、
当人達が「解散」や「休止」について、
公式に発表や宣言をしていないのに、
ウィキペディアによれば『実質、休止状態』とされ、
コリンも『元メンバー』になっていることなどが、
ネットを通じて広まっていることです。

でも、CDは今でも売っているし、
YouTubeでライヴ映像は見られるので、
これからもXTCの音楽が、
色んな人に広まって欲しいなと思います。

まあ、これは私自身の、「休止しないで欲しい」という、
「希望的観測」も含まれるのですが。
名言集に戻りましょう。


(6)真実はどこ?

「ノンサッチ」の曲、
「ザ・バラッド・オブ・ピーター・パンプキンヘッド」について、

「この歌は真実のために戦う人々が経験することについて歌っているものなのか」
という質問に対して、
アンディはこう答えております。

「真実のために戦う人が勝利を手にすることなんて決してないよ。
 誰も真実なんか捜し求めちゃいけないんだ。手強すぎるね。
 真実を手にすることができないんだから、
 人は代わりのものをでっち上げるのさ。
 そういったさまざまな嘘に囲まれながら僕たちは生きていくんだ。
 宗教も政治も同じだよ。
 多くの人たちが"真実"と"信条"とをゴチャ混ぜにする。
 それも防御のための武器なんだ。
 それは僕らがこの世界にいる理由を捜し求めることでもあるんだ。」

単なる諦念感や、斜に構えた発言ではなく、
私としてはアンディ流の「肩の力を抜いた」発言、
と受け止めております。
ウィキペディアは嘘も含むですよね?
>エンジさん

私としては、「嘘であって欲しい」と思います。
しかし、コリンの音楽活動について、
発表が止まっている、というのも事実としてありますので、
心配なところではあります。

「Say it」を除くと、最近発表したものって、
Pink Floyd のトリビュート・アルバムである、
"Return to the Dark Side of the Moon" では
8曲目の「Brain Damage」に参加しております。
(7)アンディの趣味

アンディの趣味のひとつに、兵隊人形の収集です。

テレビ番組「Play at Home」では、
アンディがせっせと人形にペイントしている映像があります。

「木製の兵隊人形をずっと集めてきたんだけれど、
 それに絵の具で顔なんかを書き入れていくのが趣味だった。
 今じゃ、自分で人形をつくようになって止められなくなった。
 この世の中に本物の兵隊よりも、
 兵隊人形の数の方が多くなればいいのにと思っているんだ。」
   (クロスビート1992年6月号)

 兵隊人形を集めながらも、一方では平和を願うという、
 奇妙な二重性が面白いです。
 
 「イングリッシュ・セツルメント」の、
 「メルト・ザ・ガンズ」と照らし合わせると更に興味深い。

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