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医学倶楽部コミュの医学の諸問題。

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医学の諸問題では、あなたが考えている諸問題を書いてください。
また、それについてのレスもよろしくね。

コメント(13)

長文で失礼します。

医者やっててたまに思います。
この人に薬を出すのはいいことなのか。
この人に手術をすることはいいことなのか。などなど。

薬も手術も人の体を
細胞レベルで、臓器レベルで作り変えることです。
そうした技術の発展で平均寿命が延びたのは事実。
Ca blockerの発売以前と以後で
脳出血の総死亡に占める割合が減ったのも事実。
しかし、ほんとにそれでいいのか?と言う疑問がたまに。

寿命が延びて、周産期死亡率が減って、人は増えました。
しかし、それに伴い石油など、資源の消費も激しくなっています。
環境汚染なども人口の増加にしたがって出現してきたもの。
人の命を救う行為は、果たして良いことなのでしょうか?

例えば、85歳の人が心筋梗塞を発症した。
心筋梗塞に対して冠動脈形成術が行われ、
内服薬治療が行われ、一命を取り留めた。
その人は95歳まで生き、95歳の時に肺炎で死んだ。
人間、85歳にもなると働けなくなります。
人を単なる社会資源としてみた場合、
この人を助けたのは社会にとって有益なことだったのでしょうか?

人の命はかけがえのないもの、と言いますが、
例えば私が明日死んだところで、
社会、世界は滞りなく動いていくと思います。
家族・友人は悲しんでくれるかもしれませんが。
社会全体からみれば、個人なんて小さいもの。
資源は有限であり、人数が増えた分だけ分け前は少なくなる。

そう考えると、医療と言う行為自体に疑問をもつこともあります。

もっとも、医療を一生の仕事として選んだ以上、
出会った患者さんの寿命を延ばすことが自分の役割と
そう言い聞かせつつ仕事をしていますが。
医療の目的は人の命を延ばす事。
そのために、ここまで発展してきたのですから、
医療界のちっぽけな駒に過ぎない私ですが、
少しでもそれに寄与しようと思っています。

でも、どこまで生かしたらいいのか?
全ての治療は結局のところ、延命目的です。
最近、終末期医療について議論が盛んになっていますが、
この議論は全ての治療の適応に関しても通じるものだと思います。

90歳の人のCOPDに在宅酸素療法は必要なのか?
何歳の人であれば、PTCAの適応になるのか?
Stage?の癌ではあるが、原発巣の切除が予後を改善する場合、
手術をしても一生抗癌剤の治療はしなければならない。
そして、延びる余命も2−3年程度の時、はたして
本当にその手術は必要なのか?
などなど。

終末期医療、高齢者・癌患者に対する
積極的あるいは保存的治療に関して、
皆さん、どのようにお考えですか?
せいたと申します。
最近やっと実習で病院まわりはじめました。
そんな自分が意見するのも恐縮なのですが。
社会からみたその人の価値と
家族からみたその人の価値に
大きな隔たりがあるのかと思います。
社会から見たらただの医療費のかかる老人でも、
誰かからみたら大切な母親です。
どちらの価値観を選ぶかは自由ですけど、
自分は、もし自分の親だったらどうしたいかって考えて
治療していきたいと思います。
もちろん無闇な延命は無意味だし、
患者さんによっても価値観は違うと思うので、
患者さんといっしょに、その人にとっての最善の道を
探していくべきだと思うのですが。
世の中そんなに甘くもないですかね。

あと、先日国際保健の先生に教わったのですが、
医療で助かる人が増えると
人口爆発するってわけではないそうです。
今人口が増えている国ってのは大抵途上国で、
乳幼児の死亡率が高いところでは
「この子もいつ死ぬかわからない」と思った親が
子供を多めに生むそうです。
子供が死ななくなると、出産数が減ったという
実績もでているそうですよ。
どんどん助けましょうよ。(^-^)
こんばんわ^^始めまして^^
私は、薬剤師をしています。
前々から思っていたことがありまして、それは
「薬は対照療法でしかすぎない」と・・・。

病気を治すのは結局、本人の免疫力であり、薬ではない。
薬は体にとって、あるべきものではなく、副作用がすくない毒にしかすぎないと・・・。

仕事で患者さんに薬を飲むための指導をしながら、困惑した毎日を過ごしていました。

そんななか、私がみつけたもの。それは、
「分子栄養学」
ビタミン・ミネラルの予防医学。

その学問に期待しています。
ときっこさんの意見、一理はあります。
また、予防医学は健康日本21など、
政府も予防医学への取り組みを始めており、
これから注目される分野だと思います。
それが当てはまる患者さんは例えばNIDDMなどでは
たくさんいると存じます。

しかしながら、
例えば原発性肺高血圧症(PPH)
その他、色々あると思いますが、上記の疾患などは
遺伝的な形質もあり、摂生したからといって防げるものでもありません。進行性で、肺血管の平滑筋が異常増殖する疾患です。
残念ながら、食事療法の有効性は示されていません。
PPHも、薬だけでは不十分で、最終的には移植となりますが、
以前はそれを受けられる以前に亡くなる方が多かったと聞きます。
現在はフローランという画期的な薬剤のおかげで、
病状の進行を遅らせることが出来ます。
この薬のおかげで、移植を受けられる人が増加しています。
確かに、人の体にとって薬は異物ではありますが、
その異物が入ることでやっと
正常人の持つホメオスターシスに近づける人がいる、
という考え方もあるかと存じます。
>>みさっちゃんさん
私が前勤めていた病院でも、高齢の方の入院は多く、90歳にCAGとかやってましたw

>>みさっちゃんさん、せいたさん
そう。身近な人にとって、個人というのはかけがえのない存在です。そう言った人たちのライフサポートは、確かにやりがいのある仕事。私自身、心停止で救急来院された方を担当し、1ヵ月後、その方は歩いて帰られましたが、その時は非常な感動を覚えたものです。救える命は救いたい。医療職である以上、誰しもそう思っていると思います。

命を救うことは、確かに素晴らしいと思います。しかしながら、それにばかり囚われていては、患者の幸せを置き去りにしてしまうことも、本当によくあります。
みっちゃんさんの言う、「時間は少ないけれどやりたいことやって、食べての生活」、これを完全に達成して生きられる人は、残念ながら病人では本当に稀です。糖尿病の食事制限、禁煙などなど、病気を治すこと、あるいは病気と付き合っていくことは、生活をある程度制限しなければならないことが本当に多い。「ついつい間食をとってしまう」「食後の一服は止められない」などなど、特に外来患者さんでよく聞く訴えです。
その方の幸福度は、どちらが高いのでしょうね。我慢せずに短く生きるか、我慢して長く生きるか。家族にとっては、後者なのでしょうが。また、我慢しなくても長く生きられる人も中にはいます。RCTすると、有意に生存率が低下するとは思いますが。
医療者である以上、私は必要であれば生活の制限を指導します。明らかに、そのほうが余命が延びる確率が高いのですから。

救うことを社会的に考えれば、と言うのは不遜な見地だと思いますが、個人の幸せと言うものを考えても、寿命を延ばす=幸せになる、とは行かない場合も多いと思います。しかし、必ずしも矛盾するものでもない。どうすれば一番折り合いがつくか、を日々悩みながら医者やってますw
<シルビーさん

そうですねー。先天的なものだと確かに、もう持ってしまったものは、予防できないですよね。
母親の体内の有害な毒をだすことで、それは防げるものなんでしょうか?
たとえば、水銀とかカドニウムとかを、母親の体内から出せば、先天的な異常を持ってうまれる子供はすくなくなると、思いますでしょうか?

ご意見をお願いします。
母親の体内に有害なものがあれば、もちろん先天的な異常は起こりやすくなります。
ですから、そう言うものを少なくすることで防げる異常はあります。

しかし、遺伝子レベルである一定の確率で起こってしまう先天的異常も多くあり、そう言ったものは遺伝子治療が出来る状況にならないと、なくならないと思います。

後、予防は確実に疾患を防ぐものではなく、疾患にかかる確率を下げるものですから、予防医学が進んでも、一定の割合で後天的な疾患にかかる人は存在すると思います。後天的な疾患でも、遺伝的な素因でなりやすい人、なりにくい人がいますし。
無駄な投薬は慎むべきですが(単なる風邪に抗生剤とかは、よくないです。)、薬を使ったほうがよくなる人は、確実にいると思います。
こんにちは、鍼灸師・アロマセラピーを業としているものです
私が患者を治療する時のスタンスは
本人がどこまで望んでいるかを確認し、そのレベルに持っていくこと。

例えば、肝硬変一歩手前の患者さん(72歳)でも
お酒大好き、しかし腰の周りが痛い
希望は大好きな酒を飲み、大好きなゴルフをして今後の人生を楽しみたい
ちょっとは、お酒を控えるように言いますが、
彼が望むことを出来る体に持っていってあげることを優先します
学生の頃
富士の山の頂上がその人の治癒・症状改善だとしたら
いくつもの選択肢があるはず(登山経路)
その人にあったものを提供し
一緒にゴールを目指せ

若い頃には漠然とこの言葉を受け止めましたが
今は患者に選ばせる、または一緒に選ぶようにしています
なので、鍼灸以外も勉強しました
しかし基本は東洋医学ですが

自分の治癒力を高める

これが私の治療方針です。
はじめまして。中国で中医学を学んでいます。
中医では、自然というものを重視します。
生き物には、運命があります。
遅かれ早かれ死はやってきます。
医療者として、命を救えなかったとしても、痛みや苦しみをできるだけ除く、患者さま自信が納得いくのであれば、病気が悪化することをしててもいいんじゃないかと思っています。それが、幸せならば。ただ、患者様に病気の悪化について、例えば、食事制限の必要性など、きちんと説明し、患者様に選択余地を与えることは必要条件で。

いろいろ意見はあると思います。
私も医療の立場にはいるものの、医者ではありません。
なので、正しいか正しくないかは、わかりません。
はじめまして。くまのプーさんです!私は幼い頃から難病2つと薬の副作用で全身病気だらけです!私はどうせ人生は一回きりだからたとえ病気が悪化したりして死んだりしても好きな事をしないで死んで後悔するよりも好きな事をしたりした方が幸せだし悔いを残さない。って思い医者の言う事は多少聞いてますがこれだけは何としても誰に言われようと辞めるつもりは絶対にありません。私はその方が幸せだと思ってますから…(^_^)v この思いは間違ってますか?だって人間は病気持っていようが無いようがいつ死んだりするか分からないですからね!
「治さない」医者がいる…というのが問題だと思います。

治せない医者…仕方ない部分もあるでしょうが、敢えて「治さない」という領域が医療に存在します。

この分野の存在そのものが問題です。

精神医療…

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