旅のサイドキックコミュの旅メモ１：鎌倉

旅はよいものよいもの、と言いながら、実際にお得意スタイルのバックパックを背負って旅することからは少し遠ざかっておりました。

こういう時心配になるのは、旅をする際に働く動物的な嗅覚、が衰えていくのではないか、ということでした。（私はいつもこの嗅覚に頼って生きています。）
そこで、週末に手帳の首都圏マップをみながら行ったことがないところへ行こう、と決めました。ちょっとした一日旅行。

我が奥さんのアドバイスもあって、いざ鎌倉へ。
東海道線の大船駅から横須賀線へ入ると、もうそこは関東平野とはちょっと違ったいりくんだ景色。どこか奈良や山口と似て、懐かしいような。

駅周辺をぐるっと歩いて、地図を見た所、自転車がうってつけの移動手段のようだったので、レンタル自転車でせっせと移動。鶴岡八幡宮だけは停める場所がないのですが、それ以外の場所では駐輪にも不自由をしませんでした。自転車最高。価格もリーズナブルでおすすめです。
ちょいと駅から離れた大仏がある高徳院にも難なく到着。
そこに至るまでの町並みもお店も様々で、道草をいっぱいくりながら、あれこれつまみ食いをしながら道中を楽しみました。

風が強い日で海まで行くのは見送りましたが、かつて幕府があった土地ながら、その都市の規模は決して大きくなく、なぜここに幕府がかつて存在したのか、実に不思議な感じがしました。閉ざされた地形が、自然の城の役目でも果たしたのでしょうか？

鎌倉に限らずですが、日本の旅先で思うのは本当に親切な人の多いこと。
道を尋ねてもお話を聞いても実に丁寧で、いたれりつくせりでした。

次回は江ノ島周辺までゆっくりと足を伸ばしたいと思います。