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北ドイツもいいよ〜コミュの博物館島 (ドイツで29番目の世界遺産 ベルリン)

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 ベルリンの中心地にあるシュプレー川の中州は博物館島(Museumsinsel ムゼウムス・インゼル)と言われ、5つの博物館が集まっています。世界遺産として登録されているので世界的に有名で日本からもたくさんの観光客が訪れています。

5つの博物館とは、

ペルガモン博物館 Pergamonmuseum
旧博物館 Altes Museum
旧ナショナルギャラリー Alte Nationalgalerie
ボーデ博物館 Bodemuseum
新博物館 Neue Museum


 新博物館は現在工事中で今年の10月16日にオープンする予定なのですが、3月6〜8日の3日間だけちょっと見せてくれるということでものすごい行列ができていました。2〜3時間待ちだとか、、、
 その長蛇の列を横目に見ながら、ペルガモン博物館へ。ここも結構並んでいたけれど、ベビーカーということで並ばずに別の入り口から入れてくれました。

 (写真)シンケルの代表作と言われる、18本のイオニア式の巨大な柱が並ぶ旧博物館。この行列は新博物館まで続いていました。

 

コメント(3)

一番人気のペルガモン博物館では古代の遺跡がたくさん見られます。

見どころ1 「ゼウスの大祭壇」

 古代都市ペルガモン(現在のトルコ、ペルガマ)で発掘されたものをそのまま持ってきて復元したというすごいもの。やるな、ドイツ人指でOK紀元前170年頃のものだそう。これでも実物の3分の1と聞き、そのスケールの大きさにまたびっくり。(写真左)

見どころ2 「イシュタール門と行列通り」

 古代バビロニアの巨大遺跡。写真では何度も見たことがあるけれど、本物は鮮やかな濃く青い色がとても美しく、動物たちの模様は立体的に浮き出ていて、これが紀元前560年頃のものかと思うと、ただただ圧倒されるばかり。(写真右)

見どころ3 「ミレトスの市場門」

 120年頃に建てられたヘレニズム様式の建築物。
(写真左)

見どころ4 「ムシャッタの宮殿のファサード」

(写真右)
見どころ5 「ミフラーブ」

 ミフラーブ (محراب ) は、モスクのキブラ壁(カアバの方向を示す礼拝堂内部正面の壁)に設置された窪み状の部屋というか、わたしは日本の床の間を連想してしまったのだけど、、、。モスクにはマスジド・ハラームを例外として必ずあるものだそうです。
 この博物館にあったものは、ラスター陶器と呼ばれるとても美しいタイルで装飾されていました。ラスターとは英語で「輝き、きらめき」と言う意味で、ラスター陶器は西アジアで生まれた史上最高の陶芸と言われているそうです。確かになんとも言えない輝きをもったタイルでした。

 話はそれるけれど、わたしが高松に引っ越したばかりの時、四国村で人間国宝の加藤卓男と言う陶芸家の展覧会をやっていました。彼はこの妖しい光を放つ美しいラスター彩陶器にすっかり魅了されたそうです。当時、この陶器を作ることは不可能とされていていました。しかし、どうしても自分の手で古代のラスター彩陶器を復活させたいと思い、生涯をかけて研究し復活させ、人間国宝として認められたそうです。確かに人を魅了するような輝きを放つタイルでした。
 これを大昔に作っていたというのがすごいことだと思いました。今のほうがはるかに科学技術が進んでいるのに、古代にそんな技術があったのが驚きです。

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