Sports Barでサッカー観Ciao♪コミュの★Carlos Tévez★

フルネーム★カルロス･アルベルト･テベス　(Carlos Alberto Tévez)

ニックネーム★アパッチェ

国籍★アルゼンチン

生年月日★1984/2/5

出身地★ブエノスアイレス

ポジション★FW(CF,ST),MF(OH)

身長★171cm

体重★75kg

代表デビュー★2004/3/30vsECU

　「ディエゴ･マラドーナの再来」ともてはやされる若手は、世界中のあらゆる地域にそれこそ星の数ほどいるが、マラドーナ自身が己の後継者と認める選手はそう多くない。カルロス･テベスはその1人であり、その中で最もマラドーナに近しい才能の持ち主と言える。身長は低いが、がっしりとした体格で当たりにも強く、迫力満点のドリブル突破、懐の深いボールキープからの決定的なパスなど、点を取るために必要な能力を数多く兼備する。
　テベスは1984年2月5日、ブエノスアイレスのフエルテ･アパッチェで生まれた。フエルテ･アパッチェはアルゼンチンでも有数の貧民街で、カルロス少年も劣悪な環境の中で育ちサッカーに興じた。1997年に憧れのボカ･ジュニアーズの下部組織に入団し、2001年にトップチームにデビュー。類稀なセンスと目覚しい成長振りですぐさまレギュラーポジションを手中に収めると、2002/03シーズンには南米最高峰のカップ戦、コパ･リベルタドーレス杯で優勝。そして迎えた2003年トヨタカップ。テベスはワールドユースのアルゼンチン代表の座を蹴ってまで日本でのビッグゲームに出場することを選び、途中出場ながら精力的な動きを見せボカを世界一の座に導いた。幼い頃からの夢だったというトヨタカップに勝利した後、テベスは感情を爆発させ大粒の涙を見せた。
　近い将来、欧州ビッグクラブへの移籍が噂されており、かの皇帝フランツ･ベッケンバウアーも最も注目する若手にテベスの名を挙げている。余談だがマンチェスター･ユナイテッドのエースストライカーであるルート･ファン･ニステルローイは、ボカとの親善試合の後、彼自らボカのドレッシングルームへと赴きテベスとのユニフォーム交換を希望したという。