以前「FM fan」に載ってたのを切り抜いておいたのですが、
引越しのドサクサでどっかに紛れ込んでしまいました。
さあ、その後ネットで調べたりしましたが、案外見つからんのです。
他のサイトに頼るより、まずこのコミュで作品一覧を完成させたいと思いますが
いかがなもんでしょうか？
手元にいくらか資料ありますが、初期のものはサブタイトルのわからないのが多いです。
【管理人より加筆】
皆様のご協力により放送リストは一応の完成をみました。
今後は誤りや、出演者情報など修正加筆への情報やご意見トピックとしてご利用ください。
新情報よろしくお願いいたします。
またお気に入りの書影をUPするなどもOKです。
引越しのドサクサでどっかに紛れ込んでしまいました。
さあ、その後ネットで調べたりしましたが、案外見つからんのです。
他のサイトに頼るより、まずこのコミュで作品一覧を完成させたいと思いますが
いかがなもんでしょうか？
手元にいくらか資料ありますが、初期のものはサブタイトルのわからないのが多いです。
【管理人より加筆】
皆様のご協力により放送リストは一応の完成をみました。
今後は誤りや、出演者情報など修正加筆への情報やご意見トピックとしてご利用ください。
新情報よろしくお願いいたします。
またお気に入りの書影をUPするなどもOKです。
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コメント(140)
現在、遅めの夏休みです。何だか、この頃訃報の時にしか
投稿していなかったので、久々の続きを書かせて頂きまし
た。→のあとが、自分の資料の題名等です。
□No.3 放送日 1976年4月5日〜4月9日
【Ｏ・ヘンリー短編集】
これが問題なのですが、私の資料では下記の様になってい
ます。このあと、Ｏ・ヘンリーは、もう一回題材としてと
りあげられていますが、その時の題名を見ると明らかに新
潮文庫版によっているように見えます。
しかし、私の三十云年前に書き写した題名も新潮版の題名
から微妙にずれていて、正しいという自信がありません（
カッコ内は新潮文庫の題名）。
第１話 グレーの服の女 → 自動車を待たせて（自動車を待つ間）
第２話 ジミーの手紙 → 二十年後
第３話 新婚旅行は遊園地 → 一文おしみの恋人（釣りそこねた恋人）
＊頂いた音源では、「新婚旅行は遊園地」とナレーションされていま
すね・・。自分の資料の信ぴょう性が・・。
第４話 早とちり → マックの身代金（赤い酋長の身代金）
＊これも頂いた音源では、「早とちり」とナレーションされていま
すね・・。
第５話 素敵なジェリー → 御者台から（馭者台から）
□No.4 放送日 1976年4月12日〜4月16日
【アンブローズ・ビアス作品集】
第１話 ノック → 壁を叩く音
＊頂いた音源では、「ノック」とナレーションされていますね・・。
□No.5 放送日 1976年4月19日〜4月23日
【隅の老人】
第５話 老嬢マープルの午餐 → 老嬢マープルの誤算
◆No.10 放送日 1976年5月24日〜5月28日
【Ｘ電車で行こう】より
→ 私の資料では、山野 一／矢作俊彦脚色とありました。
□No.13 放送日 1976年6月14日〜6月18日
【星新一ショートショート集】
第２話 白昼の襲撃 → ボッコちゃん
第５話 ネコとネズミ → 白昼の襲撃
■No.21 放送日 1976年8月9日〜8月13日
【マザーグース＋ジャズ】
話の内容は全く推測がつかないのですが、雑誌発表は、こん
な感じでした。
第１話 日本の子供たちに → まざあ・ぐうす１
第２話 マザア・グウスの歌 → まざあ・ぐうす２
第３話 月夜 → まざあ・ぐうす３
第４話 → まざあ・ぐうす４
第５話 → まざあ・ぐうす５
■No.30 放送日 1976年10月11日〜10月16日
【お伽草子】 → これですが、私のメモでは、カチカチ山
でした。また、第一話は私のメモでも空欄になっています。
■No.33 放送日 1976年11月1日〜11月5日
【都筑道夫短編集/横丁の悪魔たち】
第５話 横丁の悪魔たち → 夜のオルフェウス
□No.36 放送日 1976年11月22日〜11月26日
【デカメロン】
第１話 貧乏貴族の話 → 貧乏貴族の鷹の話
第４話 3つの災難の話 （または三度の災難） → 私の資料では三度の災難でした。
■No.38 放送日 1976年12月6日〜12月10日
【ひとつのポケットから出た話】
第１話 青い菊の話 （または青い菊の花） → 私の資料では青い菊の花でした。
■No.41 放送日 1976年12月27日〜12月31日
【落語横丁ゆく年くる年】
第３話 頭こわい → これは饅頭こわいですよね。
それとかなり前の投稿の続きで恐縮ですが、Ｂ・ホーム発の作者
皆さんのご説、私もそう思います。これを編集していて気付いた
のですが、Ｂ・ホーム発、までは全部原典のある作品か、有名な
伝説を脚色したものですよね。Ｂ・ホームで、音の本棚の脚色陣
が、初めて作品を発表したときに、小手調べといった感じで、作
者名も創作したのではないでしょうか。
これ以降、脚色陣が原作の作品（つまり原典がない作品）も年に
数本放送されていますよね。
以上で、１年越しでしたが私の手元資料とＭｉｘｉのリストの異
同を確認させて頂きました。
■No.49 放送日 1977年2月14日〜2月18日
【スタンリー・エリン短編集】
『特別料理』 異色作家短編集→ハヤカワ・ミステリ文庫(現在)
第１話 特別料理
第２話 決断の時
『九時から五時までの男』 ハヤカワ・ポケミス→ハヤカワ・ミステリ文庫(現在)
第３話 ブレシントン計画
第４話 ロバート
第５話 ９時から５時までの男
この時の放送は、どれも神がかったように傑作でした。
特に『ロバート』は、当時『あらいぐまラスカル』でスターリング少年を演じていた内海敏彦さんが悪魔のような少年役で出てきて戦慄した覚えがあります。
BGMも『ダウンタウン物語』のサントラを使用しており内容にでピッタリでした。
原作はわかり易いオチになっていましたが、ラジオドラマの方が明らかにキレがよかったです。
異色作家短編集の新版(当時)は、装丁が畑農照雄さんの不気味な版画で、いい味出てました。
以降の異色〜の書影は拾い図像でなく手持ちの本のスキャンデータです。サイズ大きくてすみません。
【スタンリー・エリン短編集】
『特別料理』 異色作家短編集→ハヤカワ・ミステリ文庫(現在)
第１話 特別料理
第２話 決断の時
『九時から五時までの男』 ハヤカワ・ポケミス→ハヤカワ・ミステリ文庫(現在)
第３話 ブレシントン計画
第４話 ロバート
第５話 ９時から５時までの男
この時の放送は、どれも神がかったように傑作でした。
特に『ロバート』は、当時『あらいぐまラスカル』でスターリング少年を演じていた内海敏彦さんが悪魔のような少年役で出てきて戦慄した覚えがあります。
BGMも『ダウンタウン物語』のサントラを使用しており内容にでピッタリでした。
原作はわかり易いオチになっていましたが、ラジオドラマの方が明らかにキレがよかったです。
異色作家短編集の新版(当時)は、装丁が畑農照雄さんの不気味な版画で、いい味出てました。
以降の異色〜の書影は拾い図像でなく手持ちの本のスキャンデータです。サイズ大きくてすみません。
□No.115 放送日 1978年5月22日〜5月26日
【深夜プラス１】
作：ギャビン・ライアル「深夜プラス１」
出版：ハヤカワ・ミステリ文庫
脚色：石山信次郎
出演：岩崎信忠、北村総一郎、遠藤征慈、内田 稔、
宗形智子、山田早苗、遠藤浩、あらきしんいち
『深夜プラス1』が大好きです。そこでちょっと余談を書かせてください。
原作はポケミスでも出ていましたが、1976年4月に文庫化されました。文庫版はその後何度もカバーが変更されているようです。古い順に貼り付けます。
脚色は石山信次郎さんだそうですが、既出のとおり矢作俊彦さんの変名で間違いないと思われます。
矢作さんは何年か前に『深夜プラス1』を新訳したい旨ツイートしていましたが、その際にぼくが『音の本棚』について突っ込んだところ、否定もせずに当時のエピソードをレスしてくれましたので。
矢作さんの著作『真夜中へもう一歩』からも本作への思い入れが窺えます。
原作では「パリは4月である」で始まりますが、放送が5月だったせいで「パリは5月だ」に変更されています。
また、相棒でアル中のハーヴェイは、放送ではヤク中になっていました。もちろんスポンサーへの配慮でしょう。
原作では昔の恋人ジネットとの再会が一つの山場になっていましたが、放送ではそっくりオミットされていました。ヒロインが2人になるとややこしいから?
ラストで「クロス・ピネルにいるよ」というセリフはこの元恋人に関連したものです。
ラスト、ハーヴェイの利き手をモーゼルで打ち砕くシーン、放送ではわかり易いように銃で撃っていまし
た。確かにインパクトは大きいです。
最終話のマガンハルトの締めの言葉「疲れもしたが、学ぶことも多かった」(原作にはない)は、『異星の人』の第1話のエナリーの締めの言葉「失望もさせられたが、感銘するところもあった」(原作・放送ともにあり)とよく似ている気がします。脚色の田沼雄一さんはやはり矢作さんの変名?
岩崎信忠さんと北村総一郎さんの名コンビぶりは、『ルビー・マーチンスンの犯罪教程』でも発揮されていましたね。あちらも大好きです。
余談の余談ですが、文庫初版のカバーイラストの銃、モーゼルはモーゼルでも小型のモーゼルHScのようでもあるし、ハーヴェイのS&Wチーフスペシャルに見えなくもない。不思議な絵です。
【深夜プラス１】
作：ギャビン・ライアル「深夜プラス１」
出版：ハヤカワ・ミステリ文庫
脚色：石山信次郎
出演：岩崎信忠、北村総一郎、遠藤征慈、内田 稔、
宗形智子、山田早苗、遠藤浩、あらきしんいち
『深夜プラス1』が大好きです。そこでちょっと余談を書かせてください。
原作はポケミスでも出ていましたが、1976年4月に文庫化されました。文庫版はその後何度もカバーが変更されているようです。古い順に貼り付けます。
脚色は石山信次郎さんだそうですが、既出のとおり矢作俊彦さんの変名で間違いないと思われます。
矢作さんは何年か前に『深夜プラス1』を新訳したい旨ツイートしていましたが、その際にぼくが『音の本棚』について突っ込んだところ、否定もせずに当時のエピソードをレスしてくれましたので。
矢作さんの著作『真夜中へもう一歩』からも本作への思い入れが窺えます。
原作では「パリは4月である」で始まりますが、放送が5月だったせいで「パリは5月だ」に変更されています。
また、相棒でアル中のハーヴェイは、放送ではヤク中になっていました。もちろんスポンサーへの配慮でしょう。
原作では昔の恋人ジネットとの再会が一つの山場になっていましたが、放送ではそっくりオミットされていました。ヒロインが2人になるとややこしいから?
ラストで「クロス・ピネルにいるよ」というセリフはこの元恋人に関連したものです。
ラスト、ハーヴェイの利き手をモーゼルで打ち砕くシーン、放送ではわかり易いように銃で撃っていまし
た。確かにインパクトは大きいです。
最終話のマガンハルトの締めの言葉「疲れもしたが、学ぶことも多かった」(原作にはない)は、『異星の人』の第1話のエナリーの締めの言葉「失望もさせられたが、感銘するところもあった」(原作・放送ともにあり)とよく似ている気がします。脚色の田沼雄一さんはやはり矢作さんの変名?
岩崎信忠さんと北村総一郎さんの名コンビぶりは、『ルビー・マーチンスンの犯罪教程』でも発揮されていましたね。あちらも大好きです。
余談の余談ですが、文庫初版のカバーイラストの銃、モーゼルはモーゼルでも小型のモーゼルHScのようでもあるし、ハーヴェイのS&Wチーフスペシャルに見えなくもない。不思議な絵です。
またまた無駄情報です。
□No.134 放送日 1978年10月2日〜10月6日
【ジャック・フィニィ短編集「レベル３」】
第5話『失踪人名簿』が『ダメおやじ』でパクられていたという件ですが、アニメ化もされていたようです。
『蒸発ちくわ作戦』がそれです。
以下にニコ動の動画を貼り付けます。
http://www.nicozon.net/watch/sm4236267
原作では、ニューヨークでしがない銀行員をやっている主人公が、現実がイヤになり、
謎の旅行代理店で理想郷ヴァーナへの片道キップを手に入れるが……という話ですが、
『ダメおやじでも』、(当然ながら)現実から逃げたいダメおやじが、同僚の教えで
謎のおでん屋台でちくわ5本に2万円払ってエルドラドへのキップを手に入れるが……
という話です。
どちらもまったく同じ皮肉なオチになっています。
ぼくは「音の本棚」を聴いて原作本も持っていたので、たまたまマンガを読んだ時にすぐにパクリに気付きましたが、たぶん他に気付いた人はほぼいないのではないかと思っています。
※コミックス書影が収録巻かは不明です。
□No.134 放送日 1978年10月2日〜10月6日
【ジャック・フィニィ短編集「レベル３」】
第5話『失踪人名簿』が『ダメおやじ』でパクられていたという件ですが、アニメ化もされていたようです。
『蒸発ちくわ作戦』がそれです。
以下にニコ動の動画を貼り付けます。
http://www.nicozon.net/watch/sm4236267
原作では、ニューヨークでしがない銀行員をやっている主人公が、現実がイヤになり、
謎の旅行代理店で理想郷ヴァーナへの片道キップを手に入れるが……という話ですが、
『ダメおやじでも』、(当然ながら)現実から逃げたいダメおやじが、同僚の教えで
謎のおでん屋台でちくわ5本に2万円払ってエルドラドへのキップを手に入れるが……
という話です。
どちらもまったく同じ皮肉なオチになっています。
ぼくは「音の本棚」を聴いて原作本も持っていたので、たまたまマンガを読んだ時にすぐにパクリに気付きましたが、たぶん他に気付いた人はほぼいないのではないかと思っています。
※コミックス書影が収録巻かは不明です。
>>[136]
読書をするようになったきっかけは、
小学校高学年の時に読んだ北杜夫と星新一でした。
そこからＳＦに興味を持ち、小松左京を読むようになって、
「影が重なる時」がラジオドラマとして放送されることを知ったのが、
「音の本棚」を聴くようになったきっかけでした。
「影が重なる時」と「ホクサイの世界」は、当時録音した
雑音だらけのカセットテープを持ってはいたのですが、
長い長い時間を経て、このコミュできれいな音源を聴けて、嬉しく思いました。
原作を読んだのはＨＰＢではなく新潮文庫。
書名や収録作は、ＨＰＢとは全く違う編集がされています。
当時の文庫本は安くて、小学生、中学生にも買いやすいものでした。
「戦争はなかった」〜「影が重なる時」収録。１９７９年の定価２８０円。
「地球になった男」〜「地には平和を」収録。１９７８年の定価２４０円。
「夢からの脱走」〜「ホクサイの世界」収録。１９７８年の定価２４０円。
読書をするようになったきっかけは、
小学校高学年の時に読んだ北杜夫と星新一でした。
そこからＳＦに興味を持ち、小松左京を読むようになって、
「影が重なる時」がラジオドラマとして放送されることを知ったのが、
「音の本棚」を聴くようになったきっかけでした。
「影が重なる時」と「ホクサイの世界」は、当時録音した
雑音だらけのカセットテープを持ってはいたのですが、
長い長い時間を経て、このコミュできれいな音源を聴けて、嬉しく思いました。
原作を読んだのはＨＰＢではなく新潮文庫。
書名や収録作は、ＨＰＢとは全く違う編集がされています。
当時の文庫本は安くて、小学生、中学生にも買いやすいものでした。
「戦争はなかった」〜「影が重なる時」収録。１９７９年の定価２８０円。
「地球になった男」〜「地には平和を」収録。１９７８年の定価２４０円。
「夢からの脱走」〜「ホクサイの世界」収録。１９７８年の定価２４０円。
>>[137]
私も、星先生から、小松先生でした。
１９６０年バンビブックという雑誌に、星新一先生の記事で、空飛ぶ円盤特集というのがあって、
それがきっかけです。
小松先生は、早川書房の第一回のＳＦ大賞があって、その佳作からですから、
小松先生の場合は、本当に初期の作品から読んでいました。
今回は、「日本売ります」です。
音の本棚では、「物体Ｏ」が放送されています。
原作では、奥さんがイヤリングをなくすことになっていますが
音の本棚では、娘さんの婚約指輪ということになっています。
「首都消失」と比べられる「物体Ｏ」ですが、
「物体Ｏ」は内側世界を描いていますので、少々違います。
私も、星先生から、小松先生でした。
１９６０年バンビブックという雑誌に、星新一先生の記事で、空飛ぶ円盤特集というのがあって、
それがきっかけです。
小松先生は、早川書房の第一回のＳＦ大賞があって、その佳作からですから、
小松先生の場合は、本当に初期の作品から読んでいました。
今回は、「日本売ります」です。
音の本棚では、「物体Ｏ」が放送されています。
原作では、奥さんがイヤリングをなくすことになっていますが
音の本棚では、娘さんの婚約指輪ということになっています。
「首都消失」と比べられる「物体Ｏ」ですが、
「物体Ｏ」は内側世界を描いていますので、少々違います。
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