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我ら“独学デザイナー”!コミュの☆★ぼく(わたし)の独学歴★☆

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管理人です。

せっかくなので、自分がどういう独学歴なのか書いてみませんか。

有名なところだと、インテリアデザイナーの森田恭通氏もたしか独学だったと思うのですが、通り一遍のデザイナーへの道よりも、経験値的にも個性的にも参考になる気がします。

いろいろと面白い歴史が、独学デザイナーにはあるのではないでしょうか?

コメント(4)

長い話です。

もともとはショップスタッフ→営業という仕事をしていました。ショップスタッフは人見知りを治すため、営業は縁あってという感じで、自分で好きでなった!というわけではありません。

特に営業はとても苦手でした。ルートセールスだったのですが、なんだかピンとこないというか、どこに仕事の喜びを見いだせばわからない日々。

そんな時期に、総務部の人が、会社にMACを導入してくれたのです。理由は「あれば誰かが何かに使いそう」という、とてもバブルな理由です(時は1990年代)。

ところが誰も使わない。そこでぼくの遊び道具となりました。知り合いに少しMACがわかる方がいたので、いろいろと聞きながら絵を描いたりしていました。

そのうちに「これは営業職から離れるチャンス!」と気づいたのです。世の中的にはDTPがだんだんと主流になってきた時期で、「社内にグラフィックセクションを設置することで会社にメリットがある」というレポートを書いて、社長に直訴したのです。もちろんこの時点ではド素人です。

それから数ヶ月して、なんと認められたのです!

やってみるものだ。でもいきなりド素人のぼくのためにセクションを作ってくれるわけもなく、商品を企画する商品部という部署に配属になりました。

(続く)
(続きです)

多分この時点で27歳とか8歳くらい。グラフィックデザイナーになった!という喜びはあまりなく、営業から離れられてほっとしたという気分です。なにしろまだド素人ですから。

さて、商品部に配属になったものの、特に仕事はありません。まわりはぼくが何が出来るかわからない。当然です。社内で初めての(自称)グラフィックデザイナーですから。
でもこちらも死活問題です。ここで自分のポジションを確立しないと、グラフィックセクション設立の夢が頓挫してしまいます。

だから「自分はこんなことが出来る」と部内に地味〜にアピールして回りました。もちろんこの時点でも実力的にはド素人です。

そうこうしているうちに、いろいろと仕事が出てきました。社内資料の作成から(洋服屋だったので、ビジュアルがよい資料とかはウケがよかったです)、Tシャツの柄、さらにオリジナルのプリント柄やブランドロゴなどです。もちろんド素人なので自己流です。イラレは普通に本屋で参考書を買いました。

特にブランドの立ち上げに立ち会えたのは幸運でした。ブランドロゴ、商品ネーム、店頭POP、ミニカタログなど、ブランドに必要なデザインを一通り担当させていただきました。これでド素人から少し脱した気がします(スキル的にはまだまだド素人ですが)。

そんな感じで、ある程度商品部での仕事が充実した時期に、今度は販売促進部に移動になりました。実は販売促進部にもぼくが商品部に所属になったのと同時期に、社外から一人グラフィックデザイナーを雇っていたのです。

ふたりのグラフィックデザイナーをひとつの部署にまとめよう、といったニュアンスの移動でした。

(続く)
(続きです)

販売促進部になってからは、スキル的には飛躍的に向上しました。もう一人のグラフィックデザイナーに教えてもらったり、懇意にしていただいている印刷屋さんにお聞きしたり。でも世の中のデザインプロダクションを知らないので、自分的には「独学素人」というコンプレックスがついてまわりましたけどね。

なにしろわからないことは聞け、というのが大事だと思います。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と、昔の人はいいことをいったものです。

商品部時代と販売促進部時代との大きな違いは、グラフィックの内容です。商品部時代は商品に関連するグラフィックが中心でしたが、販売促進部時代は言葉の通り「販売促進」関連です。簡単な広告やカタログ、店頭のウィンドウディスプレイやプロモーション関連、DMなど、もうなんでもやりました。仕事が面白い時期ですね(今も面白いですけど)。

そうこうしているうちに、会社が急激に大きくなって、グラフィックデザイナーも増えていきました。自分的には「独学素人」感が拭えないまま、グラフィックセクションを管理する立場になりました。営業部を離れて四年くらい経ったでしょうか。

(続く)
(まだまだ続きます)

管理する立場になると、また少し視点が変わってきます。いかにセクションを効率よく稼働させるか、会社に業務内容を認めてもらうか、店頭や他部署からのグラフィック依頼のスキーム化、全店の店頭ビジュアルの均一&マニュアル化などです。もちろんすべて自分で考えたり調べたりしながらです。なにしろ師匠と呼べる存在はいないのです。

今思えば、別にそんなのは「正解通り」「正解と違う」とかないのです。自分で考えた結果が成果につながれば、それは「正解」です。人に習ったことをなぞっているだけの人より、よっぽど成果につながっているかもしれません(それは自分がジャッジすることではなく、第三者がジャッジすることですが)。

ちなみにこういう管理の仕事もフリーになった時に役立っています。効率化、スケジュール立て、コスト管理など、地味な内容の業務も、フリーランスには不可欠です。

この頃はプロだったかな? 自分では「独学素人」というコンプレックスがあった分、「プロ」という言葉にはこだわっていました。インハウスだと、「プロか否か」の判断はつきにくいですね。

ちょっと支離滅裂になってきました。話はまだまだ続きますが(管理者特権で長々と書かせてください)、ちょっと一休み。

(明日以降に続く)

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