6-2 a マッチプレー ハンディキャップ競技では、マッチを始める前に、プレーヤーは互いにそれぞれのハンディキャップを決めるべきである。プレーヤーがそのプレーヤーに認められるハンディキャップよりも多いハンディキャップを宣言した上でマッチを始め、このことが与えたり受けるストローク数に影響した場合、そのプレーヤーは競技失格となる。それ以外の場合には、プレーヤーは宣言したハンディキャップでプレーしなければならない。
6-2 b ストロークプレー ハンディキャップ競技では、競技者は、毎ラウンド、委員会にスコアカードを提出する前に、スコアカードに自分のハンディキャップが記入されていることを確認しなければならない。次の場合には、競技者は競技失格となる。それ以外の場合には、提出されたスコアはそのまま有効である。
6-8 b 委員会決定による中断の場合の処置 委員会の決定によりプレーが中断となった場合、マッチの当事者や同じ組のプレーヤーがホールとホールの間にいたときは、各プレーヤーとも委員会からプレー再開の指示が出るまでプレーを再開してはならない。プレーヤーが1ホールのプレーを始めていたときは、すぐにプレーを中断するか、遅れずにプレーを続けられるようであればそのホールのプレーを続けることができる。プレーを続けることにしたときは、そのホールを終える前に途中でプレーを中断することもできる。ただし、どのような場合でも、そのホールを終えたらプレーを中断しなければならない。 プレーヤーは委員会からプレー再開の指示が出た時点でプレーを再開しなければならない。 規則6-8bの違反の罰は 競技失格 注:危険な事態を招く可能性の強い場合には委員会からのプレー中断の指示があり次第、その場ですぐにプレーを中断しなければならないことを、委員会は競技規定(規則33-1)で決めておくことができる。その場合、プレーヤーがすぐにプレーを中断しなかったときは、規則33-7に決められているような正当な事情がなければ、そのプレーヤーは競技失格となる。
6-8 c プレー中断の場合の球の拾い上げ プレーヤーが規則6-8aにより1ホールのプレーを中断した場合、プレーヤーは委員会の指示によりプレーを中断したときや、球の拾い上げを正当化する理由ありと委員会が認めたときに限り、罰なしに球を拾い上げることができる。球を拾い上げる前に、プレーヤーは球の位置をマークしなければならない。委員会の許可なくプレーを中断して球を拾い上げた場合、プレーヤーは委員会に報告(規則6-8a)する際に、球を拾い上げたことを報告しなければならない。 プレーヤーが球を拾い上げる正当な理由がないのに球を拾い上げたり、球を拾い上げる前に球の位置をマークしなかったり、球を拾い上げたことを報告しなかったときは、プレーヤーは1打の罰を受ける。
6-8 d プレーを再開する場合の処置 たとえ再開が後日になっても、プレーは中断した所から再開しなければならない。プレー再開前またはプレー再開時に、プレーヤーは次のように処置しなければならない。