ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

原始仏典コミュの律蔵 「不浄戒5」 性行為の種類  

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「 (九)

 三種の女がいる。人の女・非人の女・畜生の女である。
 三種の二根(男性器と女性器がある者・ふたなり)がいる。人の二根・非人の二根・畜生の二根である。
 三種の去勢者(黄門)がいる。人の去勢者・非人の去勢者・畜生の去勢者である。
 三種の男がいる。人の男・非人の男・畜生の男である。

 人の女の三道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・小便道(女性器)・口である。
 非人の女の三道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・小便道・口である。
 畜生の女の三道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・小便道・口である。
 人のふたなりの三道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・小便道・口である。
 非人のふたなりの三道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・小便道・口である。
 畜生のふたなりの三道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・小便道・口である。
 人の去勢者の二道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・口である。
 非人の去勢者の二道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・口である。
 畜生の去勢者の二道において不浄法を行じれば、波羅夷である。大便道・口である。
 
 比丘が性欲を起こして人の女の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人の女の小便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人の女の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人の女の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人の女の小便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人の女の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生の女の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生の女の小便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生の女の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人のふたなりの大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人のふたなりの小便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人のふたなりの口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人のふたなりの大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人のふたなりの小便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人のふたなりの口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生のふたなりの大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生のふたなりの小便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生のふたなりの口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人の去勢者の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人の去勢者の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人の去勢者の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人の去勢者の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生の去勢者の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生の去勢者の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人の男の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして人の男の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人の男の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして非人の男の口に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生の男の大便道に性器を入れれば、波羅夷である。
 比丘が性欲を起こして畜生の男の口に性器を入れれば、波羅夷である。

 
 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に入れさせるとして、彼がもし入れつつあるときに快楽を感じ、入り終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に入れさせるとして、彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に入れさせるとして、彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に入れさせるとして、彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じず、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に入れさせるとして、彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じず、出すときに快楽を感じなければ、不犯(ふぼん・罪を犯していない)である。

 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を小便道に入れさせるとして、彼がもし入れつつあるときに快楽を感じ、入り終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じず、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じず、出すときに快楽を感じなければ、不犯である。

 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を口に入れさせるとして、彼がもし入れつつあるときに快楽を感じ、入り終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じず、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。
 ・・・彼がもし入れつつあるときに快楽を感じず、入り終わって快楽を感じず、入ったままであるときに快楽を感じず、出すときに快楽を感じなければ、不犯である。

 比丘の怨敵が眠っていない人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が眠っている人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が酔った人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が狂っている人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が気絶している人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵がまだ喰われていない死んだ人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が多く喰われた死んだ人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に入れさせるとして、彼がもし入れるときに快楽を感じ、入れ終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、偸蘭遮(thullaccayassa、粗罪、粗い罪)である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。

 比丘の怨敵が非人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が畜生の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が人のふたなりを比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が非人のふたなりを比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が畜生のふたなりを比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が人の去勢者を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が非人の去勢者を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が畜生の去勢者を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が人の男を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が非人の男を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 比丘の怨敵が畜生の男を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 ・・・・・・眠っていない畜生の男・・・大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 ・・・・・・眠っている畜生の男・・・大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 ・・・・・・酔った畜生の男・・・大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 ・・・・・・狂っている畜生の男・・・大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 ・・・・・・気絶している畜生の男・・・大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 ・・・・・・まだ喰われていない死んだ畜生の男・・・大便道に・・・口に・・・波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 ・・・・・・多く喰われた死んだ畜生の男・・・大便道に・・・口に・・・偸蘭遮である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。
 
 比丘の怨敵が人の女を比丘の前に連れてきて性器を大便道に・・・小便道に・・・口に入れさせるとき、有隔(コンドームなどで物で性器を包むこと)によって無隔(性器が物に遮られていないこと)に対する・・・無隔によって有隔に対する・・・有隔によって有隔に対する・・・無隔によって無隔に対する。彼がもし入れつつあるときに快楽を感じ、入り終わって快楽を感じ、入ったままであるときに快楽を感じ、出すときに快楽を感じれば、波羅夷である。・・・快楽を感じなければ、不犯である。(以下、有隔と無隔の四の場合を加えて繰り返す)


 比丘の怨敵が比丘を人の女の前に連れてきて・・・(先は、女性などを比丘の前に連れてきていたが、この段では「比丘を」女性などの前に連れて行き・・・というケース、繰り返し)

 比丘の怨敵が細説されたように、同じように、王の怨敵・賊の怨敵・放逸な人である怨敵、心臓をとって神に祀る賊の怨敵も同様に細説する。隔を説くことも同様である。
 
 道をもって道に入れられるのは波羅夷である。
 道をもって非道に入れられるのは波羅夷である。
 非道をもって道に入れられるのは波羅夷である。
 非道をもって非道に入れられるのは偸蘭遮である。
 比丘が眠っている比丘に行じるとき、目覚めて快楽を感じれば、ともに犯罪とするべきである。目覚めて快楽を感じない場合は、汚行者を犯罪とすべきである。
 比丘が眠っている沙彌に行じるとき、目覚めて快楽を感じれば、ともに犯罪とするべきである。目覚めて快楽を感じない場合は、汚行者を犯罪とすべきである。
 沙彌が眠っている比丘に行じるとき、目覚めて快楽を感じれば、ともに犯罪とするべきである。目覚めて快楽を感じない場合は、汚行者を犯罪とすべきである。
 沙彌が眠っている沙彌に行じるとき、目覚めて快楽を感じれば、ともに犯罪とするべきである。目覚めて快楽を感じない場合は、汚行者を犯罪とすべきである。
 知らなかった者、快楽を感じなかった者、狂った者、気絶した者、苦痛に悩む者、最初の犯行者は不犯である」(続く)

   『南伝大蔵経1 律蔵1』大蔵出版  P44-52

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

原始仏典 更新情報

原始仏典のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング