ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

製図用具一式コミュのA2平行定規

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
墨田のやっている仕事柄。A2平行定規について少し書いておきます。
建築士などの資格試験や就活での即日設計、学校の課題で購入を考えていらっしゃる方々の参考になればと思います。

コメント(4)

全メーカー共通機能:

ブレーキ = 言うまでもなく、スケールの位置を固定する機能。

フローティング = 図面を擦って汚さないように、スケールを浮かせる機能。

基線合わせ = スケールを盤面に貼った紙と平行になるよう調整する機能。


これら3つの機能はメーカーを問わず共通してありますが、操作方式がレバーだったりネジだったり、それらが付いている位置もメーカーによって異なりますので、どれが使い易いか選ぶポイントの1つになります。
付属品:
盤面がマグネット式なら、紙を貼り付ける為のスチールプレート。
それと平行定規を入れて持ち歩く為のバッグも全メーカー共通で付いています。

と、そのバッグがメーカーによって二種類に分かれて、ムトー、ロットリングには肩掛けベルト付きの鞄と呼んだ方が良いポートフォリオが付いていて、その他のメーカーは折りたたみの効くナイロン製のものです。

両者ともに一長一短はあり、前者は外からの衝撃から平行定規を守ってくれ、後者は使わない時は簡単にしまえるので試験会場などで邪魔になることがないです。

「○○の商品を買ったけど、バッグはポートフォリオが良い」

という方がいらっしゃいますが、実はポートフォリオは単体でも販売されていますし、そのまた逆でもドラパスからナイロン製の専用バッグがでていますので、お近くの専門店に問い合わせてみて下さい。

ただし、いずれもメーカーのロゴ入りですので、あらかじめご了承を。
取り扱い注意っ:

平行定規は意外とデリケートな機材です。
外に持ち出している最中に気づかないうちに人ぶつかり、またはどこかにぶつけ、バッグから取り出してみたら盤面がへこんでいた。とか、レールが歪み、スケールの動きがおかしくなっていた。というケースがよくあります。

ヒドい書き方をしますが、たとえそれが保証期間内であったとしても、自然故障ではなく所有者の過失ということで保証は効きません。
そして、
「自然とこうなった」
と言い張ったところで間違いなくバレます。
いくら人が誤魔化そうとしても、平行定規は嘘をつきません。

と、こう書くのはいざ修理となると、それにかかる時間とお金が思う以上に大きいからです。
特に資格試験を間近に控えた頃にお店に持ち込んできて、とてもじゃないが試験日まで間に合わないor新品買うのと修理代が変わらない。というので、A2平行定規一台お買い上げ〜。の方が毎年いてしまうんです。
一番大事な時に、貴重な時間とお金のロスをされてしまうのは、販売する方も心苦しいものです。

ですので、そうならない為の工夫を知っておいてください。



1.必ず盤面を自分の体に向けて持ち運ぶ。

平行定規をバッグに入れる時、バッグの表側を上にしてませんか?
実はそうではなく、バッグの表側を下にして下さい。つまり、平行定規の盤面が自分に向くようにする。
これによって、外でもし人とぶつかったとしても、ぶつけたのは平行定規の裏側ですから、へこみの心配はありません。


2.平行定規の側面を絶対に立てない。

よく聞く失敗談その二。電車内で邪魔にならないようにと、側面のレール部分を下にして立ててしまい、歪ませてしまうケース。
帰宅し、さて実技の練習をっ!と思ったら、スケールの動きが重い。という原因の一つになります。
ち・な・み・に、電車内の網棚に置いてそのまま忘れて帰り、終点で床に落ちたのを発見されるというのは論外です(実話)


3.スケールを固定しておく。
図面を取り出すのに邪魔にならないように。また、裏の手入れがし易いように、スケールは立てられるようにしてあります。
が、実はこれ、持ち運ぶ時はバッグの中でばったんばったんスケールが暴れ、破損の原因になります。
MAXから出されているMP−400FL?Uの場合は、スケールを盤面の裏側にまわして固定できるようにしてありますが、他のメーカーの場合はスケールの両端を輪ゴムでとめて下さい。
オススメの平行定規:

ありません。(まてーっ!?)

というのは、どれが使い易いかは、使われる方によってバラバラなんです。
例えば、ムトーのUM−06N3。
会社や学校にムトーの平行定規があり、それを使っていたからムトーを買われる方も多く、唯一、駆動部分にシンクロベルトを採用しているので、
「スケールを動かすのに独特の操作感と言いますか、適度な重さがありますねぇ」(実際に説明で必ず言ってるセリフ。というより、むしろ口癖)
が、その重さが嫌だという方もいれば、逆に他のメーカーのワイヤーだと軽くて嫌。というかたもいます。

さらに、一番始めに書いたフローティング機能。
あれもちょっとしか浮かない方が良いという人もいれば、思い切り浮くのが良いという方。さらには浮くのが嫌という方まで様々。


つまり、個人的に完璧なものとなってくると、墨田からはオススメといって断言できなくなる。
また、作図を行っていく=平行定規の操作を体で覚える。というのが結論です。

あとは、オンラインショップで買われるのでしたら、先に買った方のレビューを読みながら比較検討する。
お店に行くのなら、実際にサンプルを動かしてみて、それを使って作図をしている自分の姿がイメージできるものを選んでみて下さい♪

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

製図用具一式 更新情報

製図用具一式のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング