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一人で温泉同好会コミュの秋田:鶴の湯温泉

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雫石からのスキーからの帰り、宿の方に「鶴の湯」までは1時間ほどと聞いた。
天気も良いし「ここは一気に県境を越えよう」。秋田県に入り、雪の多さに驚きつつ、目的地の「鶴の湯」に向かった。
目的地近くは途中、細い道を走らなければならない。助手席の妻が、後部座席の子供たちが「ね。もうやめよう」(妻)。「おとうさん、大丈夫?」(子供達)。
「わかるよ。お前たちの気持ち。前を進むだけでもこの状況だ。でもわかってほしい。細いこの道では、後向きに走るより、前向いて走ったほうが安全だ」(父)。なんだかよくわからない。でもでも・・。一番緊張しているのは何を隠そう、お父さんなのです。皆、静かに・・・。とにかく話しかけないで・・・。頼む!!お願い!!どうか対向車が来ませんようにと祈りつつハンドルをガッチリ握る・・・。

(季節にもよりますが、雪の時期は半端じゃなく雪が積もっていそうです。かなりです。私たちが行った時は、2月で天気もよく暖かい日でした。路肩に積もった雪が崩れ落ちるハプニングがあり、それが前述の会話となった。)

ふー。何とか着いた。
よく「日本の秘湯」「東北の秘湯」と呼ばれ、ガイドの上位にも必ずランクされるあの「大露天」に心弾ませながら向かった。
入り口は江戸時代の関所に入るような雰囲気。人もかなりいた。
入場料を払い、橋を渡ると、「お〜お!見えたぞ!あの大露天!これだこれだ!」。子供のようにはしゃぐ父。目を丸くする妻と子供達。
後ろを裸の女の子が走り抜けていく!実に刺激的な光景だ!子供達には(2人とも男の子です)もしかしてここは原始時代!
いやいや。そんなはずはない。
さて、どこで着替えようか・・・。左手前に三方が竹で仕切られたような一角がある。まさか・・・。あそこで・・・。どうやらそのようである。誰のものかはわからないが服の一部が見える。その「一角」の横を若い女性の集団が通り過ぎる。しばし緊張・・・。「あれ?」先ほどの女の子が来た道をかけあがる。バタバタバタ・・・。そうだ。ここは原始時代なんだ。そう自分に言い聞かせ。服を脱ぎ、お目当ての大露天に・・・。ドボン!
実にいい湯だ!何やら下からポコポコと・・・・。温泉だ!スキーの疲れも、日常の喧騒も忘れ、こんな湯を独り占めできたら、さぞかし幸せなんだろうと
目をつぶる。硫黄の香りを楽しむ。ウ〜ン。雪景色を見ながら湯につかる。
子供達が俗世間の話題を話しかける。アニメ・漫画・・・。ちょっと!ちょっと待ってくれ!お父さんは今、それどころじゃないんだ。もう少しだけでいい。夢心地でいさせてくれ〜・・・。入ったり、出たりを繰り返しながら約1時間・・・・。
さあ着替えよう!その時はもう何の躊躇もなかった。そのことを妻に伝えると、
「温泉に入り、すべてを洗い流して、子供になったんじゃないの・・。」
そうか、子供か。わけもなく感動した。
ここまで書くと女性の皆さんは不安になるかも知れませんが、ご安心を!
女性の露天は別にあります。その横をゴリラのような男性たちが通り過ぎることはありませんので・・・・。ゆっくりと湯を楽しんでください。
特別なサービスも、脱衣所も大したことありません。
よく聞くと男性用の大露天は混浴とのこと。
そういえば、青森・酸ヶ湯もそんな感じだったっけ。
湯治場がはじまりと聞きました。
宿泊設備もありますが、興味本位で宿泊できるところではないと感じます。
湯を愛し、湯さえあれば何もいらない・・・。
そんな「温泉人」を暖かく迎え入れてくれる
日本の秘湯「鶴の湯」万歳!!

コメント(1)

書き込みありがとうございます!
う〜ん。北の国の雰囲気いっぱいですね
まさに「秘湯」ですねぴかぴか(新しい)

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