ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

グアテマラ・レインボーコミュのパナハッチェル(アティトラン湖)周辺の定期市週間日程表

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
パナハッチェルは世界で最も美しいと云われるアティトラン湖の
ほとりにある人口5千人ほどの町で周辺観光地を周る観光の基点
として欧米人旅行者でにぎわっています。(標高1500M)
コーヒー栽培も盛んで周辺には世界に名だたるコーヒー園が点在。
サン・ペドロ・ラグナやサン・マルコス・ラ・ラグナなど昔からコーヒー
栽培で入植したラ・欧米人が持ち込んだ文化や60年代からこの風光明媚な
土地に注目したヒッピーたちのカルチャーとの融合が顕著な地域である。
ただ、これらの地域はそういう文化を学び取る(ヨガや楽器など)長期
滞在者や旅行者が多くそれが外貨獲得手段にはなっているものの、伝統的
な習慣や衣装は相対的に廃れてしまっている残念な例も顕著である。
主要民族は東岸がカクチケル、西岸のサンチアゴやサン・ペドロなど
一部の地域はツトゥヒルである。

ここでは観光の拠点で交通が便利なパナハッチェルから訪れることの
できる定期市を紹介します。

■火曜日 ソロラ      
     サン・アンドレス・セメタバフ
     サンティアゴ・アティトラン
     サンタ・クララ・ラ・ラグーナ

■金曜日 サンティアゴ・アティトラン
     ソロラ、サン・ルーカス・トリマン

■土曜日 サンタ・クララ・ラ・ラグーナ

■日曜日 サンティアゴ・アティトラン
     サン・ルーカス・トリマン
     サンタルシア・ウタトラン
     サン・ペドロ・ラ・ラグーナ

サン・アントニオ・パロポ(小さい常設市はあり)
サン・フアン・ラ・ラグーナ(常設市場あり)
サンタ・カタリナ・パロポはなし。
サンタ・クルス・ラ・ラグーナはなし。

市はだいたい早朝から午後1時にかけて。
ソロラやサンティアゴ・アティトラン、サン・ペドロ・ラ・ラグーナは
常設市も毎日開催されている。
 

コメント(37)

○MARTES 火曜日○

《ソロラ Solola》

その他の開催日は金曜日

居住民族 カクチケル族
主祭日  8/15ソロラ大祭(Nim Akij Solola)
市の規模 大
ウィピル着用率 ★★★★★(女性、男性とも着用)
お勧め度 ☆☆☆☆☆

ウィピルガイド

珍しく袖つきのウィピルを着用する村である。
布地は平織で、赤・白、茶をベースとした経縞と藍染の細かい
絣の縞文様が入っている。(写真4〜6)
男性はウィピルとよく似た布のシャツとパンタロンを着用。
その上に毛織のサコを着る。(写真1〜3)
サコの背中には鳥か蝶が羽を広げたような文様が施されている。
これはカクチケル族の宗家の家紋のコウモリが一般化したものと
云われている。 


町ガイド

ソロラ県の首都。
町のいたる所から湖と火山を望める風光明媚な場所。
市はカテドラルを中心に行われ、ここの男性のウィピル着用率は
感動するほど壮観である。(写真7)
火曜の古着市はグアテマラ最大で欧米ブランドものなど掘り出しもの
が多いらしく、管理人は全くウィピルしか興味がないんで漁らなかった
が、ここで安く仕入れて日本で古着屋をしているという人がよく買出し
に来るらしい。(写真8)

アクセス

パナハッチェルからソロラ行きバスで20分。(3Q)

○VIERNES 金曜日○

《サンティアゴ・アティトラン Santiago Atitlan》

その他の開催日は火曜日、日曜日(金曜が大きい)

居住民族 ツトゥヒル族
主祭日  7/25Santiago Apóstol
市の規模 大
ウィピル着用率 ★★★★(女性、男性とも着用)
お勧め度 ☆☆☆☆

ウィピルガイド

白とオレンジの格子模様に小さな点や動物の柄
の刺繍が織り込まれたもので、それに絣模様のコルテを履いている。
年配の女性は頭に土製の輪のように巻くシンタは15メーターもある。
それは細い紐を髪に絡めた後、土製の輪のように巻く独特のもの。
最後の一重の織り込んである模様は緻密。
男性の衣装は半ズボンで白とオレンジのストライプ
に鳥や動物の刺繍が施されたもの。

町ガイド

ここの市は湖畔最大だが、大変ツーリステッィクである。
市の裏側の広場にある教会は、土着の宗教とカトリック 
の融合宗教が信仰されており中にはタバコをくわえている
マシモンという神が祀られている。
       
アクセス

パナハッチェルからサンティアゴ行きランチャ(スピードボート)で
約20分。(25Q)
サン・ペドロ・ラグーナなど湖各地の町からもランチャあり。
グアテマラ・シティからも直行バスがある(コカレス経由のため、パナ
は通らない)。所要4時間(30Q)
パナハッチェルからはゴディネス、サン・ルーカス・トリマンなどで
ピックアップトラックを乗り継いで行く事もできる。

写真解説

1は市の様子。
2はマシモンが祀られている教会。
3はウィピル解説にある女性用のここ独特のシンタ。
しかし、儀式時ではないとみんな巻いておらず、これは 
観光客向けの写真撮影用。(悲しい)
○SABADOS 土曜日○

《サンタ・クララ・ラ・ラグーナ Santa Clara La Laguna》

その他の開催日は火曜日。土曜が大きい

居住民族 カクチケル族
主祭日  8/12Santa Clara
市の規模 大
ウィピル着用率 ★★★(女性、男性とも着用するが、男性はかなり稀)
お勧め度 ☆☆☆☆

ウィピルガイド

ウィピルは2枚構成で、襟ぐりは丸く前中心に明きを作っている。
ウィピルとコルテは共に紺地、平織りで織られている。
ウィピルの襟と前中心、コルテのランダ(コルテ上の一筋模様)はピンク。
深紅のファハが際立って美しい。

アクセス

サン・ペドロ・ラ・ラグーナからグアテマラ・シティ行きなどのバスで
途中下車で所要40分。(10Q)
サン・ファンやサン・パブロ・ラグーナからも市の日にあわせて
ピックアップトラックが頻発。
○DOMINGO 日曜日○

《サン・ルーカス・トリマン San Lucas Toliman》

その他の開催日は火曜日、金曜日。日曜が大きい

居住民族 ツトゥヒル族
主祭日  10/18San Lucas Evangelista
市の規模 中
ウィピル着用率 ★★★
お勧め度 ☆☆

ウィピルガイド

2枚構成で四角の襟ぐり。
白と赤の経縞地や、赤、黒、青地に小さな幾何学文様や具象文様
(動植物)が丹念に縫取り織されている。
小文様はかつてそれぞれに意味を持つもので
あったと云われているが、すでに忘れられている。

アクセス

パナハッチェルからはゴディネスでピックアップ乗り継いで行けるほか、
コカレス、サン・ルーカス・トリマン行きバスで途中下車。
所要50分(5Q)





○TODOS LOS DIAS 毎日○

《サン・アントニオ・パロポ San Antonio Palopo》

小さな常設市が毎日開催されている。

居住民族 カクチケル族
主祭日  聖体祝日(Corpus Christi)
市の規模 小
ウィピル着用率 ★★★★(女性、男性とも着用だが、男性は稀)
お勧め度 ☆☆☆

ウィピルガイド

藍染の生地のような色の生地に緑や黒系の経縞が何本か
入り細かな点が縞の中に入る。頭にはラメ入りのリストン。
昔は赤系のものだったらしいが、隣のサンタ・カタリナと
同じく青系への変化が見られる。

アクセス

パナハッチェルからサン・アントニオ・パロポ行きバス
またはピックアップトラックで30分。(3Q)
サン・アントニオ・パロポの追加写真。
男性の衣装と少女の衣装姿。
《サンタ・カタリナ・パロポ Santa Catarina Palopo》

居住民族 カクチケル族
主祭日  11/25サンタカタリナ
市の規模 なし
ウィピル着用率 ★★★★
お勧め度 ☆☆☆

ウィピルガイド

赤から青系統の幾何学模様に主流が変化しつつある。
伝統を重んじるマヤ系の人には珍しい傾向。
頭に巻くリストンはラメ入りの幅広。

アクセス

パナハッチェルからサン・アントニオ・パロポ行きバスまたは
ピックアップで20分(2.5Q)
《サンタ・クルス・ラ・ラグーナ Santa Cruz La Laguna》

居住民族 カクチケル族
主祭日  5/10サンタ・クルス
市の規模 なし
ウィピル着用率 ★★★★(女性のみ)
お勧め度 ☆☆☆

ウィピルガイド

二枚構成で丸い小さい襟ぐりは、前明きをつくって着脱を可能に
している。
ウィピルの後身一面に幾何文様が縫取織で織り出されている。
赤地にオレンジ、黄、緑、紺、青、紫色の多色使いである。
襟ぐりの刺繍もこの村独特で他村との識別に役立つ。
女児も同じ型を着る。

町ガイド

どの町からもボートからのアクセスしかなく、雰囲気は湖上の島の
様相を呈している。
港の周辺には欧米人パッカー向けのレストランやホテルがあるが、
そこから坂道を20分ほど登ると原住民の集落がある。

アクセス

パナハッチェルからランチャで15分。(10Qか15Q)

《サン・ファン・ラ・ラグーナ San Juan La Laguna》

居住民族 ツトゥヒル族
主祭日  6/24サン・ファン
市の規模 小(常設市)
ウィピル着用率 ★★★(女性のみ)
お勧め度 ☆☆

ウィピルガイド

ウィピルは2枚構成。
布地は白または赤に白経縞の手織。
襟ぐりはボタンホールステッチ、胸元の部分はアウトラインステッチ
刺繍でブロックを積み重ねたような文様がほどこされている。
ウィピルの赤や白と藍色のコルテの組み合わせが爽やかな印象を与える。

町ガイド

隣村サン・ペドロ・ラ・ラグーナから歩いても行ける。
そのまた隣村サン・パブロ・ラ・ラグーナは泥棒や追剥を稼業にしている
村人が多いなど人が悪いとの噂があるが、この村は非常に平和で村人も
親切で友好的である。
最近は隣村サン・ペドロのツーリステッィクなエリアがここにまで拡大
しつつあり、宿やレストランなどもできつつある。
隣村サン・ペドロとともにツトゥヒルの素朴画で有名でアトリエや町中に
写真1のような壁画が描かれている。
日本人でアティトラン湖周辺で趣味で家を設計し、建築している風変わり
な家がランチャ乗り場近くにあり、現在しげさんという老後をグアテマラ
で過ごすというおばあちゃんが暮らしている。(写真3)

アクセス

サン・ペドロ・ラ・ラグーナからピックアップで5分。(1,5Q)
パナハッチェルや湖各地からランチャでも行ける。




○DOMINGO 日曜日○

《サン・ペドロ・ラ・ラグーナ San Pedoro La Laguna》

居住民族 ツトゥヒル族
主祭日  6/29サン・ペドロ
市の規模 中(常設市もあり)
ウィピル着用率 ★★(年配男性ものが特色あり)
お勧め度 ☆☆☆

町ガイド

アティトラン湖周辺ではパナハッチェルについで旅行者が多い町。
昔から長期滞在するヒッピーによってグアテマラでも独特のカルチャーを
形成してきており、サンペドロ火山までに広がるビーチではフルムーン・
パーティなども開かれている。
アンティグアよりもスペイン語学校が安く、物価も宿泊費もグアテマラで
もかなり安い水準にあるので、これらを習う旅行者も多い。
民族的にはここと隣村サン・ファン・ラ・ラグーナまでのエリアがツトゥヒル
で、そこより先はカクチケルの居住地域となっている。
サン・ペドロ火山のふもとから町までの斜面にはコーヒー畑が広がり、
街中の原住民の民家の庭園でも自家用のコーヒーの木が見かけられる。
インディヘナにとってプランテーションでの強制労働や搾取など忌まわしい
ものの象徴であるコーヒーを自宅で栽培し普段も飲用している文化を有する
のはこのあたりだけに見られる事象であるらしく、ツトゥヒルの素朴画でも
写真2のようにインディヘナによるコーヒーの摘み取り作業の様子などを
描いた作品が多数観られる。
写真3は町の高台から見下ろした町と湖。

ウィピルガイド

ウィピルというよりパフスリーブの出来合いのものを女性は着ており、
特色はあまりない。
年配の男性はまだ伝統のものを着ている姿が見られる。(写真1)

アクセス

パナハッチェルよりランチャで約40分。(25Q)
アティトラン各地の町からランチャあり。
シェラのミネルバターミナルから直行バスで2時間半。(20Q)
グアテマラ・シティからも頻発するほか、パン・アメリカンハイウェイ
のクルセ148からミニバスに乗り換えて行くこともできる。
《その他の集落のウィピル》

写真1はサン・パブロ・ラ・ラグーナ。
写真2と3はサン・マルコス・ラ・ラグーナ。
◆Cafe en Pana パナハッチェルのカフェ◆

Crossroads Cafe(クロスローズ・カフェ)
グアテマラのみならず世界のコーヒーを取り揃えるコーヒースペシャリスト
であるアメリカ人マイクが経営するコーヒーの専門店。
彼は大の旅好きで昔から世界を駆け回ってきており、奥様も彼が南アフリカを
旅行した際に出会ったという。
大の親日家で、時々店のオリジナルボールペンやTシャツなどもくれたりする。
2年前行った際は日本人の青年が修行しており、マイクによると彼も名古屋で
喫茶店を開業したとのことだ。
ドリンクメニューはカプチーノ、カフェラテ、モカチーノ、カフェアメリカーノ
など定番のほか、カフェオレ、各種フルーツジュース、紅茶も用意している。
キャロットケーキやアップルパイ、写真2のようなレアチーズケーキなど
コーヒーにあう各種ケーキ類も充実している。
コーヒーは空けてしまうと、「まだ要るか?」とどれだけでも注いでくれ、
飲み放題。
カフェで扱っている厳選された自家焙煎のコーヒー豆も買うことができ、
おすすめは年に900キロしか採れないというタフムルコスペシャル、
UCC(上島珈琲)が取引している農園のUCCよりも品質のいいものを先に押さえていると豪語するウエウエテナンゴスペシャル(これは本当にうまい)。
コーヒージャンキーを自認するならぜひ足を運んでほしい店だ。

店のウェブサイト
http://www.crossroadscafepana.com/index.html





◆Tienda de Pana パナハッチェルでお買い物◆

名前は?
パナハッチェルの目抜き通りCalle Santander沿いにあり、日本人パッカー
がよく泊まるHospedaje Santodomingo前にある前掲のソロラで述べた
男性用のソロラパンタロンを製作販売しているみやげ物屋。
主人いわく、客の欧米人の好みにあわせてパンタロンの裾を通常現地人が
着用するものより幅広にしているとのことで、もし既製品にフィットしな
ければ採寸して生地も何種類かあるので指定してつくってもらうことも
できる。
パンタロンは60から70Q。多少の値引きには応じてくれる。
写真2のようなカミサもある。
ソロラの民族衣装については、このトピックのソロラの項目を参照。

ログインすると、残り16件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

グアテマラ・レインボー 更新情報

グアテマラ・レインボーのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。