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声の相談室コミュの日本語で歌う

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日本語で歌うのは,どうですか?

民謡や,謡曲,長唄などは日本語で歌う様に作られているわけですが,西洋の音楽は必ずしもそうじゃない.

オペラの日本語訳詞は言うに及ばず,日本語の歌唱曲(滝廉太郎,山田耕作,中田喜直……)も西洋の音楽や歌唱法を下地にして歌う場合,どうなんでしょうか…

日本語のポップスも,符割りが英語っぽかったり…

皆さん,意見を書いて下さい.

コメント(28)

歌詞を書くのに苦労します、非常に。日本語じゃどう考えてもかっこよく歌えないなって。いう部分がでてきたときに。カタカナやつまり実際英語のような感覚に日本語をあてはめ。実際の発音は純粋な日本語の発音は避けてしまいます。棒歌いチックになるのを避けるのに声を裏に返したり。なんかパズルでもするかのように。
ポップスでも昔は棒歌いが好まれていた頃もあったんじゃないかな.藤山一郎なんて……w

まあ,どんな音楽に曝露されて育ったか,どんな歌が好みか,日本語の歌については個人によっていいろんな意見があると思います.

僕は矢沢永吉さんや,桑田圭祐さんの巻き舌の歌い方は余り好きではありません.
 日本語で、作詞、作曲、唄うということは、難しいとは思いますが、「だから、日本語は駄目」には異を唱えます。

 作詞・作曲の立場にあって「日本語駄目説」の方と話していて思うのは、日本語を理解していないことが多いですね。
 日本語が高低アクセントの言語であることを知らない方がいらっしゃったり、
 日本語発音アクセント辞典を持っていなかったり、持っていても使いこなせていなかったり、
 アクセントが、助詞との結合により変化を起こしたり、
 アクセントが、単語の複合化により変化を起こしたり、
 日本語発音アクセント辞典でもフォローできないイントネーションに至っては、日常レベルでさえ実践できていない方がほとんどです。
 逆に「日本語でも問題なし」という方は、この点をよく理解していて、「手間もかかるし、難しいが、日本語を西洋音楽にのせるのは可能である」と言いますね。
(そういった意味では、外国語でつくられた歌を日本語歌詞に直すという作業は恐ろしく困難でしょう)

 歌い手の立場で「日本語は歌唱に適していない。喉を痛めやすい」という方は、母音と子音の関係を理解していないのではないか、と考えます。
 声を伸ばす時は母音ですよね?(子音で伸ばそうとすれば、どんなプロだって喉を痛めますよ)
 しかも、日本語は口形だけの5母音ですよ?
 5母音だから有利というのは言いすぎでも、発声するという作業そのものにおいて、日本語が不利なわけがない。



 (余談)
 ちなみに「日本語は地声で云々」という説については、
 地声発声が基本の舞台俳優にしてみると、
 酒を片手にくわえ煙草で「はあ〜そうなんスか? へぇ〜大変っスねぇ〜?」。
 チャンチャン♪
>>Hiromiさん
>>最初の先生からは、歌詞を全部一度ローマ字にして読んでみるといいといわれました。

 日本語ロックの第一人者として有名な「はっぴぃえんど」では、日本語でまず歌詞をつくり、それをローマ字に直して作曲するという方法をとっていました。
 現在では一般的な作曲方法のひとつですので、歌い手のほうでまたローマ字に直すというのも、ひじょうに有効だと思います。
 なお、「はっぴぃえんど」は作詞においても「長音・促音・撥音を多用する」という方法をとっており、これまた、現在では日本語をロックやポップスにのせるための作詞法のひとつになっています。



(以下、昔話)
 70年代初頭、日本語ロック論争というのがあって、そこではロックだけに限らず、作詞も作曲も歌手も色んな方面から日本語とロック(とポップス)の融合についてアプローチしました。その頃、編み出された作詞・作曲・歌唱における数々の手法は、現在では普通の方法論になっています。
 もったいないなあ、と思うのは、そういった過去から学ばず、最初から「日本語は駄目」という観点に落ち着いてしまうことですね。
 私は難しいからこそ、色々と創意工夫してみるからおもしろいんだと思いますよ♪
【追記】
 「日本語をローマ字になおして作曲する」というのは、ロックやポップスだけに限りません。
 現代音楽の間宮芳生さんや伊福部昭さんもやっています。
日本人の方で芯のある、且つ深い息でハイトーンを歌える人材が少ないということ。そのへんに僕が言いたいことがあります。ハイトーンの壁を越えられる人。ほとんどいません。呼吸でごまかしのきかない歌を歌える人もほとんどいません。声楽やごまかしのきかないジャンルを主として歌い、それを学ぶ人ではない人に関して。なぜ?少ない?歌に関してはそれを歌える歌唱力がないと理解しにくい部分もあると思います。母音で声を伸ばすにしても高いキーで長時間伸ばせる人はそういません。なぜ?少ないのか?ということですよ。結局それをできる人は英語の発音も見につけ。そこに答えを理解している人がきっと…多いはずです。なぜ少ないのか?それだけです。ピンポイントで有利とかそういうことでとらえず。なぜ?少ないのか?そういうことです。僕の価値観の中で僕のいう歌を歌える人はほとんどいません。なぜ?少ないのか?そこに日本語ということを考えてみたんですよ。
#風邪で熱が高いので,ちょとだけコメント

皆さん,活発な議論が交わされて管理人としては嬉しい限りです.いいコミュだと自画自賛です.

さて,子音の話で思い出したのですが,昔,観世榮夫さんが,能楽の謡曲では子音がはっきりする様に心掛けて謡っています,って言ってました.
#それだけです…
>>keicoさん
 20年ほど前、某所で狂言をお稽古したことがあったのですが、その時のお師匠に厳しく指導されたのは、
「節を、節にするな」
 節という型から入らず、言葉の意味そのものを大事にしなさい、ということです。
 これは、後にお稽古した講談や浪曲でもそうで、特に講談は日本語の持つイントネーションを大事にしていけば、自然と講談らしい調になるんですね。
 日本古来の謡曲が、子音を大事にしろというのは、型をやろうとするな、という意味だと思います。
 日本語=高低アクセントですから、きちんと声を出して、意味を大事にすれば、節(ふし)や調(ちょう)というのが生まれるんですね。
 狂言のお師匠に、具体的に注意されたこととしては「酔うな」です。
 発声がものになってくると、気持ちよく伸ばしたくなるもの。それがイケナイと。
 伸ばす=母音ですから、伸ばすならばこそ、子音をしっかりと立てなければ意味がわかりにくくなる、と。
 伸ばそうと思って伸ばした音は、本人の耳には心地よいかもしれないが、お客さんの耳には言葉としてわかりにくくなる、と。

>>Quesoさん
 野村万作先生は「言葉の粒立ちを大事にしなさい」「子音の美しさと、母音の強さ、どちらが欠けてもいけない」とおっしゃっていました。理由として「子音がいいかげんだから、母音も濁る。子音を大事にすれば、言葉は粒立つし、母音の伸びが自然になる」と。
100M先に立つ人に自分の名前をはっきり伝えることができるか?
発音はもちろんですが。喉にひっかかっているとはっきり伝わりません。秘密は共鳴です。日本人も含めてアジア系って頭が平たいじゃないですか。頭蓋骨のドームにより外国人の方は響くんですよねきっと。そして共鳴することが母国語であるから。もしかしてその頭蓋骨の形も発達したのではないか?憶測ですが。日本語は比べれば共鳴しない言葉では?喉で音を切ってしまうんですよね。そして胸式呼吸なので体を使って発音することを要しない。息を感じない言語。正しい英語の発音をマスターしているはずの英語の先生ですら。
どうも日本語英語に聞こえるのはそういうことではないか?
なんて思うんですよ。息を感じない。共鳴していない。比べれば。
>>5
Hiromiさん:
日本歌曲をどう歌えばいいのかは,昔から議論百出です.日本歌曲の中に日本の伝統的な音楽を取り入れている作品も少なくないので,オペラの歌い方,そのままでいいのか?と云う話はこれまで声楽家や声楽の教師の間で散々議論されて来ました.現在学芸大で先生をされちている青山恵子さんが東京藝大の学位論文で,日本歌曲の歌い方について研究されています.特に日本の伝統音楽を取り入れている曲などは,母音のポジションも含め,イタリアの歌曲とは違う声の使い方も必要なんじゃないかなと,僕は思います.
>>6
なるぞうさん>地声発声が基本の舞台俳優にしてみると

オペラ歌唱においては,テノールもバリトンも男性歌手は生理学的な意味では地声が基本ですね.女性は裏声だけれど.
>>11
Keikoさん>蛇足ですが、邦楽にはちゃんとした発声法がありません。 まさに聞いておぼえろの世界です(笑)

もともと西洋の歌唱も聞いて憶えろの世界だったわけです.ただ,西洋では日本より早く科学的なアプローチが音楽の世界と結び付いたと云うだけだと思います.

邦楽の発声法について,発声の仕組みをちゃんと解明するのは,今後の研究にかかっていると思います.多分,僕の仕事だと思います.幾らかは明らかになりつつあるのですが…今後の研究成果にご期待あれw
みなみさん> 日本人も含めてアジア系って頭が平たいじゃないですか。頭蓋骨のドームにより外国人の方は響くんですよねきっと。…

これは嘘だと思います.少なくとも科学的には.頭蓋骨で共鳴した音は,外部には全然音響的に伝わりません.自分の耳に骨導として入ることはありますが.それに頭蓋骨の共鳴は殆どエネルギーを持っていません.

一流の,歌手は邦楽であれ洋楽であれ,正しい呼吸法を身に付けていらっしゃると思っていますが…

それに,日本語英語に聞こえるのは,正しい英語をマスターして無いからでしょうw
そこから言いたいことは…共鳴ということに
辿り着くまで遠回りしないか?ってことなんですよね。
喉声からの脱却に。ある程度歌えるようになっても。
何かが足りない…。そこに共鳴という答えを出せるか?
って思うんです。ちょっと抽象的ですかね。
>>21
うーん,抽象的で良く理解らないっす(汗

ところで,喉声(pressed voice or tense voice)は,邦楽に共通であるとは言えません.長唄とかそんなに喉詰めないですよね.

オペラの喉頭を下げて歌う歌い方は世界的には非常に特殊な謡い方ですね.ヨーロッパの民族音楽を勉強するといろいろ分かると思います.
>>みなみさん

>>日本語は比べれば共鳴しない言葉では?喉で音を切ってしまうんですよね。

 発声点は、日本語も外国語も基本は同じです。
 発音点においては、外国語にあっても日本語にはない発音は存在します。

>>そして胸式呼吸なので体を使って発音することを要しない。

 日本語=胸式呼吸ということはありません。
>> 23: cokeshi

自分の声を聞いて響かせるフィードバックが上手くなって来たのかな?後,呼気が安定する様になったのかな?
>> 24

前述した青山さんが長唄についてはちょっとやってられますね.

邦楽はいろいろ共通した特徴がありますし,組織的にやりたいですね.音響的には中山一郎氏が出したCDのデータベース「日本語を歌・唄・謡う」がありますが,生理学的には分かっていないことが多いです.

喉を詰めると声が続かないと云うことですが,例えば喉歌の場合,声帯レヴェルで実現されている喉詰声ではなく,声門上の狭窄により声帯-仮声帯振動で発声している訳ですが,最大発声持続時間長は,通常の発声や歌声より長いです.声門と云うか喉頭の抵抗が非常に大きいので.喉を詰めると本当は声が続くはずなんですが,喉を詰める→大きい声を出す&不安定な呼気のコントロールで,続かないんでしょうかね……
今度,実験して測って見ます.

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