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Gaia・ガイア 動物の世界コミュの節足動物甲殻亜門 カニ、エビ、ヤドカリ、シャコ、ウミホタル、フジツボ、ミジンコ、オキアミなど

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●甲殻類(こうかくるい)とは節足動物甲殻亜門に属する動物の総称。分類学的には甲殻亜門(Crustacea)と呼ばれる。

エビ、カニ、オキアミ、フジツボ、ミジンコなどを含む非常に大きなグループで、昆虫に匹敵する多様性を持つ。深海から海岸、河川、湿地まで、あらゆる水環境に分布するが、主として海に多くの分類群がある。また、ワラジムシやアカテガニの成体などごく一部のものは、乾燥した陸上にもある程度適応する。ただし、空気呼吸のための特別に発達したしくみは持っていない。

●特徴
体は頭部、胸部、腹部に分かれる。頭部と胸部は見かけ上まとまって、頭胸部を構成することがある。頭胸部背面から伸びた甲羅状の構造があり、背甲と呼ばれる。これによって頭胸部、あるいは全体を覆っているものが多い。全くこれを欠くものもある。頭部、胸部、腹部は複数の体節から構成され、各体節には付属肢がある。付属肢の基本形は外肢と内肢に分かれた2叉型。さらに付属肢の基部の節に外葉、内葉がつく場合もある。外葉は副肢ともよばれる。付属肢や副肢は多様な機能に合わせ変形したり退化している。 頭部には2対の触角があり、第1触角は2叉分枝、口には3対の口器がある。胸部の付属肢は歩行用および遊泳用に使われ、外肢や副肢は退化したり鰓になっていることがある。腹部の付属肢はエビ亜綱以外では退化している場合が多い。腹部末端の尾節には尾肢あるいは尾叉などと称する付属肢起源の構造があることが多い。2対の触角と口器を持つナウプリウス幼生で、変態を行って成体になる。より発生の進んだ形で孵化するものや、成体に近い姿で生まれるものもある。なお、甲殻類には固着性や寄生性のものも多く、それらのものでは足や体節が失われていたり、極端な場合は節足動物とさえ見えない姿のものがある。

●生息環境など
甲殻類の生息環境は海を中心としている。ミジンコ亜綱のものは、大部分が陸水産であるが、それ以外の類はほとんどが海産である。海中に於いてはプランクトン性のものから、底性、潜行性とさまざまなものが、極地や深海の熱泉を含むあらゆる環境に生息している。陸上で繁栄している昆虫類がほとんど海産種を持たないのは、甲殻類と住み分けているためだとの説もある。淡水には、鰓脚綱やエビカニなど、分類群は限られるが、多くの種があり、河川や湖、池から小さな水路、あるいは地下水にまでさまざまな場所に生息する種がある。海から切り離されて淡水となった湖には、海産の群の特殊なものが出現する場合があり、海跡動物と言われる。陸に生息するものは更に種類が少なく、カニ類、ヤドカリ類と等脚類(ワラジムシ・ヒメフナムシ・ダンゴムシ)、端脚類(ヨコエビ)、それにケンミジンコ類とカイミジンコ類などの少数の種が知られている。土壌生物として繁栄しており、一般に土壌中のバイオマスとしては上位を占め、しばしば優占する。

●習性
甲殻類の多様性は非常に高く、形態では小はヒメヤドリエビが全長0.09mmから、大はタカアシガニの足を広げて2mまで、その幅は確実に昆虫を超える。生活の場も潜行性、底生性、遊泳性、固着性、浮游性まであり、食性も肉食のものから草食、デトリタス食、寄生性まで多岐にわたる。特殊な習性としては、エビやカニに他の動物と共生生活をするものが多く知られている。昆虫では、家族生活や子を守るもの、あるいは社会性昆虫など、発達した社会的な行動があることが知られているが、甲殻類ではそのようなものは少ない。多くが海中であるので発見が難しい為でもあると考えられる。体に保育のうなどを持ち、卵が孵化するまでここで保護するものが多いが、たいていは生みっぱなしである。それでも、ふ化後もしばらく親が保護する習性を持つものが、等脚類などに知られている。さらに特殊な例として、カリブ海に真社会性のテッポウエビが発見されている。

●歴史
古生代カンブリア紀から知られており、以降多くの化石種が知られている。バージェス動物群のカナダスピスが軟甲類であることが確認されている。カイムシ亜綱のものは殻が微化石としてよく出るので研究もよく行われ、現在知られている種数が、現生種より化石種の方が多いほどである。


●分類

●鰓脚綱(ミジンコ綱) Branchiopoda
無甲亜綱(ホウネンエビ亜綱) Sarsostraca
無甲目(ホウネンエビ目) Anostraca : ホウネンエビ、アルテミア(シーモンキー)
葉脚亜綱 Phyllopoda
背甲目(カブトエビ目) Notostraca : カブトエビ
双殻目(ミジンコ目) Diplostraca
Laevicaudata亜目
Spinicaudata亜目 : カイエビ
Cyclestherida亜目
枝角亜目(ミジンコ亜目)Cladocera : ミジンコ、オオミジンコ

●カシラエビ綱 Cephalocarida
カシラエビ目 Brachypoda

●ムカデエビ綱 Remipedia
†Enantiopoda
ムカデエビ目 Nectiopoda

●顎脚綱(アゴアシ綱)Maxillopoda

フジツボ目 (Lepas anserifera)
エラオ目 (Argulus sp.)
ヒゲエビ目 (Ctenocheilocaris sp.)鞘甲亜綱(フジツボ亜綱)Thecostraca
彫甲下綱(ハンセノカリス下綱)Facetotecta
嚢胸下綱(キンチャクムシ下綱)Ascothoracica: キンチャクムシ Baccalaureus
蔓脚下綱(フジツボ下綱)Cirripedia : フジツボ、カメノテ・エボシガイ・フクロムシ
ヒメヤドリエビ亜綱(バシポデラ亜綱)Tantulocarida
バシボデラ目 Basipodella
鰓尾亜綱(エラオ亜綱)Branchiura
鰓尾目(エラオ目)Arguloida:チョウ(ウオジラミ)
ヒゲエビ亜綱 Mystacocarida
ヒゲエビ目 Mystacocaridida
カイアシ亜綱(橈脚亜綱)Copepoda:ケンミジンコ
原始前脚下綱
プラティコピア目
新カイアシ下綱
カラヌス(ヒゲナガケンミジンコ)目 Calanoida
ミソフリア目 Misophrioida
キクロプス(ケンミジンコ)目 Cyclopoida:ケンミジンコ,ホヤノシラミ,イカリムシ
ゲリエラ目
モルモニラ目 Mormonilloida
ハルパクチクス(ソコミジンコ)目 Harpacticoida
ポエキロストムス目(ツブムシ目) Poecilostomatoida : ツブムシ
シフォノストムス目(ウオジラミ目) Siphonostomatoida(Caligida):ナガクビムシ
モンストリラ目 Monstrilloida

●貝形虫綱 Ostracoda
貝形虫亜綱(貝虫亜綱/カイムシ亜綱)Ostracoda
ムカシカイムシ目(プラティコーパ目)Palaeocopoda
ウミホタル目(筋柄目/ミオドコーパ目)Myodocopida : ウミホタル
カイミジンコ目(節柄目/ポドコーパ目)Podocopida
プラチコパ亜目(扁柄亜目)Platycopina
メタコパ亜目 Metacopina
カイミジンコ亜目 Podocoina : カイミジンコ

●軟甲綱(エビ綱) Malacostraca

クーマ目 (Diastylis rathkei)
タナイス目 (Tanaisus lilljeborgi)
端脚目 (Leucothoe incisa)
十脚目 (Liocarcinus marmoreus)コノハエビ下綱(葉蝦下綱)Phyllocarida
コノハエビ目(狭甲類)Leptostraca : コノハエビ Nebalia
シャコ下綱(棘蝦下綱)Hoplocarida
シャコ目(口脚目)Stomatopoda : シャコ Squilla
エビ下綱(真軟甲下綱)Eumalacostraca
ムカシエビ上目(厚エビ上目/原蝦上目)Syncarida
ムカシエビ目 Bathynellacea : ムカシエビ Bathynella
アナスピデス目 Anaspidacea
皆エビ上目(皆蝦上目)Pancarida
テルモスバエナ目 Thermosbaenacea : テルモスパエナ Thermosbaena
フクロエビ上目(嚢蝦上目)Peracarida
†ワテルストネリス目 Waterstonellidea
アミ目 Mysida
ロホガステル目 Lophogastrida
クーマ目 Cumacea
タナイス目 Tanaidacea
スペレオグリフス目 Spelaeogriphacea
ミクトカリス目 Mictacea
等脚目(ワラジムシ目)Isopoda : ワラジムシ、ダンゴムシ、フナムシ
端脚目 Amphipoda : ヨコエビ、ワレカラ
ホンエビ上目(エビ上目)Eucarida
オキアミ目 Euphausiacea : オキアミ、ナンキョクオキアミ
アンフィオニデス目 Amphionidacea
十脚目(エビ目)Decapoda : エビ、ザリガニ、ヤドカリ、アナジャコ、カニ
なお、舌形動物は節足動物的性質も見られるものの、その特殊性から独立門として扱ってきたが、DNAの分析等から、鰓尾目に近縁とする説が出ている。

コメント(73)

[ 撮 影 日 ]  2007.10.10

[ 撮影場所 ]  江戸川区立自然動物園

[動物名など]  クロベンケイガニ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] タカアシガニ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] モンハナシャコ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] クリスマス島のアカガニ(世界唯一の飼育展示)
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] クリスマス島のアカガニ(世界唯一の飼育展示)
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] クリスマス島のアカガニ(世界唯一の飼育展示)
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] タカアシガニ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] エビ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] オトヒメエビ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] オトヒメエビ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] エビ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] アメリカンロブスター
[ 撮 影 日 ] 2007.11.11

[ 撮影場所 ] 品川エプソン水族館

[動物名など] タカアシガニ
↑日付が間違えてました。11/17でした。

[ 撮 影 日 ] 2007.11.11

[ 撮影場所 ] 品川エプソン水族館

[動物名など] セミエビ
[ 撮 影 日 ] 2007.11.11

[ 撮影場所 ] 品川エプソン水族館

[動物名など] ニシキエビ
[ 撮 影 日 ] 2007.11.11

[ 撮影場所 ] 品川エプソン水族館

[動物名など] イセエビ
↑日付を直すのを忘れてました(^^; 11/17です。

[ 撮 影 日 ] 2007.11.17

[ 撮影場所 ] 品川エプソン水族館

[動物名など] エビ
[ 撮 影 日 ] 2007.11.17

[ 撮影場所 ] 品川エプソン水族館

[動物名など] エビ
[ 撮 影 日 ] 2007.11.17

[ 撮影場所 ] 品川エプソン水族館

[動物名など] エビ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] ウミホタル
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] ウミホタルの拡大
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] ケフサイソガニ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] ヤドカリ?
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] アカイセエビ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] コブセミエビ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.06

[ 撮影場所 ] 品川水族館

[動物名など] オトヒメエビ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.06

[ 撮影場所 ] 品川水族館

[動物名など] アカイセエビ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.06

[ 撮影場所 ] 品川水族館

[動物名など] タカアシガニ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.06

[ 撮影場所 ] 品川水族館

[動物名など] アカザエビとイセエビ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.07

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] エビ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.11

[ 撮影場所 ] 多摩動物公園

[動物名など] オカガニ
[ 撮 影 日 ] 2008.03.09

[ 撮影場所 ] 山梨県立富士湧水の里水族館

[動物名など] モクズガニ
[ 撮 影 日 ] 2008.03.09

[ 撮影場所 ] 山梨県立富士湧水の里水族館

[動物名など] モクズガニ
[ 撮 影 日 ] 2008.03.09

[ 撮影場所 ] 山梨県立富士湧水の里水族館

[動物名など] ヒラテテナガエビ
[ 撮 影 日 ] 2008.03.09

[ 撮影場所 ] 山梨県立富士湧水の里水族館

[動物名など] ヒラテテナガエビ
[ 撮 影 日 ] 2008.03.09

[ 撮影場所 ] 山梨県立富士湧水の里水族館

[動物名など] アメリカザリガニ

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