音楽旅団コミュの【名古屋のバー情報?】名古屋レポート（１日目）

去る５月４日、５日とＧＷを利用して、名古屋のソウルバーを何件か回ってまいりましたわん♪
なので、ちょっと遅ればせながら、突撃体験レポートを。

３月末にホーエキス君がトピ（「ちょっと聞きたいです」）を立ててくれた時に、自分なりに調べていたので、その情報と、携帯のお気に入りに入れている「全国のソウルバー」の情報を頼りに、４日の昼間から出発。

誰に急かされる訳もない、自由気儘な独り旅。駅に行った段階では、行き先は未定(苦笑)。
一番初めに来た湘南新宿ライン(群馬→神奈川まで関東を一気通貫)に飛び乗り、とりあえず東海道線を経由して神奈川まで。終点平塚に着いた頃には、既に夕方･･･ここで遅めの昼食後、小田原まで。

この時点ではまだ、浜松（のソウルバー）に行くか、名古屋（のソウルバー(笑)）に行くか決めかねていたが、浜松に停車する新幹線こだまを乗り過ごしたことで、自動的にこの日は名古屋泊に決定（チケットは浜松までだったが(苦笑)）。

新幹線に乗り、愛知在住の団員・ご存知「のらさん」とやり取りしている間に、名古屋へ到着。着いた頃には、辺りも暗くなり、いい塩梅で『夜の世界の入り口』が･･･（笑）。

（福岡や札幌等、地下鉄がある規模の）大都市というのは、新幹線の停車駅から、地下鉄で２・３駅（福岡なら中洲、北海道ならすすきの）行った歓楽街の方が宿が取りやすい、ということを経験上知っている私は、そのまま栄まで足を伸ばし、まず宿を確保。案の上、Ｒ＆ＢホテルでシングルをＧＥＴ！　Ｒ＆Ｂはリズム・アンド・ブルースの略ではないと思うが(笑)、宿泊先がＲ＆Ｂ、行き先がソウル・バー･･･そういうオレって何てファンキーやねん♪　と少々頭の足りない私は、密かに満足感を感じつつ、名古屋初体験のソウルバーへ。。。

初日に選んだのは、歓楽街からちょっと外れた「今池」という駅の近くにある、「ＱＵＩＮＶＹ」というお店

http://www1.odn.ne.jp/~cci63660/

店頭の看板は、「マービン＆ダイアナ・ロス」のデュエットアルバムを模したイラスト(写真左)･･･否が応にも期待は高まります。

店内に入ると、純粋にバー、というよりは、料理とお酒を出してくれるレストラン・バー、といった趣。

壁にかかる何枚かの見慣れたアルバムジャケットに目を奪われつつ、カウンターへ。
バーテンは女性。やや年配の男性が厨房で料理やカクテルを作っているようだ。

最近は、独りで見知らぬバーに行っても、自分からムリにコミュニケーションを取りにいかないで、お店の人が、どんなタイミングでどういう風に話しかけてくれるか、様子を伺うことにしている。
体験的には、やはり、女性のバーテンさんの方が、話しかけてくれるタイミングが早い。ここでも「初めてですよね」に始まり、他のお客さんとのやり取りを見計らって１０分もしない家に話しかけてきてくれた。ここまでくれば、大抵シメシメってなモノ、なんであるが、この日はちょっとした誤算。

私が入るまでは、カウンターに独りとテーブル席に会社の同僚といった感じの野郎２人連れ（こいつらがウルセー！）しかいなかったのだが、その内、そのカウンター客のお仲間、そして「いかにも」な格好をしたオッサン（つのだひろを想像してもらえると、分かりやすい(笑)）。女性の２人やカップル等で、店内がみるみるごった返してゆく（笑）。

店長自らが、「こんなお客さん多いのは、何年ぶりだろー？」とわざわざ言う程だったから、普段は静かに飲める店なのだろうが、段々店内が居酒屋の様相を呈して行く(笑)。
とはいえ、カウンターにいるお客さんの話をこっそり聞く（盗み聞きしたのではなく、聞こえてくる）限りでは、ソロモン・バークだの、ジョニー・テイラーだの、アイザック・ヘイズと言った、やや古めのシンガーの名前が出てきたり、少し古めのドゥ・ワップがかかると、オレの隣の席に座っている"つのだひろ"が曲に合わせてハモったり（音程がズレているので、正確に言えば、ハモってないのだが(苦笑)）普段は年相応にソウル・ミュージックをよく知っているお客さんが多いのだろう。ソウルが何となく好きな人から、割とコア・ファンまでをある程度カバーできる、いいお店、という印象。

まーでもその隣の"つのだひろ"はそれなりの格好して斜に構えている割には、オレより全然ヘタっぴだな。お前も東京に来て己の「井の中の蛙」っぷりを知れ！　と妙なトコロで対抗意識を燃やす、大人気ないオレ･･･(苦笑)。

本当はもう少しいたかったところではあるが、「締め」に「すっぽん雑炊」をぺろりと平らげ（って変な意味ではなか！　単にすっぽんを食べた機会がなかったので食べてみたかったんサ(と別にする必要をない言い訳をして、余計怪しまれるヤツ(笑)))た後で、２日間で４・５件周ることを目標にしていた私は、１１時過ぎに店を出る。
とりあえず最大の歓楽街・栄でもう一件ともくろんでいた私は上り最終電車で何とか、栄に戻り（苦笑）、もう１件この日に行こうと思った、その名も「ＳＴＡＸ」を目指し街をウロウロ･･･
どこをどう回っても、見つからない為、「もう今日はキャバクラでも行ったるか！」と半ばやけくそになった私は、ｗｅｂで見覚えのあるビルの名前があることに気付く。
「あーー！　ココだったんだ〜」と喜びも束の間、そのお店の看板を探せど探せど、見つからず。。。ここでふと、先ほどのバーで小耳に挟んだ話が頭をよぎる｡｡｡


「そういえば●●（バーの名前）にいた★★さんって、どうしたの？」


「あーその人なら●●なくなった後、どうしたんだろうね〜」ってな会話。


ふとイヤな予感がして、そのビルの２階（ソウルバーがある筈のフロア）を駆け上がったところ･･･案の上、「ソウルバー」は「海の家風バー」に様変わり･･･(苦笑)。

ここでモチベーションが一気に下がった俺は、ホテルへ帰ってふて寝(笑)。
不完全燃焼で明日のリベンジを強く胸に誓った俺を置き去りに、冷酷に一日目の夜は過ぎ去って行った。。。(１日目完)