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誰かに勧めたい本がある!コミュの『終末のフール』

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伊坂幸太郎さんの小説です。

この人の本を読むと、いつも思うのですが、今回も、この作家さんは人間を信じているひとだなあ、と感じました。

三年後に隕石がぶつかって地球が滅亡することが分っている世界の中で、一生懸命生きている人たちの姿が、描かれています。

隕石といってもアルマゲドンやディ―プ・インパクトのように
大騒ぎしているわけではなく、ここにでてくる人達は
みんな隕石が落ちると言うことを受け入れていて、でもそこから
逃げていません。

「鋼鉄のウール」という章のなかで、苗場さんが言う、
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
「あなたの今の生き方は、どれぐらい生きるつもりの生き方なんですか?」
という台詞が心に残りました。

泣かせようとしている小説でも、人生指南みたいなのでもなく、
笑えて読みやすい小説です。

伏線や謎解き的要素はいつもの作品より少ないですが、
伊坂さんの会話の面白さやテンポのよさはそのままです。

そして、読んだあと、少しだけ何かを考えさせてくれる小説です。
本当によい小説とは、そういうものだと思うのです。

コメント(6)

はじめまして。
僕も「終末のフール」は伊坂さんの作品の中でも特に好きなものの一つです。
仰るように「鋼鉄ウール」でのセリフはとても印象的で良く残ってます。
何が大事かというのは人それぞれだと思いますが、そういう事と向き合ってる本、考えさせてくれる本が好きです。
そういう本だと思います。
今日読み終えましたぴかぴか(新しい)
私は屋上にやぐらを建てた渡部さんの父のまっすぐな人柄にも、力をもらえたように思えます電球
自分を含め、人同士許し合える関係というのを考えさせられました。
私も持ってます!読み終わった後、友達に薦めましたよ(^^)いろいろと考えさせられ幸せな気持ちにもなり…まだ読んでない方は是非ぜひ読んでほしいですね☆

あたしも読みました猫ハート

もうずーっと前に買って、そのときわ伊坂幸太郎さんのこと全く知らなくてあせあせ(飛び散る汗)
何か本読みたくて本屋さん行って、ただあらすじを見て買ったんですひよこクローバー

それから
アヒルと鴨〜、陽気なギャング〜、グラスホッパー、チルドレン
などなど(^ω^)ハート

すっかり伊坂ふぁんです猫ハート

でもやっぱり終末のフールが
1番お気に入りなんですハート

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