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ビジネスとしての農業コミュのリンゴ新品種 青森県の登録ミス

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記者の目:リンゴ新品種 青森県の登録ミス
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20090514k0000m070148000c.html
毎日新聞 2009年5月14日

この記事の論調はむちゃくちゃなんじゃないですか? …という疑問を持ったので、この農業コミュに意見を書かせてもらいます。




このコミュの皆さんはすでにご存知かもしれませんが、どういうミスだったかというと、

> 手続きミスは昨年10月に発覚した。種苗法に基づき、品種登録すれば育成者の権利が30年間認められる。ところが、担当職員が昨年4月の納付期限までに登録料計1万2000円を納付せず、権利を失った。

特許事務所をやっている私としては、まさしく「身の毛がよだつ」感のあるミスです。うちの事務所だって、いつなんどき似た期限徒過ミスをするかわかりません。人間がやることだから、100%の正確性は要求する方が間違っています。

とはいっても、1万2000円というわずかなお金の支払いをミスって失った価値は計り知れないものがあります。知財の性質を如実に物語るミスだったといえると思います。
「リンゴ王国・青森県が二十数年かけて独自開発した二つの次世代リンゴの新品種」は残りましたが、そこに宿っているはずの排他権(育成権)が消滅し、知財としての価値が消滅しました。



ところで…

この記事の趣旨:

>この話題性と併せて、青森の新品種をPRして全国で栽培してもらい、次代の主力リンゴに育てる方が消費者、生産者のメリットになるといえないか。二十数年の苦労を生かすためにも、「囲い込み=ブランド化」の方程式から脱却し、状況に応じた柔軟な戦略に転換する時期がきていると思う

これって、むちゃくちゃなんでは?


工業分野で、デファクト・スタンダード化を目指してあえて特許を無料開放する、という政策はよくある手ですが、農産物でそれが有効手段になることは、少なくとも私には考えられません。

この結論は、ミスの重大さを見えなくするための詭弁に過ぎないのではないのでしょうか!
全国で栽培してもらうことが、どうしたら青森県の生産者のメリットにつながるのか?「『囲い込み=ブランド化』の方程式から脱却し、状況に応じた柔軟な戦略に転換」して、どうして青森県が二十数年かけて独自開発するのに要した費用を取り戻すのか?
私にはまったくわからりません。

失敗した過去はもう修正できないので、前向きにやっていこう、という気持ちはわかります。しかし、あたかも「災い転じて福となす」的な解決法がそこにあるかのごとくに結論付けるのはおかしいと思います。



また、この記事では、海外での模倣をまったく考慮していません。

アイデアが勝手にコピーされる発明(無体物)とは違って、苗木という物が動くので、その意味では、まだコントロールしやすい状況であるとは言えるでしょう。

が…たとえば「レッドパール」いちごが韓国でも人気品種であり大々的に栽培されている事実を忘れてはいけません。
レッドパールは、韓国で消費されている分には合法で、日本の開発者(日本の育成権者)は法的な手段に訴えることができません。レッドパールがまだ救われているのは、日本での育成権に基づいて日本への輸入を禁止できるから。

今回のりんごの新品種については、日本の育成権が無い状態になったのです。中国や韓国内で模倣されても文句を言えないどころか、日本への輸入も自由になったのです。




この記事では、まことしやかに

>栃木県は96年11月、「とちおとめ」を品種登録したが、囲い込みはせず、市場に開放して全国ブランドにすることに成功した。担当者は「他県より生産量が多いので、優位性を保てば県内栽培に限定しなくても十分メリットがある」と話す。優位性で条件が似ている栃木の例には、青森も学べる点があると思う。

と書かれています。

が、「とちおとめ」は種苗法でしっかりと保護されており、それに基づいて栃木県は「とちおとめ」栽培をコントロールしてきていることを書かないのはずるい。「とちおとめ」の成功には、種苗法による保護が必須です。だから、「とちおとめ」の種苗法による保護が2011年に切れた後は誰でも自由に「とちおとめ」を栽培できる時代に入るので、その後の新種の開発が栃木県の急務となっているのです(http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0902/spe2_02_01.html)。




人間のやることにはミスは付きもので、育成権の消滅を引き起こした今回のミスを、ことさらに非難するつもりはありませんけれども、この記事はそのミスの重大さを詭弁で糊塗することになっているのではないでしょうか?

コメント(182)

>よしくんぱっとさん

>で、その成功を他で真似ても、「ひと」の問題が解決してないからうまくいかない。形だけ導入してもダメなんですよね。

ほんとその通りだと思います。「ひと」が変わらないと意味がないんですよね。
私が進めてる他地域との交流は、縦でも横でもなく、斜めですw
私のようなJAに戻った者が、なぜ戻る気になったかを、他の地域の団体職員と話すわけです。
で、うちの職員の取り組みを、その地域の農家の人と話すわけです。
いい感触がありますね。でも、その交流を継続する体制の方が難しいですけどw

一時的にでも、よそ者が入ってくると、地元の農家同士の議論が進むという効果もありますね。
よそ者がいない場合は、定例会にして必ず議事録を録った方がいいと思います。
体制を改善できない地域って、改革派潰しの農家がいるんですよ。
「JAに何言ってもしょうがない、こんな話をしても無駄だ」というようなことを言い出して、話を進まないようにするんです。
新しい案が出てくると、頭ごなしに「そんなことしても良くなるわけがない」と言い出す始末です。
本人も改革派のつもりなんでしょうけど、逆効果になってることに気づかないんですよね。
自分が地域の阻害要因だと気づかないから、協力してやってるつもりなんです。
で、関係者がいないところで、「あいつらはダメだ」と愚痴をこぼし、そんなに酷くないだろうと言われたら、「何にも知らないくせに」と続きますw
別れて進めばどっちも成功するかも知れないのに、そういう人たちが一緒にいるのは不幸ですね。

うちの地域は、その別れた者同士が、また協力しようという雰囲気が出てきたところで、大規模個人農家もぽつぽつ戻ってきてます。
間違いなく、現場のJA職員が一番頑張ってますね。
びんさん、
>農家だけでやっているのではなく、種苗会社や仲買と組んでやっている例です。

うまく回っているようで、よかったですね。種苗会社や仲買は自己の利益の最大を目指しますし、県は利益など度外視の戦略しか立てられないので普通ですが、それがうまく農家の幸せにつながる形で回っているのならそれで良いと思います。
結局、だれかが“音頭とり ”役をしないといけないし、その役が種苗会社や仲買であってよい。

そのような体制で「うまく回らない」際に(それが、世の中の“普通”と思います)、自ら知財に積極的に取り組もうと考える農家がもっとでてきてよいのではないでしょうか。ブランド力を他人所有にしておくのではなく、自らが所有してビジネスを展開する農家がもっとでてきてよいのではないでしょうか。“権利”をこっちが持っていて、こっちが主導権を握る形での成功もあると思います。

**


りんごya! さん、

>>高品質のもの高く売るのは簡単
>経験無いのにやった事もない事をさもやったことのあるように 簡単にものをいう人って居ますねたまに。

りんごya!さんのおっしゃっている“高品質”は、他のみなさんにとっては“超”がつく高品質で、そこのところで意見のベースになっているものが違うのだと思います。“普通”の範囲内での“高品質”と、“普通”から飛び出た“超高品質”とでは、商品を提供する側のとるビジネスプランは根本的に異なってくるのだと思います。

たとえば、びんさんの“高品質”はりんごya!さんのモノサシで測れば“普通”に過ぎないということになるのはわかりますが、そのモノサシが他人に共有されていないということはご理解いただきたいと思います。

“普通”から出た範囲の“高品質”(“超高品質”というか“新・高品質”というか)でビジネスをするのは、なかなか大変と思います。その大変な中でりんごya!さんががんばっておられるのは、ここで書いていただいているコメントからビシビシと私には伝わってまいります。
私は、特許業界の方でそれに近いことをやってきましたし、今もやっていますんで、りんごya!さんのコメントを読ませてもらって元気をもらっているような状況です。ありがとうございます。

**


じゅんたさん、

>体制を改善できない地域って、改革派潰しの農家がいるんですよ。

それが、世の中で“普通”ですよね(笑)。
そして、面白いのは、そのダメな状態を自分のところだけダメみたいに考えて「だから、ここはダメなんだ。他ではうまくできているのに、ここではできない」みたいにして片付けてしまう人がいる。これも間接的に改革潰し。
じゅんたさんのところではうまくいっているようでよかったですね。


>別れて進めばどっちも成功するかも知れないのに、そういう人たちが一緒にいるのは不幸ですね。

そういうことですよ。で、#102のDBさんの説明につながるのだと思います。農村社会文化からの決別というか。
再度引用させてもらいます。

>地域差であれ品種であれ、または人間関係に起因するものであれ 、同じクオリティで出荷できるユニットでチームを組むのが成功への近道で、 近所だからとか同じ農協だから…という理由でつながっているのは不幸を招くし、 同じ農協産として出荷するならクオリティを統一していかないと 安値へのスパイラルには立ち向かえない

組織をまとめるのが、農協でも、仲買でも、農家株式会社でも、結局は何でもよいのだと思います。“上”からの押し付けではなく、「一緒にいると不幸」な人を除きながら、地理的な束縛や地域社会でのしがらみから離れて協力し合う「一緒にいると幸福」な人の集合体が、これから伸びる日本の農業を作っていくのではないでしょうか。

で、トピに関連させると… その活動をバックアップして活躍する知財の可能性がそこにある、と思います。
他人(県など)主導で知財を利用するのではなく、主体的に自らが知財を所有しコントロールし発展させていくことで、知的財産という財産も自らの財産として膨らませていくという感覚が農家にも求められる状況に日本ではなってきているのではないかと思います。
どうも。なんかトピずれはなはだしいですが、まあ良いでしょう。

>りんごya!さん
 高品質高価格販売は難しい。そうでしょうか?もしりんごya!さんが高品質を自負していながら高価格販売が難しいと感じているなら、価格かニーズのアンマッチを起こしているだけじゃないでしょうか?
 僕たちのところでは高品質なものは高価格で売れていますから、高品質高価格販売というのが特に難しいことだとは感じていません。もちろん、農家としての生産とビジネスとしての販売で日々の努力が必要なのは当たり前の話です。

 これまでにない高品質商品で新たなニーズを掘り起こすような場合でも、潜在ニーズを持つ顧客にマッチするマーケッティングは不可欠となります。品質を基準にコストをかけ、そのコストから必要になった価格をやみくもに提示してもそう簡単には売れないと思います。
 いわゆる上流からの発想ではどんなビジネスもギャンブルと変わらないないものになってしまいます。高付加価値ビジネスほど川下からの発想が重要です。なぜならハイリスクだからです。

 川下から発想していれば、作るのが難しいことはあっても売るのが難しいことはないと思いますよ。
びんさんへ。
よしくんぱっとさんの書き込みをしっかり理解した上で的を得た
返答をよろしくお願いいたします。

最近の軽自動車は高品質になりましたね。
この高品質を安価に売るのはさして難しくは無い。

林文子さんという方を例に上げましたが、
彼女が何を売っていたのか、お調べになってみてください。

次元の違う話をしている事に気づいていただけると思います。
>よしくんぱっとさん

DBさんのおっしゃることはよく分かりますよ。
たぶん、DBさんの発言内容について、この中で最も考えなければならないのは私ということになるはずです(笑)
私の地元にも仕事で来られてるようでw

自分が取り組んでるものに手応えがあるのに、知財を中心としたやり方にシフトするのは難しいですが、自分のやってる先にその活用があると言われたら、そりゃ取り組まないわけにはいきませんねw

私は、国内より、外国での保護の方が気になってるんですよ。まさによしくんぱっとさんの領域じゃないかと思うんですがw
このトピでもちょっと出てきた温州みかん、ロシアで1個1800円だったかな・・・。
その時はあまり輸出に興味を持ってなかったので、詳しく聴きもしなかったんですが、イベントじゃなくて常設店舗での話です。品種は分かりません。場所はたぶんモスクワじゃないかと思うんですが・・・。
国内に「温州みかん」と表示された他国産が入ってきた時より、例えばモスクワに「日本産の温州みかん」と「中国温州産のみかん」が並んだときの方が、話がめんどくさい気がするんですよw
まぁ、これは特にめんどくさい例だと思いますが、日本は農産物の輸出を1兆円まで増やそうという取り組みもありますし、これから取り組む地域はなおさら、農家がそういう部分を知っておかないといけないんじゃないかなと。
輸出用の品種開発というのも、場合によっては必要だと思いますしね。

まだ輸出に関しては品目選んでる段階だし、優先順位的には今のところ低いので、これからの課題なんですけどね。
びんさん、
>これまでにない高品質商品で新たなニーズを掘り起こすような場合でも…

>…川下から発想していれば、作るのが難しいことはあっても売るのが難しいことはないと思いますよ。

「経験無いのにやった事もない事をさもやったことのあるように簡単にものをいう人って居ますねたまに」と書かれたりんごya!さん(#141)に座布団一枚!!

びんさんが組んでやっておられる種苗会社の人や仲買の人に聞いてみられたらよくわかると思います。その方達はりんごya!さんほどにはキツク言われないでしょうから、とっつきやすいと思います。

**


りんごya!さん、

>林文子さんという方を例に上げましたが、彼女が何を売っていたのか、お調べになってみてください。

私は、小説を売っていた人(小説家)かと思っておりましたが、大間違いでした。
林さんの著書を読ませてもらうべくAmazonで購入しました。
勉強させてもらいます。(頓首)

**


じゅんたさん、

さすが、もとIT成功者だけのことはあって、柔軟性がありますねえ!


> 私の地元にも仕事で来られてるようでw

DBさんて、有名人なんですね。私は、Don’t Buyの略かと思っておりました(冗談です。最近、日本でGJ!がGood Job!の略と勉強しました(笑))。
こういった方の活躍も日本の農業を発展的に変えていくのに重要と思います。


以下は、単なる妄想です(笑)…

じゅんたグループ(株)で、ロシア人のみかんの味の好みの調査をしてみたら、その結果は、日本では見向きもされなかった登録品種がぴったりということが判明。今盛んに日本で栽培されている温州みかんより、その品種の方がロシア人の口に合いそう。
じゅんたグループ(株)では、従来の市場では役立たずのその品種の育成者権を県から格安で購入することに。県からは、県に現金収入をもたらしたと喜ばれる。
その品種の独占的地位を得たじゅんたグループ(株)では「ロシア用温州みかん」を独占的に栽培し、いかにも日本製の響きを持つ「じゅんたみかん」という商標でロシアで売り出す。従来の温州みかんよりロシア基準で“味が良い”ので1個2000円として売り出したのだが、ロシア人には「こりゃあ美味い」とバカ売れ。「さすがハイテクの国、日本。工業製品だけでなく農産物もハイエンドは日本製に限る」と絶賛される。
それに気を良くしたじゅんたグループ(株)が、他の国の状況も調べてみたところ、アラブ人の好みにも合うという。で、ドバイにも輸出することに(1個、3000円。鳥取のスイカが1玉3万円らしいので)。
じゅんたグループ(株)だけの生産では手に負えない状態になってきたので、他グループにライセンスを供与。じゅんたグループでは、自グループでの生産を通じた収入とライセンス収入とでホクホク状態に!!

…ま、当然、こんなうまい具合にはいかないですけれども、少なくとも努力している分、宝くじを買うよりはマシでしょう。

私も、「経験無いのにやった事もない事をさもやったことのあるように簡単にものをいう人」としてりんごya!さんに叱られそうですね(笑)。

知財の所有を他人(登録料払い忘れなんかをする県など)に任せて、自分たちは生産だけ(農作業だけ)を担当する形ではなく、知財のもつ排他力、知財の持つ財産価値をも自分のものとしていくことで、ビジネスとしての農業をより収益力の高いものにしていく感覚は、これからの日本の農家にとって重要ではないかと思います。
品質を高めるという事は商品の競争力を増すという事であり
そのことを行う事で販売は強化され組織は強くなり
商品は動き雇用は維持される。
根源には利潤の追求という事が目的としてはありますが。

安く提供する為に品質を高める。
この思考に合理性は存在しません。

僕らはBMW等のクオリティの話をしていたのですが、
途中からダイハツの軽トラの話を持ち込む方が居て
眩暈がしましたが、BMWもダイハツも企業としての思考・機能は
一緒ですね。安く提供する為の品質を高めるような
あほな事やる企業は世界広しといえども1社たりとも
存在しないでしょう。

そんな合理性の無い事に人生をささげる方が一人ぐらい居ても
いいと思います。

みんな違ってみんないい。
そういう歌もありますし。
>よしくんぱっとさん

ん〜・・・やっぱり話は合わないですねw
団体戦やるなら、やっぱりそれぞれ専門の担当者を置くのがベストだと思いますし、そのつもりで課題として取り入れようと思ってるところです。
組織として余裕があるなら、農家が生産以外のことをやるのもいいとは思いますが、時間をかけ過ぎて生産担当者が生産力を落としちゃ本末転倒ですし、規模を拡大していく路線なら生産に集中した方がいいと思いますね。

まぁ、話は合わなくてもいいことです(笑)。
現場を見ながら考えていきますよ。

ちなみに、びんさんのやってる花卉は、各農家でバイテクやってる分野で、親子2世代4人でやったら売上は億の世界です。
知財という意味では、実は一番活用の道が広い分野かなと思いますね。
経費も凄いので、私はまだやる気にならないですけどねw
りんごya!さん、

>BMW等のクオリティの話をしていたのですが、
>途中からダイハツの軽トラの話を持ち込む方が居て

ダイハツの軽トラは世界に誇れる製品なんでは?

ちなみに、私はBMWに乗りたいと思ったことが無いです。仕事でブランド力がどうのこうのとは言いながら、私生活ではブランドにお金を払うのはもったいないと考えるずるいタイプ。今の愛車はスバルです。いい車ですよ!(燃費悪いけど)

**


じゅんたさん、

>団体戦やるなら、やっぱりそれぞれ専門の担当者を置くのがベストだと思いますし、そのつもりで課題として取り入れようと思ってるところです。

それはそうですね。
私が書いた「じゅんたグループ(株)」は、今、じゅんたさんが参加されているグループのことです。名前を知らないのでじゅんたさんの名前を使いましたが。


>ちなみに、びんさんのやってる花卉は、各農家でバイテクやってる分野で、親子2世代4人でやったら売上は億の世界です。
>知財という意味では、実は一番活用の道が広い分野かなと思いますね。

なるほど。いろいろな可能性がありますね。
一番縁が無いみたいに書かれるびんさんの専門領域が、知財の活用分野が広い世界ということですか。


**



完全にトピズレですが、福岡正信さんについて2度言及しましたが、誰からも何も反応が無い。日本の農業界では既に忘れ去られた人なんでしょうか?ビジネスと結びつけるのは難しいかもしれませんが、ちょっと寂しい思いです…
こんにちは、有名人ですw


農業をやってからそんなことは言え、と言われ早10年以上あせあせ

ある時から突き抜けて、ある程度聞いてもらえるようになりましたwww



で、突然話は変わってあせあせ高品質高価格という議論ですが

自分は「どこまで市場の余地があるのか」の見極めが大事だと思っています。

植物工場の方でも言っているんですけどね…その市場の限界の見極めに失敗して、過度な生産設備が経営の足を引っ張るケースが多いんですよ。


最初はうまくいってイケイケで、拡大しちゃうと思ったより販売が伸びなくて…というパターン。マーケティング面から見れば、リピーターを捕まえられていないということだろうと思いますが、まぁハレの日の食べ物を毎日食する人は多くないですからね。その市場性の見極めが一番大事だな、と。



で、本筋の知財のほうは、さっきまで試験場のグチを書いてて…消しましたあせあせ

びんさんのところみたいに、自分たちでホールドしたほうがいいですよ…
って言うか、自分たちで必要な品種は作っちゃったほうが…

そうでなければ、一般流通している品種で作りで勝負するかじゃないですか?



高品質路線の方も新品種の方も、とてもここでは書けないようなエグイ話ばかりが体に入っているので、さらっと単純に書きましたけど、よかったら行間を読んでくださいあせあせ空論でやっているわけじゃないです。基本、実話ベースです…



最後になりましたが

DBの由来は…ヒミツでうまい!

お会いしたら、白状しますうまい!
どうも。

>りんごya!さん
 一応5年ほど前までは東京でサラリーマンをしていましたので、林さんは存じ上げております。
 林さんがBMWを売るのと、農家が高品質ビジネスをやるのとを混同されているのでしたら、本当に1から考え直さないと危ないかもしれません。お気を付けください。

>よしくんぱっとさん
 やはり農家を馬鹿にしていますね。僕たちが関係している各社同様、僕たち農家も利益の最大化を目指しています。上で挙げた例ではそういう同様に利益の最大化を目指す3つの異なる機能を持つビジネスユニットがエコシステムをつくることで、各自が全てを行うよりも少ないコストと労力で大きな利益を各ユニットにもたらしています。
 ポイントは搾取を極力排除することです。適正なコストとリスクをお互いに分担しながら、得るべき利益は得ています。それにはイーブンな関係が必要です。それにはある程度の品質をそろえた規模が必要となりますので、農家個人個人が知財を云々という状況とは異なってきます。

 知財に関しては無縁なのではなくて、よしくんぱっとさんが考える方法とは別の方法で十分に利用している、と言うところです。

>DBさん
 僕たちもオリジナルではありませんが占有品種はいくつか持っています。権利の管理とコントロールだけ種苗会社に任せています。株はこちらしか持っていません。それで現状ベストです。そこは信頼関係と言うか力関係と言うか。そんなところです。
>農家が高品質ビジネスをやるのとを混同されているのでしたら

比喩をクローズアップして話をそらさないで頂きたいですね。
話の趣旨はそこにはありません。

ビジネスを行う事の合理性について僕は述べました。

不合理を追求する人がいても別にいい。とも言いました。

>よしくんぱっとさん

県の品種を使ってるもので・・・w
まぁ、県以外のも含めて、今は6品種くらい作ってます。

福岡さんは、ヒーローでもないですが、忘れ去られたわけじゃないですよw
農法や栽培方法は、私にとっては制限になる場合が多いので、私は食いつきませんでしたがw
私自身は自然農法も有機栽培もいくつかの民間農法もやりますが、どれにも依存しません。
何にも制限されず最善を尽くす農法ですねw

福岡さんには会ったことはないですが、「自然は理解できない」という基本的な考え方に賛同しつつ、自然を理解しようとしてますw
自然を理解できないという説明の裏側に、自然の理解の仕方が表れてますよね。
私の栽培技術は、実はそこが原点だったりします。
最初は資材を駆使する多収量技術を自然の力で置き換えようとして始めたんですが、そんなものより自然の力そのものの方が遥かに凄かったわけです。それが当たり前なんでしょうけどね。
だから追加コストは0ですね、来年も再来年も・・・何回作ろうが永久に0ですw
まぁ、それが本来の栽培技術だと思います。福岡さんはそれを消極的に使って、私はそれを積極的に使ってますw

DBさん、

>農業をやってからそんなことは言え、と言われ早10年以上
>ある時から突き抜けて、ある程度聞いてもらえるようになりました

すばらしいですね。なかなかそうはいかないです。「農業をやってからそんなことは言え」の世界ですからねえ。


>高品質高価格という議論ですが
>自分は「どこまで市場の余地があるのか」の見極めが大事

これが、また、むずかしい。“見極め不可能を知りながら見極める”みたいな感じにならざるを得ないですね。
特に、植物工場をいっちょやってみようか、などと考える人は、“超”がつくポジティブ思考な人が多いはずなんで、見極めが世間ずれしてしまう傾向があると思います。でも、その種の人がいなければ斬新なビジネス領域は前に進まない。
結果的に、本人の見極めが正解からズレていたら失敗になるし、世間の方が正解からズレていたら大成功。
慎重に進めるビジネスもいいですけど、このような博打がかったビジネスも人類にとって意義があると私は思っています。


>お会いしたら、白状します

なんとかできればOFF会とかしてみたいですね。
お住まいよりもっと西にある旧“めでたい”会社とか、もっと南にある“ちょっと右翼的名称”の会社とかには向こうがお客さんなので行く機会はあるのですけど。

**


びんさん、
>やはり農家を馬鹿にしていますね。

それは私の方がびんさんに申し上げたいことです。知財ya!を馬鹿にしている。

#28で、「個人的に農産物の生産販売という現場にいて、品種登録などは農家自体にはほとんどメリットがないと感じます。…ブランド品種の有無が農家経営に強いプラスの影響を与えるとはあまり考えられません」
#88で、「農業あるいは農産物の販売という点においては、排他的な知財運用はあまり効率的に機能しません」
といったことを書かれながら、他方では、

#104で、「丁寧な説明ありがとうございます。でもその辺のことはここに参加している農家ならみな理解していると思いますよ」
と書かれる。

何が本当なのかと思っておりましたが、菊を作っておられて、「びんさんのやってる花卉は、… … 知財という意味では、実は一番活用の道が広い分野かなと思いますね」「びんさんのところみたいに、自分たちでホールドしたほうがいいですよ…」という他のみなさんからのご教示で、だいたい状況が理解できたと思います。


**


りんごya! さん、
びんさんが実際にやっておられることと、ここで書かれている内容とはだいぶ違うようですので、あまり気にされなくてもよいと思います。

**


じゅんたさん、

>福岡さんは、ヒーローでもないですが、忘れ去られたわけじゃないですよw

よかったです。ちょっと安心しました。



>何にも制限されず最善を尽くす農法ですねw

では、福岡さんの「しぜん」農法の向こうを張って、「さぃぜん」農法と呼ばせていただきます!

いちど見せていただきたいものです。

福岡さんのものを見せていただいたときには、ただ圧倒されるばかりでした。「無」とか言っていながら、実はものすごく手をかけてある。手というより目でしょうか。作物に対して絶えることなく目をかけてあって、その作物の成長過程でクリティカルなポイントが出現するわずかなタイミングを絶対にのがさない、というような感じ。自分のような凡人の怠け者には絶対できないと思えました。

**


私が申し上げている知財の活用(それがもうとっくの昔にトピズレですが)をどうしても誤解されてしまうように思います…

同業者でグループを作ったり、他業種(農協とか種苗会社とか県とか)と組んでやるのは駄目といっているのではないのですけどね。何度も書いていますが、組織力が使えれば単独でやるより絶対に強いです。

こういう風に説明したらどうでしょうか…

知財というのは「知的財産」の省略形であることはみなさんご存知と思います。財産権なのですから、財産的価値を持っています。農地が財産的価値を持っていて売買できるのと同じこと。作業しにくかった農地に手を入れて農作物を作りやすくすれば、それで農地としての価値は高くなりますね。

知財もそういう性質を持っています。消費量が上がったり高収益作物になって有名になったりして農作物から利益が出るようになると、それを支えている知財の財産的価値が上がります。新品種だったら育成者権が育ちますし、登録商標だったら商標権が育って、その財産的価値が膨らんでくる。

農家も、そこの部分の利益にもう少し着目された方がよいのではないかということです。商標権の所有権の一部を所有するというようなことを通じて。
もちろん、排他的に「じぶんたちでホールドする」ところにも利用価値はあります。
>りんごya! さん、
>びんさんが実際にやっておられることと、ここで書かれている内容とはだいぶ
>違うようですので、あまり気にされなくてもよいと思います。

了解です。
当初より彼の記載してる内容、全く信用しておりません(w
何か書くと見事に的外れな事が返って来るのが楽しくて
遊ばせていただいております。
>よしくんぱっとさん

びんさんは言ってることとやってることが違うんじゃなくて、よしくんぱっとさんが途中で話のスコープを変えたのに対して、真面目に話を合わせただけだと思いますよ。
昨日、近所のキュウリ屋のじいさんと話しました。
いつも通り、「安い、大変だ」と言っていたので、「うんうん、セリで売るような出荷じゃだめですね」と口ばしっちゃったら、それが気に障ったらしく「農家は良いもの作っていれば後からゼニは付いて来る」という自論を展開し始めました。
経営感覚が違うから折り合わないんですが、近所でよく会うので関係を悪くしたくないので「なるほどそうですか」と一応話を合わせておきました。

農家は経営者なのでみんなかなり苦労を積み重ね「俺に言わせればな〜」という独立した感覚を持っているでしょう。
リアルで会って話せば相手の様子を見ながら苦笑いや、声の調子やおどけたり、うまく話題を運べると思います。

ネットは文字でしか表現できないし、一度書いたらいつまでも残ります。

たぶん、酒でも飲みながら話したらすごく面白い話しできると思うな〜。

中傷路線はやめようや。
天動説を是とする不合理な主張をする奴に
実際は地動説が正しいんですよ。
っていう会話はリアルで話し合ってもうまく話題運べるんですか?(w 
>ベジタ
えーっと、補足です。
我々普通にビジネスの話してたんですけども、途中から
高品質を高くうるなど誰でも出来る簡単なこと。高品質を
如何に安く売るかが最も難しい、それに取り組んでいる
とか、どーでもいー不合理な話始めちゃって、
まぁ、リアルだったら一発お見舞いされててもおかしくない
状況かとは思いますが、そんなお方が居れば非難の応酬が
始まってもおかしくはないでしょう。

雉も鳴かずば討たれまい。
簡単なことです。

仲良く話ししたいなら、それなりに弁えるべきもの
ってあるんじゃないですかね?
簡単な事です。
りんごya!さん
僕にはそんな天動説と地動説の差があるほどの違いがあるようには思えません。
今興味があるのはそこまで見下した発言をする方ってどんな事業を継続され手いるのか教えていただきたいです。
おととい朝日新聞に片山りんご園さんの記事が特集されてましたが、そちらの方ですか?


僕はこの業界でいろんな経営者を見てきました。
日本農業賞もらって次の歳に脱税で摘発された方、1万坪のハウスを作って経営不振で干された方、補助金もらって事業始めたはいいけど夜逃げした人、自ら命を絶った人・・・

「簡単な事」そうですね。その「簡単な事」が山のようにあって、毎日溜まっていく一方で、「簡単な事」に押しつぶされそうです。
高品質をいかに安くするかに取り組んでる人は、このトピに登場してないのでは…。
僕はベジタさんに興味がありません。
記載されている内容もどうでもいい事としか感じません。

>高品質をいかに安くするかに取り組んでる人は、このトピに登場してないのでは…。

びんとかいう方がその辺で踏ん張っていた記憶がありますが
主張があまりに不合理であるためその辺徹して追求しましたが
無視という結果に終わりました。
そうするより他無かったかとは思います。

企業とは何の為に存在するのか。という事を根底から覆す程の
不合理を平気で言ってのけた。
極左か、なんかの新興宗教の手合いがよくやるパターンですね。
びんさんのビジネススタイルと、りんごya!さんのビジネススタイルとは好対照をなしていて、どちらも有り得ると思います。


ハイリスク・ハイリターンという表現がありますが、これはまさしくりんごya!さんのためにあるようなもの。びんさんはそれを好まれません。
「Good is the enemy of great」という表現があります(Jim Collinsの名著“Good to Great”の最初に出てきます)。たぶんびんさんはすでに知っているとは思いますが(笑)。
このGoodでよい(Goodがよい)といわれるのがびんさんで、Greatでないとダメ(Greatがよい)といわれるのがりんごya!さん。Goodの範囲内でしか考えないのがびんさんで、そこからはみ出さないとダメと言われるのがりんごya!さん。

既存の環境内でベストを目指すのか、既存の環境からはみ出ることでベストを目指すのかの違いという表現もできると思います。どちらか一方が正しいということではなくて、両方正しい。前者で活躍できる人は後者では活躍しにくいし、後者で活躍できる人は前者では活躍しにくい、という関係にあるとは思います。


新境地を開くことの大変さ、難しさ、不安さは、それをやった人でないとやはり分からないと思います。#145のびんさんの説明なんか、私だったら恥ずかしくて書けないですワ。“素人”丸出し状態。

ベジタさんが書かれたように「日本農業賞もらって次の歳に脱税で摘発された方、1万坪のハウスを作って経営不振で干された方、補助金もらって事業始めたはいいけど夜逃げした人、自ら命を絶った人・・・ 」があちこちに見える領域でやろうというのですから、自分をよほど鼓舞し続けないと続きません。
これは気をつけないといけないのですが、それをやり続けているうちに、他人にまでそれを押し付けるのが習い性になってしまう。


りんごya!さんはハイリスクハイリターンで新境地を開くスタイルですから、これは成功する確率が低くなります。
しばしば、「成功している証拠を出せ」というような感じのコメントが入りますけれども、それは本質を突いていません。現在、りんごya!さんが大成功されているのか、これから成功されるのか、結局成功されないのか(りんごya!さん、失礼な表現で申し訳ないです)ということは、重要な問題ではないのですよ。肝心なのは、新境地を開こうとしたかどうか、です。
既存の領域内でやってそれなりに成功していても、それは「新境地」派にとっては価値が無い。ハイリスクなんですから、失敗はあたり前で、その失敗の方が既存領域内での成功より価値があると思うのですね。

「新境地」に価値を置く人と置かない人がいて、どちらもそれぞれその人なりの正しい人生ということでしょう。

**


ベジタさんが「中傷路線はやめようや」とおっしゃっていただいていますが、これらのやりとりを中傷ととらなければよいと私は思っています。「リアルで会って話せば相手の様子を見ながら苦笑いや、声の調子やおどけたり、うまく話題を運べる」皆そんな人たちがここに参加していただいています。それはよくわかる。
ただ、ここではリアルのようにはできない状態で話をしていますのです。結局、読み手が鈍感になるしかないと思います。書き手が、空気を読んで複雑に回りくどく表現したり間接表現を多用したりすると、相手に意図がますます伝わりにくくなります。
その代わり、青森の人と四国の人と(アメリカの人も)が毎晩集まって話をしているような環境が実現できています。リアルでは絶対に不可能なことです。
文章だけのコミュニケーションには限界がありますが、その代わり地理的なバリヤーや職域のバリヤーといった他の限界をインターネットは取り払ってくれました。それを楽しみましょう!

お互い、「鈍感力」でいきましょう!



青森県のミスに関する新聞記事の論調はむちゃくちゃ、というのでカタがついていますので、このあたりでぼちぼち別トピックに移りましょうか?
鈍感力に一票!

挑発的な言葉や、見下したり、ひけらかしたりするのは精神的余裕がないことの裏返しかもしれないと思えばちょっと控えようと思うはず。プライドが強いのはそういう意味でかえって恥をかくことになるかもしれません。

林文子さんという方が話題に出ました。
僕は全く知らなかったのでちょっとネットのインタビュー記事を読んでみました。
とてもほめ上手な方のようですね。
経営者として人を動かすのにほめ上手というのは重要な要素かもしれません。
自分を大きく見せようとしないでまず相手をほめる。そうすればプライドの高い人にもすんなり聞き入れてもらえそうです。(しかもそういう人が有能だったりする!)

相手が鈍感力のあるひとばかりならそんなことしないでもズバズバ本音トークできるんでしょう。

よしくんぱっとさんもほめ上手ですね。あやかりたいです。
あ、お世辞じゃないですよ。
ほんとに鈍感力とかいうのがいいんでしょうかねぇ…。

>よしくんぱっとさん

成功してない人が何を言っても無駄です。農業から逃げ出した人は、後ろを振り返らないで逃げ続けなさい。

>りんごya!さん

あなたは十分に頑張ってるので、一休みして治療に専念されたほうがいい。
心の病については、自分でも公言してることですし、私は物理的に治るメカニズムを理解できるので、偏見なく言います。
みんなあなたに興味を持ってるじゃないですか。どんな言い方しても、相手にしてくれるでしょう。
あなたのビジネスに興味を持ってないのは、よしくんぱっとさんだけだということに早く気づいた方がいい。よしくんぱっとさんは、自殺しそうになりながら頑張ってる人を、誉めて自殺に追い込もうとしてるだけです。それで自分が農業分野で仕事ができるようになればいい人なんです。合衆国の事情は知らないと言いながら、それを再現できるか様子を見てるだけです。
今のあなたは、よしくんぱっとさんにホールドされて、相手を攻撃したい時に呼ばれて攻撃させられてるだけですよ。
あなたはよしくんぱっとさんのパシリのまま死ぬんですか?
じゅんたさんへ

休みつつ働きつつのバランスをうまく取ったので
薬物に頼らざるを得ない状況は脱しました。
それと相当大きな案件が実現しそうになっています。
有難い事です。

世界でもで唯一ぐらいの相当特殊な技術持ってますのでね。
うまく運んでくれるんじゃないかなとは思ってます。

誰もやった事が無い領域に足を踏み入れるという事は
本当に恐ろしいものです。
> りんごya!さん

一瞬で元に戻りましたね。
私は敢えて頑張って欲しいとは言いません。
でも、今の話からは、いずれ成功されるんじゃないかという感触があります。
疲れたら、誰にも遠慮せず休めばいいだけです。
動けなくなってから休むのは、休みじゃないですからね。
1ヶ月は何か頭脳がどこかを彷徨いましたよ。
一瞬では無理ですわさすがに(w
人生観変わるぐらいの経験をしました。
日々普通に暮らせるという事の幸せを理解しました。
有難い事です。

先日仕事が無くて暇って土木作業員に仕事しにきて
もらったんんですが、彼らも大変みたいですね。
僕は彼らのような人たちをなるべく多く普通に暮らして
もらえるようになって欲しいと思い、事業をなるべく
大きくなるようにして行きたいと考えています。

その為に必要な事とは何かを常日頃考えている訳です。

>りんごya! さん

幸せを感じられることは、最高の価値基準だと思います。
誰とも比較する必要のない、本質的な基準ですよね。

地方の雇用状況はどこも深刻ですね。
私も地区の集会などのタイミングで、毎日顔合わすくらいの人にも遠まわしに頼まれますが、1年中というわけにはいかず、収穫期間のパートや、スポットでということになってしまいます。
田んぼ持ってる人には、畑にしてもらったり裏作してもらったりしてますが、足しにはなっても、それで賄えるようにはなりませんしね・・・。
やはり規模の拡大は必要だと思います。
#113で既に書いたことですが、本来のトピ趣旨である「この記事の論調はむちゃくちゃなんじゃないですか?」という疑問に対する答えは、ここで皆さんからいろいろ教えていただいて、むちゃくちゃでした、ということで良いのだと思っております。


**


おぐらんぼさん、

> 鈍感力に一票!

ありがとうございます。


>林文子さんという方が話題に出ました。

私も知りませんでした。
松下幸之助さんも、かなり「ほめ上手」だったようです。
「ほめ上手」はなかなか難しいスキルです、特に私のような者にとっては。日々、勉強です。

**


じゅんたさん、

>成功してない人が何を言っても無駄です。農業から逃げ出した人は、後ろを振り返らないで逃げ続けなさい。

私個人的には、逃げたと言うより、視野の狭い親の期待を振り切って、より可能性の高い方面に行った感覚があります。
終戦後、農業がビジネスとしてとても面白い時期がありました。今また、農業が面白くなってきていると思います。ただ、私自身はそれにビジネスとして参入するつもりは無いです。年齢的にね。趣味の農業なら引退後にやるかもしれません。


>あなたのビジネスに興味を持ってないのは、よしくんぱっとさんだけだということに早く気づいた方がいい。よしくんぱっとさんは、自殺しそうになりながら頑張ってる人を、誉めて自殺に追い込もうとしてるだけです。それで自分が農業分野で仕事ができるようになればいい人なんです。合衆国の事情は知らないと言いながら、それを再現できるか様子を見てるだけです。

私は、特許事務所業界の人間ですから、りんごya!さんの農業そのものに熱い視線を送っているわけではありませんが、新しいことをやろうとされている点において共感します。

うちの事務所は現在5カ国に展開しています。日米欧中韓。そんな特許事務所は他にありません。「誰もやった事が無い領域に足を踏み入れ」てやっています。
まだまだやらなければならないことはいくらでもありますが、これを作ってくる過程で様々な障害がありました。ぬるま湯に漬かった業界のみなさんが足を引っ張ってくる。障害の多くは悪意が無いんです。それが困りもの。一番困るのは、「おにいちゃん、わざわざそんなことをしなくてもいいでしょう」という妹の批判ですね。これは、身に染みる。

そんな中で20年ほどやってきたわけで、りんごya!さんにはがんばっていただきたいと思うのです。りんごya!さんが「自殺しそうになりながら頑張ってる人」なのかどうかは私は知りませんが、「誉めて自殺に追い込もうとしている」ということはありません。

「自分が農業分野で仕事ができるようになればいい」という淡い希望はありますね。もう少し表現を変えさせてもらって「自分が日本の農業分野に貢献できるようになればいい」という感じです。私から見たら、知財の有効利用について、農家自身がもっともっと真剣になるべきだとみえます。きれいごとを言っているように取られるかもしれませんが、これが正直な気持ちです。
農業分野で仕事ができても、私にとってはそれが今以上に大きな利益につながることは考えられません。なぜ農業にこだわるのかと思ってみると、農家で育った私の心のふるさとがそこにあるから、と言うことのように思います。

「仕事がなくて、農業分野に参入しようとしているのだろう」というようにお考えなのであれば、それはまったく違います。
今回の不況は、私にとっては追い風です。仕事がなくなって困っている、と言う話が回りから聞こえてきますからね。
会社全体としては暇ではありませんが、確かに私は暇です。5カ国に展開した事務所群で働く者全員の中でおそらく私が一番暇なのですが、いろいろ経営指南の皆さんの意見を総合すると経営者が暇でないと会社がダメになるらしいので、それでよいのだと思っています。

**


りんごya!さん、
>世界でもで唯一ぐらいの相当特殊な技術持ってますのでね。
>うまく運んでくれるんじゃないかなとは思ってます。

何度も引用していますが、江副浩正さんの
>>起業家は自分の考えは正しいというところから出発するが、それが正しいかどうかを決めるのは顧客である。
を再度引用させてもらっておきます。

私やりんごya!さんみたいなタイプの人間は、これが暴走を止めてバランスを取らせてくれると思います。


>誰もやった事が無い領域に足を踏み入れるという事は本当に恐ろしいものです。

まったく同感です。
そして、同時に、楽しいものですよね!エキサイティングというか。だから踏み込んでしまうのですよ、我々は(笑)。
高品質の物を高く売るのはやさしいか?

これについて意見が分かれるのはなぜだろうと考えていました。一方で簡単と言う人がおり、他方で困難だと言う人がいる。


私には困難と思えるので、簡単という意見がなぜ出てくるのかよくわかりませんでした。


たぶん、書き手の視点が「売り込み」業務であるか、「作り込み」業務であるかの違いと思います。

「売り込み」の現場では常に、「高品質を如何に安く買うか」という客からのプレッシャーにさらされています。これに抗うために、へとへとになってあの手この手を考えやっているわけです。やもすれば、「その値段でいいです」と言いたくなるところを、グッと我慢しながら、なんとか「高品質を安く買いたい」客から少しでも高い値段を引き出そうとがんばるわけです。
「この値段なら、まったく買ってもらえないかもしれない。でも、この値段をつけたい。でも、まったく買ってもらえないよりは、少し安くても買ってもらった方がよいのではないか」といった堂々巡りの思考が頭の中をぐるぐる回っています。

これを身に染みて知っている人は、「高品質を高くうるなど誰でも出来る簡単なこと」などとは口が裂けても言えないくらいの感じがある。

一方、「作り込み」の現場では、「品質を維持しながら如何に安く作るか」ということがプレッシャーになっている。それが「作り込み」の現場における利益の源泉なわけです。



で、次のように表現したら皆さんに納得してもらえるのではないかと思います。

<売り込み現場の視点>「高品質を高く売るのは難しい。高品質を安く売るなら簡単だが、それでは事業が成立しない」

<作り込み現場の視点>「高品質を高コストで作るのは誰でも出来る簡単なこと。高品質を如何に安く作るかが最も難しい」
コストかければ簡単に高品質が実現するという事ということはありません。

高品質だから簡単に高い価格で販売できるというものでもない。

これが現実。

こういう現実を知っている者から見て、
高品質は簡単に高く売れるなどというふざけた事を見ると
頭にくる訳ですね。
りんごya!さん、

>誰もやった事が無い領域に足を踏み入れるという事は本当に恐ろしいものです。

というりんごya!さんの表現にそうだなと思える人と思えない人とがある。踏み込むことに価値を感じるか否か。踏み込んで、そこでもがいた経験があるか否か。業界は問わないと思います。



>コストかければ簡単に高品質が実現するという事ということはありません。
>高品質だから簡単に高い価格で販売できるというものでもない。

今回書かれたこれも、両方とも至言だと思いますワ。
何が“高”品質なのかが確定していない。イメージしている高品質が作れるのかどうかわからない。その高品質が市場で受け入れられるのかどうかわからない。その高品質に対していくらが適切な価格なのかがわからない。品質/価格のモノサシが存在していない。そこに、「より良い物をより安く」という市場原理は否応なしに押し寄せてくる。


最後に、松下幸之助さんの言葉から:
成功を邪魔するものは、結局は自分自身である。世間は誰ひとりとして邪魔はしない。


がんばってください。
業界を問わず“体が資本”です。そちらの方にも注意して。
どうも。

 どうも誤解が一人歩きしてる感じなので、僕がこのトピの♯28で書いたことを引用しておきます。

以下引用

 安く沢山つくってやすく売る。高く少しつくって高く売る。これは実はあまり難しいことではありません。本当に難しいのは高く沢山つくって安く売る。しかもそれで利益を出すということです。

以上引用

 というわけで、その後この件に関してはりんごya!さんとよしくんぱっとさん以外からは目立った反論もなかった気がするので、お二人以外には共感いただけたのかなと思っています。りんごya!さんの批判は誤解されてのような気がしますが。

 個人的にはりんごya!さんの高級ジュース路線は間違っていないと思っています。僕に言われてもうれしくないかもしれませんけれど。ただ、♯20で「売り先がない」と書かれていたので少し心配になっただけです。
 そのご日記の方を覗いてみたら、商談もうまく行っているようなので、もう心配はしていません。

 よしくんぱっとさんには、農家がなかなか知らない情報を書いていただいたり、いろんな意味での情熱には感謝します。だた、やはりもう少し日本の農業ビジネスの現場を知って、日本の将来の食糧生産への不安みたいなものを感じ取ってもらえればと思います。
>本当に難しいのは高く沢山つくって安く売る。しかもそれで利益を出すということです。

その事の合理性の無さという事以前に思考としての意味の無さ。
それをいろんなたとえを用い説明しました。

反論が無い=反応が無い。興味を持っていただけていない。
と捉えるのがこういう場での感覚かと思います。

書き忘れて気になってたので


>最後に、松下幸之助さんの言葉から:
>成功を邪魔するものは、結局は自分自身である。世間は誰ひとりとして邪魔はしない。

わかるわぁ・・・てかんじですね。
いい言葉をありがとうございます。

今は減速モードで、そのうち、気が変わって色々頑張りたくも
なるんでしょうから、やりたいようにやるつもりです。
いろいろありがとうございます。>よしくんぱっとさん
>びんさん
140、145の書き込みで分かったつもりにしても良いのですが、私も
「高く沢山つくって安く売る。」という意味が良く分かっていません。

「高品質のものを作って、(利益が出る範囲内で)相手が買いたいと思える安い値段で売る」
ということでしょうか。
「高品質のものをコストをかけて大量に作って、そうすると中/低品質のものも出してしまうけれど
その売り先も考えて全体で利益が出るようにする」ということでしょうか。

他の意味のような気もしますが、読解力が低くてすみません。
トピックへの結論は出たようですが、知財自体についてのご意見も大体出たのかな、と思います。
勝手にまとめてみます。

1、品種登録、商標登録といった知財は重要。
2、特に国外との競争があるときは品種登録も重要。
3、ただし、栽培方法等もっと重要なことがあり、
  競争力を高めるには、品種登録に限らずクオリティを一定に保つことが重要。

トピックの最初の頃は知財を完全に否定している方が多いのかと思いましたが、
重要性は理解されている方も多いようで、うまく使っている事例も教えてもらえ、良かったです。
>よしくんぱっとさん

私はやっぱり、相手に鈍感力を求めるのはいい気はしないですねぇ・・・w
でも、立派な鈍感力は見せていただきましたw

1つ思うのは、みなさん現在進行形でやってる人ばかりなので、ジャッジや結論は要らないんじゃないですかね。
現実では絶対にぶつかることはないそれぞれの行動が、言葉で分類されるとぶつかってしまいます。
議論するのは面白いですが、ぶつかってばかりじゃ疲れますよw
みなさんエネルギーをかけて取り組まれてるはずなので、いらんところで使っちゃってもいけませんし。

それともう1つ。
年なんか気にしないで、帰ってきて農業やりませんか。
自分の人生に結論出すのは早すぎますw
それに、心残りが表れてるように見えますよ。これで良かったと無理矢理自分に言い聞かせてるような感じもします。
私のすぐ近所で、60過ぎて始めた人もいますし、それでも30年やれますw
20歳からの30年とは全く違うでしょうが、やってみるには十分な時間じゃないですか?
#176 びんさん、
りんごya!さんの
>誰もやった事が無い領域に足を踏み入れるという事は本当に恐ろしいものです。
に、「ほんとにそうだなあ」と思わないでしょう?私はしみじみ思う。
昨日、46歳のプロレスラーの方が広島で試合中に亡くなりましたわね。46歳であんなことをやり続けていたら、ある意味、自殺行為です。私なんかはあれでよい、と思うのですよ。
志向の違いというか、思考のちがいというか、嗜好の違いというか、そういうものなんで、いくら説明されても合意に達することは無いと思います。それでよいのですよ。
失敗が嫌いな意見調整型の人には分からない感覚だろうし、また気持ちの悪い感覚だろうとも思いますが、ま、「ひとの勝手」ということで、認めてやってください。基本的に、自分の意見に合わせようとされるのが間違いだと思います。

**


#178りんごya! さん、
>今は減速モードで、そのうち、気が変わって色々頑張りたくも なるんでしょうから、やりたいようにやるつもりです。

ぼちぼちいきましょう。

もういっちょ(これは、又聞きで出所不明):
  金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない

**


#180 katwo さん、
>トピックの最初の頃は知財を完全に否定している方が多いのかと思いましたが、 重要性は理解されている方も多いようで、うまく使っている事例も教えてもらえ、良かったです。

私もまったく同感です。
勉強になりました。

**


#181じゅんたさん、

>私はやっぱり、相手に鈍感力を求めるのはいい気はしないですねぇ・・・w

相手に鈍感力を求める、というより、それしかうまい解決法がないでしょうというのが私の主張です。

なにかというとKYだとかといって話をこんがらがらせたり、KYだと言われたくないからと、裏読み、さらに裏読みの裏読みぐらいのところまで先走って考えてコメントしたりする人が結構おられます。で、結局は言いたいことが伝わらなかったり、裏読みが外れていて頓珍漢なコメントになっていたり、結局何も言っていないのと同じ内容でしかコメントが出てこなかったり、溜めにためて満を持してコメントしているつもりが場違いになっていたり。…というようなことにならないためには鈍感力しかないのでは?

「リアルで会って話せば相手の様子を見ながら苦笑いや、声の調子やおどけたり、うまく話題を運べる」(#159ベジタさん)のでしょうけれども、それがこのような文章だけの場ではままなりません。日本人の得意な空気読み力が機能しないどころか、むしろしばしばマイナスに機能してしまいます。


>1つ思うのは、みなさん現在進行形でやってる人ばかりなので、ジャッジや結論は要らないんじゃないですかね。

おっしゃるとおりです。びんさんに教えてあげてください。違っていてよいのです。それが非常識であってもかまわないのです。人それぞれに、自分にとっての「正しい意見」があってよいのですよ。


>年なんか気にしないで、帰ってきて農業やりませんか。

今、暇といってもそれなりに責任あるポジションで働いていますので、これを放置してしまうわけにいきません。

アメリカ人だったら、「今の事業を他人に売り渡して、自分の財産を十分作れたので引退します」みたいなやり方も納得できる人生なんでしょうけど、私はそんな気にはなれませんね。

ま、そんなことより、今の仕事だったらそう簡単には負けない自信がありますが、農業となるとそうはいきません(才能のある場所の違い)。負け戦が分かっている領域に入るのは競争する必要がなくなってからにしたいですね(笑)。

**


実は、違うトピックで皆さんにお聞きしたいのですけど…

http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/110000007185


>コストパフォーマンスの高さから人気を集めているのが北海道産米だ。

となっているのですけど、どういう理屈でそうなっているのか?

ここは閉めて、別トピでおねがいしたいと…

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