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音楽教育/音楽心理コミュのサウンドスケープ

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ちょっと、認知学から離れてしまいますが、この暑い夏にふさわしいかと思って、秋吉台洞窟のサウンドスケープの記事を紹介します。

サウンドスケープ/環境音楽は、日本で人気のようですね。私はカナダのアーティストへサウンドスケープを取り入れた音楽を作った時に知りました。環境音響を取り入れた、エレクトロニック音楽です。

カナダ人Murray Schaferが1960年代に始めた音響エコロジー。音楽家である彼が、環境音に関心を寄せ、世界に広めた新しい音への見方です。おおまかに、三種類が有ります。
以下はhttp://www.sfu.ca/sonic-studio/handbook参考

キーノートサウンド:自然の音(風、動物、人ごみ等)
サウンドシグナル:シグナル音(サイレン、ベル、警報機の音等)
サウンドマーク:ランドマークから来た言葉。コミュニティー/郷土/現地独特の音の事。

詳細はこちらで
http://www.sfu.ca/sonic-studio/handbook/index.html

NYCでのサウンドマークというと、地下鉄の音やらタクシーのクラクションやらジャズかな?
東京は、あの交差点やら電車のホールで流れる発着音楽かな?

asahiドットコムに、音紀行というシリーズが有り、今回は私のお気に入り秋吉台の鍾乳洞が紹介されていたので、ふとサウンドスケープの事を暢気に考えてました。中学の夏休み研究に、この鍾乳洞地層について書きました。でも、一番の魅力はあの音でしょうね。大きな洞窟の中の闇の世界で響く音。最高です。

この記事を読んで、私生活色々忙しい時に、ふと良い息抜きとなりました。皆様も秋吉台のサウンドスケープに耳を片寄せてみてください!涼しい風も肌に感じられますよ〜。

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http://www.asahi.com/travel/sound/TKY200606300166.html より

闇で味わう 地球の鼓動


秋吉台の鍾乳洞(山口県)

 滝のとどろきの向こうに、大きな口を開けて川の流れをはき出す洞穴。足を踏み入れると、水の圧倒的な響きが渦巻く、広大な空間があった。四方八方から押し寄せる音が、岩陰の隅々にまで充満する。まるで地球の体内に抱かれて、その鼓動に包まれていくようだ。
洞穴内は常に気温17度で、大量の地下水がわき出ている。夏は絶好の涼地として人気がある=山口県秋芳町の秋芳洞で

【交通】秋吉台へはJR新幹線・新山口駅が便利。秋芳洞は同駅からバスで約40分。車は中国道・美祢インターから約15分。


    ◇

 山口県の西部に広がる「秋吉台」は、石灰岩が雨水の浸食を受けてできた、特異な地形の台地をいう。地表には独特のくぼ地、そして地下には400を超える鍾乳洞がある。

 中でも最大規模を誇る秋芳洞(あきよしどう)。観光ルートになっている1キロほどを歩く。石灰成分の溶けた水が洞穴の天井から滴り、それが結晶化してできた様々な形の鍾乳石が、次から次へと姿を現す。

 やがて洞穴を流れる川から道がそれ、空間を覆い尽くしていた水流の響きが徐々に弱くなる。静けさが立ちこめ、そして気配が一変する。左右の岩から聞こえるかすかな水流や、パラパラと歌うような水滴の響きが、ひとつひとつ際だってくる。

 ただ、スピーカーから音声ガイドの声も聞こえてくる。どうにもいただけない。かつての探検家が体験したような「音」を味わってみたい。

    ◇

 秋芳洞から出て、別の所にある自然のままの洞穴に入った。懐中電灯を片手に、狭いすき間をくぐりながら下りていく。しばらく進んだところで電灯を消す。完全な暗闇の中で、岩の後ろから、深く響く水滴音が聞こえた。耳を澄ますと、その音はさらに深みと長さを増す。暗闇と静寂は、感性をとぎすましてくれる。
(06/30)

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