担当２年目、ＳＢ部員が調子に乗ってくる頃だ。
その頃、後輩ポサーダができて、早速先輩風吹かせていた。
そんなある日、象嵌（死語）が必要な西○自販の原稿(全５段）を
ちょっとＧＥＨＡな営業のＳ谷さんから受け取った。
Ｓ谷「ちょっと、修正があるんだけどいいかな」
ヤマ「何でしょう？」
Ｓ谷「グリルのエンブレムあるでしょ。１ミリくらいの」
ヤマ「あ、はい」
Ｓ谷「それね、今のモデルにないから消しておいて。ね」
ヤマ「了解です。任せといてください」
何も知らない若者は、黒の水性ボールペンを手に取り、
自らちょんちょんと上から塗って入稿したのだった。
掲載後、若者は掲載紙を見て仰天した。
なんと１センチ四方の真っ黒な点が！
グリルの修正点を中心に、ボンネットやバンパーまで
真っ黒にはみ出ているではないか！
あわてて数十冊の掲載紙を取り寄せたが、全て同じ。
若者は悩んだ。
そして、掲載紙スタンプと矢印スタンプを押して
何気なく社内便で送ってみた。
すると、Ｓ谷さんから、即内線電話が！！！！！
Ｓ谷「もしもし、Ｓ谷です」
ヤマ「ア、はい。。。スススス、すいません･･･（ゴクリ）」
Ｓ谷「届いたよ、掲載紙。ずいぶん早いね」
ヤマ「････ンガッグッグ・・・・」
Ｓ谷「ありがとう。じゃね！」（ガチャン）
ヤマ「うわぁ、セーーーーーーーーーーフ！！」
その後も、何の問題もなくクライアントへ渡ったようだった。
しかし、今やそのクライアントは消滅し、Ｓ谷氏も早期退職してしまった。
僕もまた、別の会社にいる。
それでも、あの真っ黒なグリルのクルマ。
たまに夢に出てくるのだ。。。巨大な黒点そのままに。。。
ってことで、勇気ある若者たち、時効ネタをよろしくです。
ＳＢ部の隠蔽ミス、すべて時効期間は１年であ〜る（？
その頃、後輩ポサーダができて、早速先輩風吹かせていた。
そんなある日、象嵌（死語）が必要な西○自販の原稿(全５段）を
ちょっとＧＥＨＡな営業のＳ谷さんから受け取った。
Ｓ谷「ちょっと、修正があるんだけどいいかな」
ヤマ「何でしょう？」
Ｓ谷「グリルのエンブレムあるでしょ。１ミリくらいの」
ヤマ「あ、はい」
Ｓ谷「それね、今のモデルにないから消しておいて。ね」
ヤマ「了解です。任せといてください」
何も知らない若者は、黒の水性ボールペンを手に取り、
自らちょんちょんと上から塗って入稿したのだった。
掲載後、若者は掲載紙を見て仰天した。
なんと１センチ四方の真っ黒な点が！
グリルの修正点を中心に、ボンネットやバンパーまで
真っ黒にはみ出ているではないか！
あわてて数十冊の掲載紙を取り寄せたが、全て同じ。
若者は悩んだ。
そして、掲載紙スタンプと矢印スタンプを押して
何気なく社内便で送ってみた。
すると、Ｓ谷さんから、即内線電話が！！！！！
Ｓ谷「もしもし、Ｓ谷です」
ヤマ「ア、はい。。。スススス、すいません･･･（ゴクリ）」
Ｓ谷「届いたよ、掲載紙。ずいぶん早いね」
ヤマ「････ンガッグッグ・・・・」
Ｓ谷「ありがとう。じゃね！」（ガチャン）
ヤマ「うわぁ、セーーーーーーーーーーフ！！」
その後も、何の問題もなくクライアントへ渡ったようだった。
しかし、今やそのクライアントは消滅し、Ｓ谷氏も早期退職してしまった。
僕もまた、別の会社にいる。
それでも、あの真っ黒なグリルのクルマ。
たまに夢に出てくるのだ。。。巨大な黒点そのままに。。。
ってことで、勇気ある若者たち、時効ネタをよろしくです。
ＳＢ部の隠蔽ミス、すべて時効期間は１年であ〜る（？
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コメント(5)
事なきを得てよかたですね。
我がごとのようにドキドキしてしまいました。
この場をお借りして、私のプチ隠蔽工作告白いたします。
〜ＳＢ部歴５年目（地方ＮＰ担当４年目）〜
ＳＢ部の水にもだいぶ慣れたある昼下がり。
銀座Ｍ屋デパートのセールで買い物を済ませ帰社すると、
私の席に発注した覚えのない原稿が届いていた。
「あれ？こんなのあったっけ？」
私は恐る恐るその原稿を手に取った。
クライアントはＦオート、媒体はＮタイムス、モノクロ半２段である。
Ｆオートといえば、営業はＳ水氏である。
私はデスクの両サイドに積まれた書類の山からある書類を探した。
それはそこにあっては欲しくないものだった。
そう、それはＦオート発注書。
Ｓ水氏は発注の際、必ず各担当に発注書を配布していたのだ。
ＳＢ部ＯＢのＳ水氏の仕事は細かいのだ。
「出てこないでくれ、出てこないでくれ･･･。」
私は心の中で念じつつ、書類の山を崩していった。
しかし、そんな願いもむなしくそれは出てきてしまった。
「やべ･･･。」
私の発注漏れが確定した瞬間だった。
「なんとかしなければ･･･。」
頭の中をいろんな言い訳がめぐっては消えてゆく。
そんな絶体絶命の私にとって、唯一の救いは中3日で原稿が
届いていたことだった。
どこまでもきめ細かいＳ水氏の仕事っぷりである。
「どうすっかな･･･。そうだ、まずはＮタイに電話しよう。」
私はＮタイに電話し、営業のＨ野氏を呼び出してもらった。
私：「あ、Ｈ野さんすいません。○○日の半２段って、場所取れますかね？」
Ｈ野：「え、何かあるんですか？」
私：「ええ、急なんですけど、Ｆオートが場所が取れればやるって言ってるんですよ･･･。」
Ｈ野：「ホントですか〜？じゃあ、場所何とかしますよ。全広でもいい？」
私：「ぜんぜん大丈夫です！ありがとうございます！」
Ｈ野：「じゃあ、発注書送っておいてもらえる？」
私：「はい！今すぐＦＡＸします！原稿も送っときます･･･！？」
というわけで私もセーーーフ！でした。
現役の皆さんは決してマネしないように。
我がごとのようにドキドキしてしまいました。
この場をお借りして、私のプチ隠蔽工作告白いたします。
〜ＳＢ部歴５年目（地方ＮＰ担当４年目）〜
ＳＢ部の水にもだいぶ慣れたある昼下がり。
銀座Ｍ屋デパートのセールで買い物を済ませ帰社すると、
私の席に発注した覚えのない原稿が届いていた。
「あれ？こんなのあったっけ？」
私は恐る恐るその原稿を手に取った。
クライアントはＦオート、媒体はＮタイムス、モノクロ半２段である。
Ｆオートといえば、営業はＳ水氏である。
私はデスクの両サイドに積まれた書類の山からある書類を探した。
それはそこにあっては欲しくないものだった。
そう、それはＦオート発注書。
Ｓ水氏は発注の際、必ず各担当に発注書を配布していたのだ。
ＳＢ部ＯＢのＳ水氏の仕事は細かいのだ。
「出てこないでくれ、出てこないでくれ･･･。」
私は心の中で念じつつ、書類の山を崩していった。
しかし、そんな願いもむなしくそれは出てきてしまった。
「やべ･･･。」
私の発注漏れが確定した瞬間だった。
「なんとかしなければ･･･。」
頭の中をいろんな言い訳がめぐっては消えてゆく。
そんな絶体絶命の私にとって、唯一の救いは中3日で原稿が
届いていたことだった。
どこまでもきめ細かいＳ水氏の仕事っぷりである。
「どうすっかな･･･。そうだ、まずはＮタイに電話しよう。」
私はＮタイに電話し、営業のＨ野氏を呼び出してもらった。
私：「あ、Ｈ野さんすいません。○○日の半２段って、場所取れますかね？」
Ｈ野：「え、何かあるんですか？」
私：「ええ、急なんですけど、Ｆオートが場所が取れればやるって言ってるんですよ･･･。」
Ｈ野：「ホントですか〜？じゃあ、場所何とかしますよ。全広でもいい？」
私：「ぜんぜん大丈夫です！ありがとうございます！」
Ｈ野：「じゃあ、発注書送っておいてもらえる？」
私：「はい！今すぐＦＡＸします！原稿も送っときます･･･！？」
というわけで私もセーーーフ！でした。
現役の皆さんは決してマネしないように。
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