カナダ最東の地、ニューファンドランドのセント・ジョンズの港で自らの義足を海水に浸し彼の『Marathon of Hope』が始まった。 途中何度も体調を崩し(癌は身体の他の場所に既に転移していた)、中断を繰り返しながら走り続けたが、終に道半ばでこの世を去る。 しかし彼の志は多くの人々に受け継がれ、毎年世界中で行われる『Terry Fox Run』で集められたお金は癌撲滅の為の研究費などに当てられる。
写真でわかる通り、テリーは右足が義足です。
テリーがサンダーベイでリタイアし死亡した後、骨肉腫で左足を失ったスティーブ・フォンヨーという青年が名乗り出て、“Journey of life”というチャリティーマラソンを始めました。「テリーの二番煎じ」という非難を受けましたが、国道1号線を走破し終点にあたるビクトリアの海に義足(左足)を浸したのは、カナダに住む人にとっていまだ記憶に新しいところです。