折りたたみ！ちゃりんこ旅行コミュの管理人の旅日記

最近忙しくて
旅に出れねえ！！
このコミュ開店休業みたいだし
ということで
走ったルートとか関係なしに
旅の思い出を管理人自身がただ語るという

日記、こぴぺ
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コメント(9)

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今から５年ぐらい前の話「トンボと拍手」

日本は良い国ですね
自転車で日本中を走り回って
色んな人に会い話しを聞き景色をみてますが
本当に日本て奥深い、住んでる人も
平和好きで面白い国だといつも実感してます

俺の旅の中でおもしろい話を
それは５月の連休、鳥取から城崎経由
で姫路まで帰るという自転車旅行をするため兵庫県の城崎駅から鳥取行きの電車に折りたたみ自転車乗せて出発して
しばらくした時のできごとでした

ちなみにこの路線は、あまるべ鉄橋という
空に届きそうな鉄橋の上を走ったりする面白い。
電車がワンマンで二両しか無いローカル路線です

一番前車両一番前の席に座って「あまるべ鉄橋」を
「まるで銀河鉄道みたいだ」と楽しんでた
数分後のこと。
後ろの席に座ってた
母親と男の子２人の親子が騒ぎ出しました
なにか大変なことが起きたのだろうか？と思って
親子の席まで行って「どうしたのですか？」と聞くと
「トンボが電車の窓を開けたとたん、窓と窓の
間に入りこんでしまって、このままでは窓を閉めたら
トンボが死んでしまうんです」
ということで、親子ともども、なんとか取ろうとしてるが
取れないので大騒ぎしてる
そこで俺が自転車旅行用にいつもたくさん持って
歩いてる工具を取り出し「ちょっとやってみていい？」
と聞いて了解を得たので、
やってみたのですが・・・少し時間がかかったが
なんとかトンボを無事取り出しことに成功！

そしてすぐに外に逃がしてあげました
そのとたん
電車に居た人全員が拍手～
そして、その親子にも「ものすごく御礼を言われました」
トンボを助けただけなのに・・・
なんかミュージカルか何か見てるようでした（笑い）
その後
降りるときにも、乗客みんなから礼を言われて
この国はなんて良い国だ～
ローカル線ていいなあ～と思いました
こんな光景を見ることが出来るから
旅はやめられないんっす
八百万の神が宿るこの国を
これからも走るつもりです

この話いい話すぎて
主人公俺だし（苦笑）
こっぱずかしくて話しぬくい話ですが
好きな話です。

[2] mixiユーザー 03月14日 19:56

これも５年ぐらい前の話で「日記のこぴぺ」
「奈良の迷子」

ほとんどの週末５０～３０ｋｍぐらいの距離を走ってます無論自転車で
時は去年の２月下旬。
その日は（電車で王寺））奈良王寺から京都に出て電車で帰るつもりで走り出したのですが
出発が遅れて昼過ぎに王寺着き、色々な中古屋をめぐりながら走ってたら「みぞれ」が降り出し・・・雨宿りなんてことを繰り返してたら夕方に・・・（苦笑）
あげくに道に迷い。結局平城山駅の近くに迷い出た時には５時半すぎてました。

「弱ったな～今日はココで終りにして。日本橋に行って友達といつものように遊ぶか・・・」
「本当なら夕方には京都に着いてるのになあ・・やはり朝早く
出た方が良かったかなあ・・また今度チャレンジし直しだな」
など思いつつ国道２４号を平城山駅に向かってたのです

そうして自転車こいでると、目の前を６、７歳ぐらいの女の子
が一人で泣きながら歩いてくる・・・
「どうしたの？」と聞くと
「お父さんたちに置いて行かれた」
「向こうの方（京都方面）に歩いてたんだけど・・なんか違うから（見覚えがないから）こっちのほう（奈良方面への２４号）は来たことあるから」とのこと
「近くなの？」と聞くと「遠くない」というので
送り届けようと暗い路をランタンで照らし
一緒に歩いてたんです。
いちおう、この子の両親に電話しようと「電話番号覚えてる？」
と聞いたのですが・・・番号が頭のところしかわからない
住所聞いても・・・地方出身の俺にはそこがどこかわからない
それで詳しく話しを聞くと・・・
「置いて行かれたのは車で２０分ぐらいの距離」
「自転車で１時間以上かけてお父さんとここに来たことがある」
ことが判明。

こりゃ大変だと思い・・１１０番して警察に連絡
パトカーをよこしてもらえる事になって
見晴らしのいいところまで歩いてると・・
（２４号は車道から段差があって歩道が見えないところ多い）
パトカーが走ってたのでランタンの光をパトカーの運転席に向けてに当てると、パトカーが急停止し警察官の人たちが来られ話を聞くと、この女の子を探してたそうで
（連絡したパトカーと違う）お父さんも奈良警察で待ってるということでした。

警察官の人が
「あなたも来て欲しいのですが・・・自転車どうしようかなあ」
というので「あっコレですか？折りたためますよ」とバッグ出して
すぐ折りたたみバッグの中に入れると
警察官の人たちが凄く驚き・・・
自転車入れると全員乗れないので、
来なくていいと言ったパトカーを（最初呼んだパトカー）を
自転車のために呼んでくれて２台で奈良警察まで行きました。

行くと、その女の子のお父さんは物凄く恐縮してて
「本当にすいません」「この御礼は改めて」（別にいいですよと言ったのですが）
と、なんども俺だけじゃなく色んな人に
頭を下げてました。

結局・・・
その少女を叱る時。「ここから家まで帰れ」と脅したつもりが
少女は「置いてかれた」と本気で思い。目を離した間に居なくなった
と言うことらしい

その女の子のお父さん・・・だいぶ警察の人に説教されたみたいで
最後まで恐縮しっぱなしで帰ってい行かれました
女の子の方は警察官に最初だいぶ緊張してたのですがお父さんに合えて緊張が解け。最後はお父さんに抱きかかえられながら笑顔で
手を振って別れました。

俺のほうは奈良警察の居た人全員に「ありがとう」と頭を下げられ
こそばがゆいやら・・なんというか・・な状態で
警察官の人と自転車旅行の話をしたり最後は奈良駅までパトカー
で送ってもらい、そこでも頭下げられ・・・
日ごろ自転車で走ってる時には職務質問され根掘り葉掘り聞かれる
だけなのに・・本当に貴重な体験でした

パトカーの中で警察官の人が
「最近、幼児をねらった犯罪が多発してて交通量の多い
暗いところだし交通事故の可能性もあった、本当にありがとう」
と言ってくれ
「そう考えると確かにそうだな」と思い
「無事でお父さんに合わすことが出来て本当によかったなあ」と思い、妙に嬉しかった日でした

その後奈良県警の偉い人から電話があり
自転車旅行の話をえんえんと１時間ぐらいしたのを
憶えてます・・・本当は御礼の電話だったのに（笑い）

さらにその後
その女の子のお父さんから
高そうなお菓子と、御礼の手紙いただきました

今でも奈良を走るたび思い出す
１年と少し前の話です

[3] mixiユーザー 03月14日 20:36

いろいろなところを走っていると、一杯出会いがあり、時としては人生に触れることもありますよね！
やっぱり、輪行っていいですね！

[4] mixiユーザー 04月12日 18:28

気に入ってくれてうれしいです
そんなわけで、また輪行中の話し

「旅人と登山者、記録でもなく記憶でもなく心に残る旅」

正直言って、俺は登山家って嫌いです
どっちかというと記録がメインになってしまう
だれもが５大陸最高峰制覇とか
ばかりに気がいってしまう。
まあ「アスリート」なので仕方が無いのですがね
スポーツですから

九州を旅行してたときの話
正確には正月、由布院まで走って大分経由で福岡
まで電車で戻り夜行列車で帰る途中。
宇佐あたりで、一人のおじさんが乗って来て
「自転車旅行ですか？」と聞いてきた
まあ・・・自転車のせてますしｗ
「はい」と答えると
「日本一周ですか？」と聞かれた
「まあ・・日本一周というか、気になったところを走ってるだけで」
「気がついたら日本一周が夢ですね」
「別にいつ一周になってもいいんです、そして
一周できなくてもいいんですよ。記録とか気にしないんで」

というと「すごいね」と感激してくれた
「実は僕、登山をしていて。海外の山も登るんですよ」
「キリマンジャロとか、少し前に登ったんです」

俺は「じゃあ　目指せエベレストですか？」と聞くと
「う～～ん・・・まあねえ」と少し考えて
「日本一周を気にせずしようという人だから話しますが」
「エベレストは登らないと思います」と言った。

さらに「お金がかかりますもんねえ」と俺が言うと
「お金じゃなくて・・・なにから話そうかなあ」
・・・簡単に言うと。あまり登山家って好きになれないんです」

「なんか登山家って冒険家と一緒で、なんでも
記録、記録って感じで」
「記録じゃないだろ！といいたくなるんです」
「それで一緒に登った人を山で亡くしては」
「仕方が無いときがある」と言うし」
「誰かを亡くした時点で登山なんて終わりでしょ」
「僕なら一生、登山なんかしない」
「だいたい山に死体をそのまま放置で」
「これは仕方が無いってのは、おかしい」
「山に申し訳ないと思わないんだろうか？」
自分が登りたい記録をうちたてたいばっかりで」
「命をかけてるので「生きてる実感がある」
ってもっと自分本位の見方をやめて、もっと周りを見てほしい」
と・・・日ごろ思ってて」
「誰かをまきこみたくないのでいつも、だいたい一人で登ってるのです」
「そして必ず生きて帰ってくることを目標にしてて」
「頂上の景色を見たいために登るけど、記録で頂上を目指さないんです」
ので　危ないと思ったらやめにするし」
「人が登ることで環境が悪くなるのなら、登りません最初から」

と興奮気味に語ってくれた。
俺も同じ意見だったので
それから話しの花が咲きまくりｗ
以下後半へ

[5] mixiユーザー 04月12日 18:30

「旅人と登山者、記録でもなく記憶でもなく心に残る旅」
後半です。

「登山家にしては　めずらしいですね」と言うと
「登山家と言うより登山者かな？」と言うので
「俺も自転車旅行者と言うより旅人です」と言いい

「高い山だろうが低い山だろうがおんなじ山だろうが」
海外だろうが低い日本の山だろうが、感動はある」
日本の山のほうが好きなルートで登れて楽しい」

「じゃあ一番好きな山は？」
と聞くと
「決められないけど・・冬の富士山かな？」
「許可取るのに大変で一人で登れないけどね・・」
「誰一人居ない富士山に、ここが日本か？
と思わせる人を寄せ付けなさがある」
でも、物凄い絶景　言葉で言い表せられない
真っ白だけどそれだけじゃない面白さがある」
とその当時冬の富士山のことを知らなかったのですが
富士山と言う一般的な言葉を聞き
「びっくりして冬の富士山はそんなに危険なのか？」
と思ったのを覚えてます

「それで、どうして九州へ？」と聞くと
「登山してると同じルートばかりで」
「楽しくなくは無いのだが面白みが無いなあと思うときがある」
で、あても無く自分がどこに行きたいのか自分に聞きながら
旅をするのが楽しい」
ので、気分転換によく行き先を決めないで旅をしてるんです」
「主に日本をね、日本はここは行ってはダメってところが
ほとんどない国で。じつは素晴らしい国なんですよ」
「この道の先になにがあるのかが行って確かめることが出来るんです」
というので
ここでも同じ意見で盛り上がり
俺が「実は同じ景色ってのは無く、その時その場所は１度きりで」
「どこまで見に行っても見つくせるってことはないと思ってる」
「ありふれた景色はありふれてなんかいないんですよ」
旅でも
「同じ場所に来たと思っても「何で来たか」によって感じ方がちがうし
季節、時代、会う人、歴史を知るそれだけでも景色の見え方が違う」
と言うと
「そうなんだよねえ　それが登山家の連中にもわかればさあ」
「記録だの生きてる実感などで山に登らなくなるのにねえ」
「汚したり、環境のことやそこの住民や国のことも考えなしだもんなあ」
・・・よほど他の登山家で嫌な思いしたんだろうなあ
と思いつつ旅の話しで盛り上がり褒めまくられました
「あなたの旅は凄い！！」
「だれも褒めなくても僕は褒める、そこらへんの
５大陸制覇だのいうやれエベレストだという人間よりよっぽど凄い！！」
と力説！
その人の言うには普段、ここまで熱く語らないそうだ
ここまで話しをわかってくれる人は
登山家ではあまりいないらしい
だから感激したそうだ。
だから普段
「めざせエベレストですか？」と聞かれても
「そうですね、頑張ります」と答えるらしいｗ
「俺も日本一周ですか？」と聞かれてまあそんな感じですと
適当に答えることも多いですよ」
と言い笑い合いました。

それからも話は続き・・・
まあ「登山家は記録をねらうアスリートみたいなものですからね」
と言うと「そうなんだよ」
「スポーツみたいなものなのに旅人みたいに語るって中途半端なんだよ」
「どっちつかずで」とまた熱く語るｗ
そんなわけで乗換えで別れるときも
本当に合えてよかったと感激しながら降りて行かれました
ちなみにエベレストを登らないのは
一人で登れないかららしい
環境問題やら神の山に登るという住民とのいざこざ
なんかもあるみたいだったが
この時、聞かれた日本で一番好きな景色は？は
今なら「角島大橋」と言えるのですがねえ

なにはともあれ
俺もこの人と同意見だったりします
異論はあるでしょうがねえ

[6] mixiユーザー 05月06日 00:35

大きく言うと
旅はちょっと変わった人達と出会いと
推理のパラダイスである。
なんてのも言えるかも（笑い）

つうことで今回は自転車でもなく電車ならぬバスの話

それはある所でバスに乗ったとき
実は和歌山市で当時住んでなかったので
俺にとっては小さな旅行でした
ちょうど後ろの席に座った２０代の青年２人の会話が聞こえてきた
聞き耳を立てて話を頭の中で組み立てると
こんな感じです
大学生の友達（女の子男の子数名）で夜、カラオケすることになった
その中に俺の後ろの席に座った２人の青年のうちの一人の好きな女の子
がいて、初めてカラオケコンパ？に呼んだらしい
その女の子は普段物静かで大人しいのだが
そのとき出されたコップ１杯のビールに悪酔いして
食べたものをもどしながら、大暴れしたらしい
その時点でコンパは中止し、その女の子が好きな青年は
コンパ？のみんなに謝り、皆を帰し
女の子の「もどしたもの」を一人片付け
女の子をかいほうして、カラオケ店に謝りクリーニング代はらって
タクシーで彼女の家まで送り届けたらしい
以上あらすじ（笑い）

もう一人の青年が「さすがに冷めただろっ」「大変だったもんな～」「付き合う前でよかったな」
と言うと
その女の子を好きな青年は
「え～なんのこと？」と言い、実に楽しそうに
「彼女かいほうして、口の周りふいてあげてる時、思わずキスしてしまってな～」
「いや～甘酸っぱいじゃなく単にスッパかったんだけどな～（笑い）」
「それから彼女の親に怒られると思ったんだけど、けっこう感謝されて」
「それから・・・・実は彼女と付き合うことになってん」
とノロケまくり・・
それを聞いたもう一人の青年は
「大変だったんだろ？」「普通幻滅せーへんか？」「俺ならその時点でダメだけど」
と驚いて、質問攻めにするが・・
「確かに大変だったけど」「俺の知らない彼女を知れて嬉しかったし」
「そういう意味でも、けっこう楽しかった」と彼女が好きな青年は答えた
それからも二人で言い合ってたが結局
「お前変わってるなあ～」と言って一人の青年が言って
「そうか？そんな気はしないけど？」と彼女を好きな青年が答えて
永延とつづく「ノロケ」話にもう一人の青年は呆れながら2人でバスを降りていきました

この話をバスで聞いて、耳はダンボ（笑い）で
頭の中でドラマ風にしながら聞いてまして
だいぶ前の話なんですが鮮明に覚えてます
日常で身近なバスとかに乗るのも小さな旅行だとおもっています
実は旅先でつらい事も会うのですが
過ぎればみんな楽しいと思わせてくれる
身近でも、こんな話に出会える
旅は本当にいいですねｗ

[9] mixiユーザー 08月15日 22:42

「日本もすてたもんじゃない」

今年の北海道の自転車旅行の帰り
７月３０日夜１１時ぐらい
東京を越え、
大船駅で電車を待ってるとき
「ああああああ落ちたああ」
の声を聞き
俺が、走ってかけつけたときには
もう、２人ほど線路に降りて
中年のおじさんを
助けようとしてました
他の人は非常停止ボタン押したり
駅員さんに言いに行ったり
とにかくみんな早かった
スグ駆けつけたのに
俺は、手を貸し、おじさんをホームへ引っ張り上げただけでした
なんか都会なのに
人って捨てたもんじゃないなあと本当に思いました
ニュースにすらなりませんでしたがね

で、誰が助けたのか？
駅員さんに聞かれたとき
自分たちも色々したのに
助けようとした人全員が
最初に飛び降りた
青年を「このひとです」
といったのもすがすがしかった
青年は「えっみんなも…」とうろたえながらも
事情を話してました

で、俺も助けた人たちも
知り合いのように
「まさか目の前でニュースになってたような
ことが起きるとは」と語り合い
あとは青年に任せて
おのうのの電車に乗って
去っていったのでした

ほんと捨てたもんじゃないねえ

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