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魚類二重染色透明骨格標本コミュの軟骨染色(青)がうまくいきません

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こんにちは。
透明骨格標本作製過程で何回やっても軟骨がうまく染まりません。
作製法はネットや本に書いてある通りやっているはずなんですが・・・
アドバイスを頂けるとありがたいです。
よろしくおねがいします

コメント(5)

軟骨の染色がうまく染まらないというとどんな状況ですか? 全然染まらないのですか? 染まりすぎてしまうのですか?

軟骨の染色に関しては、魚種、成長の度合い・サイズ、身の厚み、用いる酸の種類や濃度・ひいてはpHが2.5以下に維持されていたか(染色液を使い回しすぎてpHが2.5以上に上がって共染色が生じていないか)、アルシアンブルー(ないしはトルイジン)の濃度、魚のサイズに対する染色液の量、温度、長期間ホルマリンで固定していたかのか、ホルマリンが十分抜けているか、軟骨染色の前の工程で皮をはいでいたか、ウロコは残していたか(ウロコや皮の有無は染色時間を左右しますので)、遠位担鰭骨等のヒレの根元の軟骨がきちんと染まったことを確認できるまで時間をかけて染色液に浸けたか、逆に不必要に長時間染色しすぎていないか…などの様々な条件が絡んでいるので、ネットや本のプロトコル通りに処理を行なったとしても必ずしもうまくゆくとは限らないかもしれません。
鮮度の悪い材料、例えばスーパーで購入した小魚や、死後しばらく放置したものなどは適しません。また、ホルマリンで長期間保存した標本や保存状態の悪い標本も、染まりません。魚種によっては、アルシアンブルーでは染まらないタイプの軟骨をもつものもあるようです。
具体的な情報(魚種・体長)、失敗した標本やアルシアンブルーの濃さがわかる写真などがあるとアドバイスしやすいですね。
短髪教授様
→魚種によっては、アルシアンブルーでは染まらないタイプの軟骨をもつものもあるようです。
これはどういう意味ですか?プロテオグリカン類が少なくて、染まらないという事でしょうか?すいません、気なになったもので。アルシアンブルー等で染まらないものが、軟骨って言って良いのでしょうか?
お教えいただけると、幸いです。お願いいたします。
おーさん/まっちゃん様

具体的にどの魚種の軟骨がアルシアンブルーで染まらないかは、申し上げられません。もっともそれを魚といってよいかは難しいところです。。。

染色の機序は、専門外なのでよくわかりません。

アルシアンブルーで染まるもの=軟骨、アリザリンレッドで染まるもの=骨とは、厳密には言えないという論文をかつて読んだ気がします。
Ontogeny and systematics of Fishesという本の中の論文だったと思います。

軟骨性硬骨の発生過程を追ってシリーズで標本を作ると、どちらにも染まりにくい時期があるのは、ご存知だと思います。

私は、現在では二重染色の赤(=骨)と青(=軟骨)は目安程度として考えています。
あまり参考になりそうもありませんが、とりあえず。

短髪教授様

ご返答ありがとうございました。軟骨性骨化のついて興味があるもので、つい聞いてしまいました。硬骨魚類の椎骨は軟骨を経ないで骨化するという事が、知られていますが、本当にそうなのか常に疑問を持っていて、少し基礎研究をしています。上記の教科書も参考にしてみます。
本当にありがとうございました。

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