俳句羅針盤　しゅうげんの乱コミュの７月２４日～

第一句集が出ました
http://furansudo.ocnk.net/product/2012

苦労なさって作った俳句や俳句一歩手前の句、
ぜんぜん俳句になっていないなあと思う句
ふと口ずさんだ言葉を紡いだものだど
ご披露ください｡

「オーダー♪」があればしゅうげんがアドバイスもどきを
お示しいたします。
　　　
アドバイスもどき時間
　　　OPEN　気ままなとき。CLOSED　気ままなとき。
作品受付　２４時間
　　　お返事が遅くなることもあります。
　　　
句集『子雀』　こすずめ・より自選１０句

亀鳴くやいずれ気体となる私

さくら葉ざくら救援物資受付所

万緑やいつも誰かに呼ばれいる

美しき目玉焼なり梅雨晴間

塩竈の竈のあたりで鮨を食う

月はいまブラジルあたり草を刈る

一輪車これから虹を見に行こう

夏座敷風の太郎が生まれたり

レノン忌のレノンになれない雀かな

みほとけの裳裾のように時雨かな

コメント(11)

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[1] mixiユーザー 10月20日 09:01

どんぐりの空より落ちる音の道

オーダー♪お願いします。

[2] mixiユーザー 10月21日 16:43

♪ちぃちゃんさん

主眼をどこにおくかですね。
落ちる音なのか、落ちうる道なのか。

私は音の方がいいと思います。道だと音の道と説明しただけになる気がします。
音で終わった方が、読み手にいろいろ連想させることが出来るのでｈないでしょうか。

そこで落ちる音を強調したいと思います。
どんな音かを説明するより、どこから落ちるのかで音を強調したい。

そういう風に考えれば

　どんぐりの青き空より落ちる音

でかなり大きな音がしたんだと伝えたいと思います。
如何でしょうか。

でもお久しぶりですね。
お元気でしたか。
一病息災、二病息災で私はいってます。(^^)

[3] mixiユーザー 10月22日 06:09

本当にお久しぶりでした。おかげさまで元気にしておりました。毎日いろんなことがありますが俳句に出会ってよかったと最近思っています。
ありがとうございます。

[4] mixiユーザー 10月23日 17:51

しゅうげんさん。ここのところ日記の代わりに1日17文字記すことにしたら（俳句と言えるほど文学的ではない）同じような日々も心模様は毎日こんなにも違うんだと思うようになりました。毎日単調なようで人はそんなに単調に生きられないと改めて思ったりして。長年しゅうげんさんにお世話になってなんかとても感謝していたりするんです。
独り言です。

[5] mixiユーザー 11月09日 17:01

大根の七難隠す乳白色

オーダー♪お願いします。

[6] mixiユーザー 11月10日 08:38

♪ちぃちゃんさん

まず第一印象だけ。

七難を具体化して乳白色を大げさに真珠色とか純白とか美しいものにするといいのかなあ。(^^)v
詳しくはまた。

[7] mixiユーザー 11月12日 09:15

♪ちぃちゃんさん

七難が難しいんだと思います。
具体的に考えていくと
曲がっているとか虫食いだとかの意味かと思いますが、
それならば、「七癖」の方が馴染みます。

　大根の七癖隠す真珠色　＊乳の色　にすると母性の強さも含まれるのかなあと思いました。

七癖が否定の意味を含むので、下五は大げさに
貴重な意味を持たせ真珠色にしました。

以前お話ししたことと変わってしまうかもしれませんが、
長く高野ムツオの下で勉強しているうちに気づいたことがあります。

一つは比喩の使い方。
そこに至るまであくまで、事実事実を積み上げていき
（この場合、虫食いや曲がった形など）
事実では表現しきれない時、相応しい季語を最後に登場させる。

或いは最初からこの比喩しかないと思う時に比喩を使うということ。

ひとつの言葉の適応性を最後まで探究すること。
これは上手く説明できませんが。(^^)

[8] mixiユーザー 11月13日 06:44

ありがとうございます。
今年は大根がよくできました。大根は今年で3年目になりますが、今年が一番の出来ではないでしょうか。泥から掘り出したときはどろどろでも洗うと本当にきれいになるものです。
育てているとそれはさまざまなことがありますがその白さには圧倒される思います。
いつも丁寧に見てくださってありがとうございます。
うまくわからないですがまたひねるときに上記のことを一拍置いて考えて見ます。

[9] mixiユーザー 11月13日 08:02

誤　事実では表現しきれない時、相応しい季語を最後に登場させる。

正　相応しい比喩　

[10] mixiユーザー 03月10日 08:58

　見送りが長めになりし春の風

オーダー♪お願いします。

[11] mixiユーザー 03月13日 19:24

♪ちいちゃんさん

ご無沙汰です。時がすぎるのはなんと早いことでしょう。

御句ですが、まずあまりにもストレート。
なぜ見送りが長めになるのかを物に託したり
ちょっとひねりを入れたくなります。
また春の風があっているかどうか。

この見送りが何の見送りなのか。
卒業生の最後の登校でしょうか?
大事な人との人との最後の別れ?友達との別れ？
またどれくらいの長さ?

見送りが長くなって改めて分かったことは?
まつ毛が内外事に気が付いた、ホクロがあることに気が付いた、
背が高かった。紅いセーターを着ていた、
手を千切れんばかりにふり続けた、などなど。

春の風よりは日の傾きなどの時間経過が解るものの方がいいか。
まったく別なものがいいか。

逆の立場なら、つまり見送られる方なら?

私にとっての長くなる見送りなら
　
　父に似の子と呼ばれおり春の葬
　春雷の音だけ響く別れかな
　振り返るたび手を振るや春の別れ

　十年の時を語りて春の別れ　

こんなところから始めましょうか。(^^)v
新しいトッピクスの頁に移しますね。

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