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「花」の物語コミュの「コスモス」の物語

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和名は秋桜。
花言葉は、「乙女のまごころ・調和・野生美・少女の愛情」など。

コメント(3)

■湯本香樹実『夏の庭』新潮文庫

人間の死とはどういうものなのか。それを知るために、町外れに暮らす老人を僕たちは観察しはじめた。もちろん、老人の「死」を見たいがためだ。あるきっかけから、しだいに老人と僕らは打ち解け、夏の長い休みの大部分を一緒に過ごすようになる。
しかし、別れの日はやはりやって来て……。
子どもたちの抱える悩みや、子どもから見た大人の世界の矛盾もていねいに書かれた物語。

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おじいさんの庭の草取りを終えた僕らは、そこにコスモスを植えます。庭いっぱいに咲いた秋の花を、彼らはどういった気持ちで眺めたのでしょう……。
■今西祐行「一つの花」岩崎書店

戦争中、ゆみこのはっきり覚えた最初の言葉は、「一つだけ、ちょうだい」だった。食べるものも制限されていた時代、ゆみこは、ご飯のときや、おやつのときに、もっと、もっと、と言ってほしがり、お母さんが「一つだけよ」と言って自分の分から分けてくれるのだ。

とうとう、ゆみこのお父さんも戦争に行かなければいけない日がやってきて……。

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学校教科書にも載っていた有名なお話です。
「一つの花」がコスモスだったのはすっかり忘れていましたけれど。
■こうの史代「コスモス日和」(『街角花だより』収録)双葉社

有馬通商不動産課に所属する凛は、今日中の現金回収が不可能の場合、家賃が未納になっている花屋の店長から「アレ」を取り立ててこいと命令されていた。
「アレ」とは古ぼけた鉢に植えられたコスモスである。

しばらく待ってください、頑張りますのでと店長は言い、待っている間退屈していた凛はいつの間にか店の手伝いをしてしまう。

それでも、自分の業務時間が終わる頃、そのコスモスを持って帰ろうとした凛だが……。

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花屋を舞台にした連作短編集です。

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