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「花」の物語コミュの「竜胆(りんどう)」の物語

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■宮沢賢治『銀河鉄道の夜』新潮文庫

「ああ、りんどうの花が咲いている。もうすっかり秋だねえ。」
カムパネルラが、窓の外を指さして言いました。

線路のへりになったみじかい芝草の中に、月長石ででも
刻まれたような、すばらしい紫のりんどうの花が咲いて
いました。

「ぼく、飛び下りて、あいつをとって、また飛び乗ってみせようか。」

ジョバンニは胸をおどらせて言いました。

「もうだめだ。あんなにうしろへ行ってしまったから。」

カムパネルラが、そう言ってしまうかしまわないうち、
次のりんどうの花が、いっぱいに光って過ぎて行きました。
と思ったら、もう次から次から、たくさんのきいろな底を
もったりんどうの花のコップが、湧くように、雨のように、
眼の前を通り、三角標の列は、けむるように燃えるように、
いよいよ光って立ったのです。

+ + +

デジタルファインアーティストのKAGAYAさんの作品に竜胆の作品があるのであわせて見るとより楽しめます。

コメント(1)

■くらもちふさこ「天然コケッコー」集英社文庫

…なんての?これ…

知らん。

似合わ〜ん

んだよ

りんどうじゃね。

+ + +

竜胆は日本の秋を代表する花です。

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