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「花」の物語コミュの「チューリップ」の物語

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ユリ科チューリップ属。
花ことばは、博愛・思いやり・愛の告白(赤)・望みなき恋(黄)・失恋(白)・不滅の愛(紫)・美しい瞳(緑)など。

コメント(6)

■アンデルセン「おやゆび姫」

むかし、かわいいこどもをどうしても欲しい女の人がいた。女の人は魔法使いのおばあさんのところへ相談に行き、銀貨十二枚と引き換えに大麦の種をもらう。
女の人が蒔いた種からは、チューリップのような植物が生えてくるが、花を咲かせない。しかし、何度もキスをすると、赤い花が咲き、花の中に親指の半分しかない小さな女の子が座っていた……。

+ + +

おやゆび姫はチューリップの中からうまれます。
よく知られた童話です。
■「摩利と新吾」白水社文庫

あ これ

わ わたしにくださるのですか? きれいな欝金香

ありがとう 織笛さん わたし お花をいただくなんてはじめてで

+ + +

欝金香はチューリップのことです。一番初めにもらった花はなんだったかなぁとふと考えました。
■小川洋子「ドミトリイ」(『妊娠カレンダー』収録)文藝春秋

歳の離れたいとこからの電話をきっかけに、わたしは昔お世話になった学生寮と連絡をとることになった。いとこはお金に困っていて、安いところを探していたのだ。

学生寮に電話をしたわたしは、昔と同じように喋る、寮の経営者兼管理人の「先生」と話をする。いとこの入寮については大丈夫そうだったが、先生は寮について何か説明しづらい事情を抱えているようで……。

「花壇には薄紫色のチューリップが咲いていた。見るたびに違う色のチューリップが、一列ずつ順番に咲いているのだった。……」(p.128)

+ + +

何気なく書かれている描写が、だんだん奇妙なできごとへとつながっていきます。
■花郁悠紀子「チューリップ・カーニバル」(『アナスタシアとおとなり』収録)秋田書店

母親に過保護に育てられたエディーの住むところにも、チューリップ・カーニバルがやってきた。
行ってみたいと思うエディーだが、母親を心配させたくないので言い出せない。

ところが、ある日不思議な風が吹き、気がつくとエディーはチューリップ・カーニバルが行われている遊園地に立っていて……。

+ + +

不思議な魔法の物語です。
■トーベ・ヤンソン『小さなトロールと大きな洪水』講談社

いなくなったパパを探してムーミントロールは、ママと旅を続けていた。
もうすぐ冬、ムーミントロールたちは寒さに弱いので、家も探さなければいけない。
森の中の暗やみを明るくするために、ムーミントロールのままは大きな花のランプを摘む。
そこで、小さな生き物と出会い……。

+ + +

ムーミンのお家がどうやってできたのかの物語でもあります。
■新井素子「あ・ら・かると三品」(『ブラックキャット 1』収録
)コバルト文庫

彼に一時間も待たされたあたしは、冬の最中に咲いているチューリップが妙なことに気がついた。どうやら移動しているようなのだ。
こっそりとチューリップを追いかけたあたしを待っていたのは……?


「一面のチューリップ。一面の褪せた紅。ビルの谷間のチューリップの群生。あたし、息をのむ。……」(p.174)

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